データ・年表

2009年7月10日 (金)

首脳会議核軍縮声明と年表

 08年7月9日、イタリアのラクイラで開かれた拡大G8サミット(G8、EU、中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカ)は、共同宣言を採択した。その核軍縮に関連する部分と、核軍縮関係の年表を以下に採録し、カテゴリ「データ・資料」の一環に加える(太字は管理人、末尾に解説を記載)。

核不拡散要旨(毎日新聞による)
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 ■総論・大量破壊兵器とその運搬手段の拡散が世界的な課題で、国際安全保障への重大な脅威であり続けていることを認識。核拡散防止条約(NPT)、化学兵器禁止条約(CWC)などに未加盟のすべての国に対し、遅滞なく条約に加入するよう求める。

 ■NPT・NPT体制が2010年運用検討会議により強化されるようともに取り組む。

 ■CTBT・核実験全面禁止条約(CTBT)早期発効及び普遍化に向けた努力を強化する。

 ■核軍縮・核兵器のない世界に向けた状況を作ることを約束する。
・戦略核弾頭数を削減するとした7月6日の米露首脳の合意を歓迎する。

 ■FMCT・兵器用核分裂性物質生産禁止条約(FMCT、カットオフ条約)の交渉早期開始を強く支持する。

 ■北朝鮮・5月の核実験や4月の弾道ミサイル発射を最も強い表現で非難。6カ国協議への早期復帰を含め、対話と協力を要請。すべての核兵器及び既存の核計画の放棄を含め、05年9月19日の共同声明の完全実施の重要性を強調する。
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核兵器関連年表(---内は川崎哲『核拡散』による)
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1945.7 米国がアラモゴルドにて世界最初の核実験
   8 広島・長崎に原爆投下
 49.8 ソ連が最初の核実験
 52.10 英国が最初の核実験
   11 米国が最初の水爆実験
 53.8 ソ連が最初の水爆実験
 54.3 米国がビキニ環礁で水爆実験(第五福竜丸が被爆)
 60.2 フランスが最初の核実験
 62.10 キューバ危機
 63.8 部分的核実験禁止条約(PTBT)採択
 64.10 中国が最初の核実験
 67.2 ラテンアメリカ非核地帯条約署名
 68.7 核拡散防止条約(NPT)署名
 72.5 米ソ、第一次戦略兵器制限条約(SALTⅠ)署名
     弾道ミサイル制限条約(ABM条約)署名
 74.5 インドが地下核実験
 79.6 米ソ、SALTⅡ署名
 85.8 南太平洋非核地帯条約署名
 87.12 米ソ、中距離核戦力(INF)全廃条約署名
 89.12 米ソ首脳会議(マルタ)で冷戦終結宣言
 91.1 湾岸戦争
   7 米ソ、第一次戦略兵器削減条約(STALTⅠ)署名
   12 ソ連崩壊
 92.1 朝鮮半島非核化共同宣言署名
 93.1 米ソ、STALTⅡ署名 
 94.10 米朝枠組み合意
 95.5 NTP無期限延長決定
 96.4 アフリカ非核地帯条約署名
   7 核兵器使用を違法とするICJ勧告的意見
   9 包括的核実験禁止条約(CTBT)署名開始
 97.3 米ロ、STALTⅢ枠組み合意
   5 IAEAモデル追加議定書採択
 98.5 インドが地下核実験、つづいてパキスタンも
   6 新アジェンダ連合発足
 99.10 米国上院、CTBT批准否決
2000.4 第6回NTP再検討会議
 01.9 米国同時多発テロ事件
   12 米国、ABM条約脱退通告
 02.1 米国務省、「核態勢見直し(NPR)」報告文を公表
    米大統領、北朝鮮、イラン、イラクを「悪の枢軸」と批判
   5 米ロ、モスクワ条約署名
   9 日朝平壌宣言
    米大統領、先制攻撃を明記した「国家安全保障戦略」発表
  12 米大統領、「大量破壊兵器と戦う国家戦略」発表
 03.1 北朝鮮、NPT脱退宣言
   3 イラク戦争
   8 北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議
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 05.9 6カ国協議による北朝鮮、核放棄に関する共同声明
   7 北朝鮮、ミサイル発射に対して安保理非難決議
 06.10 北朝鮮、最初の核実験
 07.4 オバマ米大統領候補、核廃絶公約宣言
   09.4 オバマ米大統領、核廃絶に向けたプラハ演説
   7 米ロ首脳、第一次戦略兵器削減条約(STALTⅠ)に代わる新条約で、戦略核弾頭を1500~1675個に削減することに合意
     イタリア・ラクイラ拡大サミットで核軍縮に向けた共同宣言

用語解説
核拡散防止条約NPT)】核拡散および核軍縮の基盤となる枠組み提供。68年署名開始70年発効。米、ロ、仏、英、中を核兵器国、残りの加盟国を非核兵器国とし、核不拡散と核軍縮のため双方が果たすべき義務を定めている。核を保有していて未加入の国は、インド、パキスタン、イスラエルの3国、北朝鮮は脱退した。核兵器国には核軍縮推進を義務づけ、非核兵器国には核の平和利用権利を認めた。

化学兵器禁止条約CWC)】
核実験全面禁止条約CTBT)】
兵器用核分裂性物質生産禁止条約FMCT、カットオフ条約)】

弾道ミサイル制限条約ABM条約)】弾道ミサイル防衛システムの否定
第一次戦略兵器削減条約STALTⅠ)】
非同盟運動NAM)】核兵器国に対して核軍縮を求めてきた中心的勢力。マレーシア、インドネシア、南アフリカなど133カ国

新アジェンダ連合】軍縮に中核となって行動を起こす中堅国家グループ。ブラジル、エジプト、アイルランド、メキシコ、ニュージーランド、南アフリカ、スウェーデンの7カ国
国際原子力機関IAEA)】原子力の平和利用を促進し、軍事転用されないための保障措置の実施をする国連傘下の機関。本部の所在地はオーストリアのウィーン

国際安全保障研究所ISIS)】ワシントンにある民間の研究所
国連監視検証査察委員会UNMOVIC)】イラクでは大量破壊兵器査察をおこなった
核態勢見直しNPR)】ブッシュ・ジュニアー時代に核の使用や実験(地中貫通型など)を見直す動きが表面化した。

モスクワ条約】米・ロ、核弾頭数1700~2200個(STALTⅠは6000個以下)

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2009年6月 3日 (水)

EEC/EC/EU年表

この年表は、小屋修一著『欧州連合論』によるもので、著者の許可を得て転載します。文責・管理人(未完・一部項目省略)

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1847年8月21日 文豪ヴィクトル・ユゴーが「欧州合
       州国」の創設を提言
1923年10月  オーストラリアの貴族、R・クーデ
       ンホーフ=カレルギー伯爵が、汎欧
       州運動憲章を発表
1925年1月  E・エリオ(1872-1957)・フラン
       ス首相が「欧州合衆国」のための国
       際会議を提案
1929年9月5日 A・ブリアン(1862-1932)フランス
       首相、国際連盟第10回総会で、欧州
       諸国民による連邦制度を提案
   9月1日 ナチス・ドイツ軍が、ポーランドに
       侵攻、第2次世界大戦始まる
1940年6月  W.チャーチル英首相が「英仏合邦」
       を提案
1942年5月31日 亡命ドイツ人、英国を含む統一政
       府を持つ「欧州連邦」の樹立を訴え
       る
1944年9月  ベネルックスの在ロンドン亡命政府
       が、「ペネルックス関税同盟条約」
       に調印
1945年5月7日 ドイツ軍、連合国に降伏
1946年9月19日 W.チャーチル前英首相、チューリ
       ッヒ大学での演説で、「欧州合衆国」
       樹立を訴える
1947年
3月7日 「英仏同盟相互援助(ダンケルク条約)」
     調印
6月5日 G.C.マーシャル米国務長官「欧州復興援
     助計画」(マーシャル・プラン)を発表
1948年
1月1日 ベネルックス三国による関税同盟発足
1月22日 英仏両国、ベネルックス三国、相互防衛の
     ためのブリュッセル条約に調印
4月16日 パリで、欧州復興会議(第3回)が開かれ
     「マーシャル・プラン」受け入れのための
     OEEC(欧州経済協力機構)を結成
1949年
1月28日 「ブリュッセル条約機構」理事会、「欧州
     会議」の設立を決定
5月5日「欧州会議」憲章、英仏等10カ国により調印
1950年
5月9日 R.シューマン仏外相、「シューマン計画」
     を発表
9月   EPU(欧州決済同盟)発足
10月24日 R.プレヴァン(1901年生まれ)仏首相、 
     「シューマン計画(欧州防衛共同体=CE
     D)」を発表
1951年
4月18日 CECA(欧州石炭鉄鋼共同体)条約、仏、
     西ドイツなど6カ国により調印される
1952年
5月27日 CED条約が調印される
7月25日 CECA条約発効
1953年
2月10日 CECA石炭・鉄鉱石・屑鉄の共同市場発足 
5月1日 CECAの鉄鋼共同市場発足
1954年
8月30日 仏国民議会、CED条約批准案を否決
10月23日 ブリュッセル条約、西欧同盟に改組
1956年
5月29日 ベニス会議。6カ国外相がEEC条約草案
      の起草に着手
7月19日 英国、欧州自由貿易連合設立計画発表
1957年
3月25日 EEC(欧州経済共同体)、EURATOM
      (欧州原子力共同体)設立のためローマ
      条約調印
1958年
1月1日 EEC、EURATOM正式発足
1959年
1月1日 EEC6カ国が第1回関税率引き下げ(10
      
%)
1960年
5月3日 EEC理事会、資本移動の自由化に関する
      第1次指令を採択
7月1日 域内関税率第2回引き下げ(10%)
1961年 
1月1日 域内関税率第3回引き下げ(10%)
2月12日 パリで第1回EEC首脳会議
7月9日 EEC、ギリシャと連合協定締結
8月1日 アイルランド、EECに加盟申請
8月10日 英国、デンマークがEECに加盟申請
12月1日 域内関税率第4回引き下げ(10%)
12月30日 閣僚理事会、カルテル規制第1次規則採択
1962年
1月14日 共通農業政策で、加盟国の合意が成立。共同
      市場、第2段階に移行
4月30日 ノルウェー、EECに加盟申請
7月1日 域内関税率第5回引き下げ(10%)
12月18日 閣僚理事会、資本移動自由化第2次指令を採
      択
1963年
1月14日 ドゴール大統領、英国のEEC加盟を拒否
7月1日 域内関税率第6回引き下げ(10%)
9月12日 トルコとの連合協定締結
12月31日 域内関税率第7回引き下げ
1964年
4月15日 閣僚(蔵相)理事会、対インフレ共通政策を承認
4月    閣僚理事会、経済・通貨統合の基本原則を承認
12月15日 統一穀類価格の合意が成立
1965年
1月1日 域内関税率第8回引き下げ(10%) 
4月8日 EEC、EURATOM、CECA3共同体(
EC)単一
      理事会・単一委員会設立条約調印(発効は1967
      年7月1日)
7月1日 フランス、ハルシュタイン計画(EECの統合強化
      策)を拒否、代表を総引きあげ
9月23日 日本とCECAとの初の定期協議始まる
1966年
1月1日 域内関税率第9回引き下げ(10%)
1月29日 フランスとの妥協成立、EEC復帰
7月16日 EECとナイジェリアの連合協定調印
1967年
2月8日 閣僚理事会、EECの付加価値税制で一致
5月11日 英国、アイルランド、デンマーク改めてEEC
      加盟を申請
7月1日 3共同体機関統合条約発効(
EC
      域内関税、新たに平均5%調整
      共同体農産物の半分が単一市場の段階に
      入る
7月24日 ノルウェー、EEC加盟を申請
11月   英ポンド14.3%切り下げ。大規模な金投機発生
12月19日 ドゴール大統領、英国の加盟を再び拒否

1968年
3月    「金プール」解散。金の二重価格制導入
7月1日 関税同盟完成、域外共通関税も実施に入る
7月18日 基本共通運輸規則が採択された
7月23日 閣僚理事会、統一労働市場計画を承認
7月26日 ケニアなど東アフリカ3カ国と連合協定調印
8月1日 農業協同市場完成
11月9日 EEC域内での労働者の自由な移動を認め
      法令が発効
11月   フラン売り、マルク買いの大規模な為替投
      機発生
12月9日 域外共通通称政策採択
1969年
2月、3月 チュニジア、モロッコ、キプロスとの
      連合協定締結
7月17日 EEC加盟6カ国、短期金融相互援助で原則
      同意
8~10月 フラン、マルクの平価、安定を欠く
12月1、2日 ハーグで第4回首脳会議が開かれ、共同体
      の「強化・拡大・完成」を決議
12月6日 EEC、EURATOMの機構再編で合意
12月31日 ECの12年間の過渡期間が終了
1970年
3月19日 ECとユーゴスラビアの通商協定調印
4月22日 第1次予算協定(共同体の固有財産制発足)
1971年
2月1日 共通漁業政策発足
4月   マルタと連合協定締結
7月1日 EEC、一般特恵関税制度を実施
8月16日 欧州外為市場全面閉鎖
11月8日 EC、アルゼンチンと通商協定に調印
12月18日 スミソニアン協定(為替のセントラル・レー
      ト制採用を含む)成立
1972年
1月22日 英、アイルランド、デンマーク、ノルウェー
      EEC加盟条約に調印
4月19日 イタリアに欧州大学設立を決定
5月18日 トラックの域内自由通行を認める
9月26日 ノルウェー、国民投票で政府加盟案否決
10月  デンマーク国民投票、賛成多数でEC加盟案
     承認
10月5日 EC・フィンランド「工業製品自由貿易地域
     設立条約」調印。74年1月1日発効
10月  EC首脳会議、域内の通貨を統合する基本方
     針を決定
12月18日 キプロス、エジプト、レバノンと連合協定
1973年
1月1日 英、アイルランド、デンマーク、ノルウェー
     ECに加盟
1月15日 閣僚(蔵相)理事会、FECOM(欧州通貨
     協力基金)設立を決定。
2月1日 ドル危機再燃
2月12日 欧州各国の外国為替市場閉鎖
3月19日 「スミソニアン体制」崩壊
5月14日 ノルウェー、ECとの自由貿易協定に調印
1974年
1月19日 フランス、共同フロート制離脱。75年3月
     復帰
1月21日 閣僚理事会、「社会行動計画」を採択
2月26日 EC委員会、マリなどサハラ周辺6カ国
     に総額7370万UC(計算単位)の緊急援助
     決定
10月11日 国連総会、全会一致でECを承認
12月10日 首脳会議を制度化して「欧州理事会」とす
     る
1975年
3月4日 FEDER(欧州地域開発基金)設立
6月6日 英国でEC残留の是非を問う国民投票。
     賛成67.2%
6月15日 ギリシア、EC加盟を申請
1976年
2月1日 イタリア・リラ、フランス、ベルギー
     フラン暴落。欧州通貨危機
4月27日 ECがチュニジア、モロッコ、アルジェリア
     と貿易・援助協定に調印
9月20日 閣僚(外相)理事会、欧州議会の直接選挙に
     関する共同体法(選挙協定)に調印
12月15日 欧州議会、対日貿易不均衡の是正決議を採択
1977年
1月18日 エジプト、ヨルダン、レバノン、シリアとの
     連合協定調印
3月28日 ポルトガル、EC加盟を申請
7月1日 EC関税同盟完成
7月28日 スペインがEC加盟申請
1978年
4月3日 EC、中国の貿易協定に調印
7月6-7日 欧州理事会、欧州通貨制度(SME)創設
     で合意
1979年
3月9日 欧州通貨制度発足
6月7日 欧州議会第1回直接普通選挙。フランス、西
     ドイツ、イタリア、ベルギー、ルクセンブル
     クは10日実施
12月25日 EC・ユーゴスラヴィア貿易協力協定調印
1980年
3月7日 EC、東南アジア諸国連合と協力協定調印
1981年
1月1日 ギリシアECに加盟
1984年
7月   西ドイツ、フランス、ベネルックス3国、
     共同体住民のこれら3国出入力管理を全廃
1986年
1月1日 スペイン、ポルトガルがEC加盟
3月   「欧州(共同体)の旗」採択
1987年
7月1日 「単一欧州議定書」発効
1988年
3月11日 「欧州宇宙機構」フランス領ギアナで「ア
     リアン」3号打ち上げ成功
6月   欧州委員会、統一通貨問題研究のため「ド
     ロール委員会」設置を決定
     閣僚理事会、1992年末までに、域内道路運
     送の自由化、各国加盟大学の学位の相互承
     認などに関する指令を採択
     EC、湾岸協力会議加盟諸国と協力協定に
     調印
1989年
3月2日 閣僚(環境相)理事会、今世紀末までに、
      フロンガス生産、消費の全面禁止合意
3月15日 欧州議会、加盟12カに居住する外国人へ
      選挙権を付与する決議を採択
6月3日 ハーグでEC、米国、日本、カナダ4極通商
      会議
6月29日 欧州議会、ソ連・ポーランド・ハンガリー
      ユーゴスラヴィアのECへの特別参加資格
      を承認
8月1日 EC委員会、対ポーランド、ハンガリー援助
      のための24カ国機関を設立
10月30日 英国をのぞくEC11カ国、「基本的社会権
      利憲章」承認
11月9日 「ベルリンの壁」崩壊

11月18日 EC緊急首脳パリ会議、東欧支援のための
      「欧州開発銀行」設立を決定
12月7日 EC関係閣僚理事会、域内航空・電気通信事
      業の自由化決定。93年1月1日から実施

1990年
4月28日 第43回欧州特別理事会、ドイツ統一を承認
5月29日 欧州復興開発銀行設立規約、参加42カ国のロ
     ンドン会議で承認。ECは株の51%を保有
6月15日 EC閣僚(内・法相)理事会「難民に関する
     ダブリン条約」に調印
7月1日 経済通貨統合の「ドロール計画」第一段階ス
     タート
     EC域内の資本移動自由化協定発効
1991年
6月24日 EC閣僚(蔵相)理事会、付加価値税、消費
     税の税率格差是正で一致。付加価値税の標準
     税率を1993年から15%に
1992年
2月7日 「マーストリヒト条約(欧州連合条約)」調
     印。各国の国民投票、批准が進む
1993年
1月1日 EC単一市場発足
11月1日 「マーストリヒト条約」発効、EUの骨格定
     まる
1994年
1月1日 経済・通貨同盟第2段階スタート 

以後省(メモ書きにします)

2005年 仏・オランダ「欧州憲法」を国民投票で否決

2007年
12月   憲法に変わり「大統領」「外相」などを設ける「リスボン条約」署名

2009年
10月   アイルランド、08年6月のリスボン条約国民投票否決を受け、軍事的中立などの保証をつけて再投票の結果賛成が決まる。来年には条約発効の見込み。
11月  【ブリュッセル福島良典】欧州連合(EU、加盟27カ国)は19日夜、ブリュッセルで特別首脳会議を開き、新基本条約「リスボン条約」で新設される「EU大統領」(欧州理事会常任議長)にベルギーのファン・ロンパウ首相(62)を選出し、「EU外相」(EU外務・安全保障政策上級代表)に英国のアシュトン欧州委員(53)=通商担当=を指名した。これにより、約5億人の大欧州を国際社会で代表する「EUの顔」がそろった。だが、共に知名度は低く、EUが国際社会で存在感を高めるには、これまで以上に域内の結束が必要となる。

 ファン・ロンパウ氏は昨年末に首相に就任後、フランス語圏とオランダ語圏の緊張が続くベルギーをまとめた「たぐいまれな調整能力」(外交筋)が独仏首脳らに買われた。地味だが、首相就任から日が浅く、「EU内に敵が少ない」ことも有利に働いた。

 英労働党政権はカリスマ性のあるブレア前首相(56)をEU大統領に推していたが、在任中のイラク戦争参加や英国がユーロ圏に入っていない点などが響き、支持を集められなかった。このため、外相ポストを確保する戦術に切り替え、男女バランスを取る上から女性のアシュトン氏に白羽の矢が立った。

 リスボン条約は12月1日に発効。ファン・ロンパウ氏は来年1月1日からEU大統領の執務を開始する。外相は欧州副委員長(対外関係担当)を兼ねるため、アシュトン氏の就任は欧州議会の承認後となる。

 ファン・ロンパウ首相は選出後の記者会見で「全加盟国の意見に注意深く耳を傾けたい」と対話と結束維持に力を注ぐ方針を表明した。アシュトン委員は外交経験が乏しい点について「行動で評価してほしい」と述べ、ブラウン英首相は「EUで英国の発言力が強まる」と強調した。

 EUでは加盟国首脳が半年交代で欧州理事会(EU首脳会議)の議長を務めてきたが、今後は任期2年半の大統領が理事会の議事進行にあたる。任期5年の外相はEUの共通外交を立案・実行し、域外への部隊派遣を含む安全保障政策を仕切るのが主任務だ。

 チェコによる条約批准手続きの完了(11月3日)で12月1日発効が確実となったことを受け、議長国スウェーデンが大統領と外相の人選を進めてきた。

11/20毎日

 

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2009年4月 5日 (日)

スター・ウォーズ

 子供の頃マンガは好きだったが、社会人になってもマンガを読みふける人を見て不思議に思う非マンガ世代である。しかしテレビ画面や玩具のイラストなどは、どうしても目に入る。新兵器の類をアルファベットで言われても、わからないことだらけなので、以下のような私用のメモを作っておいた(修正・再掲)。

 カテゴリの「データ・年表」に入れておき、必要に応じ加筆修正していきたい。今回追加したASATやHEL、HPMなど、想像の世界のスター・ウォーズで使う兵器が続々と実現しかけている一方で、飢餓や貧困を抜け出せない人々があふれるこの地球をどう考えればいいのだろう。

 以下『軍事研究』2月号に掲載された、HPMに関する多田智彦氏のレポートの一部を引用しておこう。これが使われたら何が起こるかは、想像していただきたい。

     現時点でのHPM兵器による無能力化や
           破壊とは航空機やミサイルなどの機体外
           面へのダメージではなく、電磁パルスEM
           P(Elrcto Magneic Pulse)による電気回
          路や電子回路の誤作動や破損を引き起こ
          すことを指している。特に高高度での核爆
          発は強力な電磁パズルを発生して広範囲
          に影響を及ぼすため、高高度電磁パルス
          HRMP(High Altitude EMP)と呼ばれて
          いる。長距離ミサイルなどを使用して大気
          圏外での核爆発で発生するHRMPは、
          人体には直接影響ないが広範囲のコンピ
          ューターや通信回路で誤作動や破損の原
          因となる。また点火装置や制御装置に電
          子回路をを使用している車両では作動不
    能になる。例えば1メガ・トンの核弾頭がア
    メリカ本土上空五百㎞の大気圏外で爆発
    すると、その電磁パルスによる影響はアメ
    リカ大陸東西海岸にまで及ぶと言われて
    いる。

      *は08年防衛白書他
ABM(弾道弾迎撃ミサイル)同制限条約を米国一方的脱退           
ABL(Airbome laser)空中発射レーザー・ミサイル迎撃機
AEGIS(先進型艦対空地域防衛)米・独・伊の開発
ASAT(潜水艦発射型衛星攻撃兵器)中国が開発中
BMDO(弾道ミサイル防衛局)
BMD(Ballistic Missile Defence)弾道ミサイル防衛システム
CCW(特定通常兵器使用禁止制限条約=クラスター爆弾等)
CM(巡航ミサイル↓参照)
CTBT(核実験全面禁止条約)

DF25(中国=中距離弾道ミサイル=射程1800~2500Km)
EMRG(Electto Magnetic Rail Gan=電磁レール砲)米国開発中
FPS5(警戒管制レーダー:通称ガメラ、千葉県旭市配備09/4/4航跡を誤認、政府発表の失態あり)
HEL、HPM(レザー、マイクロ波を使う高エネルギー兵器)米国その他保有、開発中
ICBM(大陸間弾道弾)*米550基*ロ508基
IRBM(中距離弾道ミサイル)テポドン等が含まれる
JDAM(精密誘導爆弾)米国、サウジに販売予定

MEADS(中距離拡大防空システム)米・独・伊の開発
MD(Missile Defence)ミサイル防衛
NBC兵器(核・生物・化学兵器)
NDA(Navy Area Defense)海軍地域防衛
NMD(National Missile Defence)国家ミサイル防衛→ICBMからの防衛
NPT(核拡散防止条約)
NTWD(Navy Theatr Wide Defense)海軍戦域広域防衛

PAC-3(Patoriot Advanced Capability 3)バトリオット。地対空迎撃ミサイル。地上レーダー誘導目標高度10数㎞射程範囲半径約20㎞のドーム状。1発の価格約5億円。
PSI(大量破壊兵器拡散防止構想、米国主導)
4(戦略防衛構想)
SEW(早期警戒情報)
SDI(戦略防衛構想)
SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)*米432基*ロ252基
SM-3(Standerd MMissile-3)→イージス艦搭載迎撃ミサイル。目標高度100㎞以上。摩擦熱による赤外線探知。09/04までの成功率=命中/実験自衛隊1/2、米軍13/16。一発の価格20億円。自衛隊負担配備費+開発費=1兆円超
SSM-1(地対艦誘導弾)日本では88式

START1(第1次戦略兵器削減条約)
STSS(弾道ミサイルの発射と探知に活用する宇宙追跡・査察システム)
TBM (戦術・戦域弾道ミサイル)
TDS(終末段階防衛セグメント)
THAAD(戦域高高度地域防衛)
THEED(サード)PACより高高度で弾道ミサイルを狙う地上発射型迎撃ミサイル
TMD(Theatar Missile Defence)戦域弾道ミサイル
VLS(垂直発射装置)

イージス艦(艦隊防空システムを持つ軍艦)
スカッド(ソ連開発の長射程地対地ミサイル、湾岸戦争時イラクが使用)
デコイ(囮弾頭)
ブースター(後援者、推進用ロケット)
ノドン(北朝鮮=中距離弾道ミサイル=射程約1300Km)150~300基
テポドン(北朝鮮=中距離弾道ミサイル=射程約2000Km以上)
トマホーク(巡航ミサイル)アメリカ製、潜水艦を含む海上発射型が有名

戦略爆撃機*米114機*ロ79機
巡航ミサイル(Cruise missile)飛行機のように翼とジェットエンジンで水平飛行する。低空100m飛行でレーダー補足が困難。誘導可能で命中精度極めて高い。
東風31改良型(中国多弾頭型弾道ミサイル)

関連エントリー

MD迎撃失敗 MD迎撃成功 ムダ使い、SM3

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2008年12月 4日 (木)

市民主導

2008_12040034_2 「クラスター爆弾禁止条約(オスロ条約)」の署名式が3日、オスロで開かれた。署名国は日本を含む約90カ国。30カ国の批准後、約半年で発効する。有志国と市民主導のNGO築き上げた軍縮条約としては、対人地雷禁止条約(99年発効)に続き2例目。大量に所持する米・ロ・中・イスラエルなどは参加していない。

2008_12040013  

2008_12040011 同じ日、市民主導のささやかな「文化祭」が開かれていた。9条が世界に広がる日がきっといつかやってくるだろう。以下にクラスター爆弾禁止条約の要旨を記録しておく。
 
■禁止事項
 いかなる場合も使用、開発、製造、入手、貯蔵、保有、移転(輸出)せず、条約で禁止された行動を支援、助長しない。
■定義
 重量20キロ未満の爆発性の子爆弾を散布する爆弾を指す。子爆弾が10個未満で、1個あたりの重量が4キロ超あり、攻撃目標探知機能、電子的な自己破壊・無能力化装置を備えたものは例外。
■在庫の廃棄
 条約発効後8年以内に、保有するクラスター爆弾すべてを廃棄する。最長4年までの期限延長を締約国会議などに要請できる。
■不発弾処理
 条約発効後10年以内に、自国管理地域に存在するクラスター爆弾の不発弾処理を完了する。最長5年の期間延長を締約国会議などに要請できる。使用国は処理への技術的、財政的、人的資源の援助提供が求められる。
■被害者支援
 被害者に年齢、性別に配慮した援助(医療、リハビリ、心理的支援を含む)を適切に提供し、社会復帰を支援する。
■国際協力
 国際機関やNGO(非政府組織)などを通じ、在庫廃棄、不発弾処理、被害者支援などで(支援を必要とする国に)協力する。
■透明性
 発効後180日以内に自国内のクラスター爆弾の情報、廃棄計画の進展状況などを国連事務総長に報告する。
■国内実施
 条約で禁止されている行動の国内での防止、抑止のため、立法上その他条約実施のための適切な措置をとる。
■発効の要件・留保
 批准国が30カ国に達してから6カ月目の月初めに発効する。特定条項を留保(して署名・批准)することは認められない。
■非加盟国との共同軍事作戦
 加盟国の軍人、国民は条約で禁止された行動を行う可能性のある非加盟国との軍事協力・作戦に関与することができる。ただし、クラスター爆弾の開発、貯蔵、使用などは認められない。

毎日新聞 2008年12月4日 東京朝刊

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2008年11月22日 (土)

やればできる<クラスター爆弾>

 <クラスター爆弾>「最新型」も導入せず、という政府方針を、毎日新聞は21日付夕刊のトップにかかげた。それによると、現有同型爆弾を全廃したうえで、欧州諸国が維持する「最新型」のクラスター爆弾も今後、導入しない方針を固めたという。

 当ブログでは、クラスター爆弾禁止問題を追い続けてきた。その中で、日本政府は次のように変容していることをのべた。「禁止反対で禁止国際会議に招待されていなかったが、とりあえず参加に転換」→「米軍との共同作戦や米・中・ロなどの参加がなく効果に疑問という理由で反対」→「共同宣言にいやいや参加」→「国会議員の禁止賛成議員団(全体の1割ほどの約50名)などができ、福田首相も禁止条約調印方針に転換」などである。

 しかし、今回の所持爆弾を全廃、今後改良型でも採用しないというのは、日本の国際的立場、外交・安保方針の大転換である。とりあえず下記の年表だけでも見ていただきたい。アメリカの圧力を排除し、防衛庁サイドの「着上陸侵攻」に使うなどという詭弁や、アメリカとしか接触のない近視眼的主張をしりぞけ、ここに至って、イギリス・ドイツ・フランスなど欧州勢より一歩先んじた軍縮実行の先鞭をつけたのだ。

 やればできるではないか。これから先、米・中・ロ・イスラエルなどに忠言する立場に立てるのだ。毎日のキャンペーンだったせいか、各紙の扱いは小さい。購読紙の身びいきは抜きにしても、毎日の功績を大きく評価したい。さらに注文をつけるなら、この政府方針が誰の主導で動いたのか、一連の安倍色払拭なのか、防衛庁があっさり主張を撤回したのは、田母神論文騒動と何か関係があるのかどうか。そこらの背景説明は是非お願いしたい。調印式は来月3日にオスロで行われ、中曽根弘文外務大臣が出席する。

【参考】
 ・クラスター年表
http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_1411.html
 ・クラスターと民主党
http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_13ee.html
 ・クラスターと民主党2
http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_7ded.html
 ・軍縮立国へ
http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_e0c0.html
 ・アフガンへは丸腰で
http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_a55d.html
 ・自衛隊機キャンセル
http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_2eda.html
 ・福田首相を支持する
http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_edff.html
 ・公明党の存在
http://hansenjuku.cocolog-nifty.com/blog/2008/06/post_694a.html

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2008年9月29日 (月)

舌禍事件

 今は「失言」というらしいけど「口は禍の元」、「舌禍」の方が言い得て妙。大臣の「失言」では、意味が浅く味わいのない言葉になる。本塾では、それがどういった話の流れの中で話されたのか、そして正確であるのかどうかがわからず、これまでも賛否の判断をつけかねる事例がすくなくなかった。

 毎日新聞に「閣僚の主な失言とその内容」という一覧表が出ていたので、今回の中山国交相の件を付け加えて文末に転載し、総論として思いついたことを書いてみたい。これらを見るといずれも閣僚として軽率、無自覚な発言で、追求を受けても仕方あるまい。

 しかしこの中で、事実を無視した勉強不足や、他人からの受け売りで自らの考えのないものがある一方、言い回しや発言の時期・場所がよくなかっただけで、一面の真理をついており、弁護したくなるものもある。それらを1、2上げてみよう。

 まず「日本は単一民族」である。これを民族でなく人種といえば大枠でまちがっていない。アイヌはかつて異人種と見られていた時代もあるが、近世になってからの差別で異民族扱いされただけで、日本人の先祖を構成するというのが学者の多数意見だ。先住民族ではあるが異人種と誤認させるのはよくない。

 次ぎに以前にも触れたが「原子爆弾はしょうがない」である。戦時体験のある者は、当時の日本への原爆投下は、多くの国民が悲惨な犠牲になるという事実を「戦争だからしょうがない」と思っていた。日本が先にこれを発明していれば必ず使っていたはずだ。

 一覧表にはないが、麻生氏もかつて「核兵器についての研究はしてもよい」などといったような記憶がある。私も同感である。日本が核や核兵器の知識がなければ、どうして核軍縮の先頭に立てるのか。核施設の査察や放射能物質処理などという国際的な要請にも応えられない。

 最後に、「植民地政策で日本はよいこともした」は事実に反していない。公共投資や教育制度などである。同一化政策の是非とは別に、韓国や台湾の併合と共に史学者が研究対象とすべきことがらであろう。ただし、中国侵略否定や南京事件不存在など、歴史修正主義者でも疑問視するようなことを口走るのは、知的素養を疑われても仕方がない。超エリートコースを歩んで閣僚にまで登りつめた人の発言とは到底思えない。

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中山成彬国交相 08年9月 辞任
(成田空港の拡張が進まない原因)ごね得
日本は単一民族国家
日本の教育のがんは日教組だ、解体しなければいけない

太田誠一農相 08年9月 辞任
(汚染米問題で)じたばたしていない
同 上 08年8月 謝罪
消費者がやかましい

鳩山邦夫法相 08年2月 謝罪
(鹿児島県の志布志事件について)冤罪と呼ぶべきではない
同 上 07年10月 釈明
友人の友人にアルカイダ

麻生太郎外相 07年7月 謝罪
アルツハイマーの人でもわかる

久間章生防衛相 07年6月
原爆投下しょうがない

柳沢伯夫厚労相 07年1月 謝罪
女性は生む機械

鴻池祥肇防災担当相 03年7月 謝罪
犯罪者の親は打ち首

越智通雄金融再生委員長 00年2月 辞任
金融監督庁の検査がきつかったら言ってください

江藤隆美総務庁長官 95年10月 辞任
(日本の植民地政策に関し)日本はいいこともした

桜井新環境庁長官 94年8月 辞任
侵略戦争の意図はなかった

永野茂門法相 94年5月 辞任
南京事件はでっちあげ

中西啓介防衛庁長官 93年12月 辞任
半世紀前にできた憲法に、後生大事にしがみつくのはまずい

奥野誠亮国土庁長官 88年5月 辞任
(日中戦争について)日本に侵略の意図は無かった

藤尾正行文相 86年9月 罷免
日韓併合は韓国にも責任 

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2008年9月15日 (月)

本塾別冊付録について

 右側のサイドバーを見てください。これまであったカレンダーをやめて「別冊付録」にしました。これはココログの新機能で、ブログの本流に関係のない独立したウエブを設けることができるようになったため設けたものです。

 ここに、本文に関連するメモやシリーズ記事、データ・年表のインデックスなどをおくつもりです。手始めにテストもかねて、衆院選候補者メモを作ってみました。不完全なものですが、お暇な方はどうぞクリックしてください。

 去年の参院選や安倍内閣崩壊以来、改憲機運が遠のいたように感ずる向きが多いようですが、近く行われる衆院選、政界再編などで、事態の急展開がないとは限りません。これはアメリカの大統領選の結果にも大いに関連します。衆院選を自公対野党という単純な選択で割り切ることは、将来に禍根を残すことにもなりかねません。

 以上とりあえずご案内まで。

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2008年8月27日 (水)

子供のための戦争の本

 毎日新聞の記事をもとにご紹介します。

 「日本児童文学者協会」には「新しい戦争児童文学委員会」があって、さまざまな角度から、小学生・子供向けの戦争に関連する作品をとりまとめています。

 「おはなしのピースウオーク」は、公募作品と、あさのあつこさん・那須正幹さん・川北亮司さんら作家による短編や詩など40編6巻として本年1月に完結しました。また、女優の中嶋朋子さんらが朗読した8作品のCD(3枚組み)もあります。

 また、自治体によっては「こども図書館」などにそういった「特設コーナー」を設けているところがあると思いますので、照会されるといいと思います。

 本とCDの申し込み・問い合わせ先
  日本児童文学者協会電話番号
    03-3268-0691

 それからコメントいただいた方の推薦がありますので下にある<コメント>をご覧ください。

 別に追加記事があります。是非見てください。

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2008年8月21日 (木)

日米同盟年表

 以下は、未整備のままカテゴリ「データ・年表」に置き、補完しながら当面はメモとして使う。(●はデータ・注釈、赤字は時の首相

☆1950年6月25日朝鮮戦争勃発
☆1950年7月GHQ警察予備隊創設を指示
☆1951年9月8日サンフランシスコ平和条約
       日米安保条約調印吉田
☆1954年7月自衛隊発足

☆1960年「日米安保」改定
☆1971年6月沖縄返還協定調印佐藤
☆1971年11月非核3原則の国会決議
☆1978年「日米防衛協力のための指針(ガイドライン)」福田赳夫
☆1989年11月9日「ベルリンの壁」崩壊竹下
☆1989年5月18日天安門事件

☆1990年9月『防衛白書』、ソ連の「潜在的脅威」記述削除海部
☆1991年1月湾岸戦争
☆1991年12月ソ連邦解体宮沢
☆1993年8月非自民6党連立細川内閣

☆1995年2月ナイ・リポート(ジョセフ・ナイ国防次官補「東アジア太平洋戦略報告(EASR)」)村山
●「日本は、日本国憲法の制約に従いながら、もっぱら領土防衛とシーレーン1000海里防衛に当たり、他方アメリカは戦力投入と核抑止の責任を担ってきた。ただし、もっと重要な点は、この分担が地域全体の安全保障に貢献していることにある。日米同盟は、国際共同体すべての平和と安定の維持という広範な利益をもたらしているのである」→日本防衛の自衛隊からアメリカの世界的パートナーとしての自衛隊を意図。
☆1995年11月「防衛計画の大綱」改定
●自衛隊の人員、装備2割程度削減を含む冷戦後の対応

☆1996年4月「日米安保共同宣言-21世紀に向けての同盟」橋本クリントン会談合意
●1978年の「ガイドライン」(日米防衛協力のための指針)の見直し開始。変更のポイントは、「日本国の施政の下にある領域」と米軍の駐留目的区域を指す「極東」という対象範囲が「アジア太平洋地域」に変わり、イラクなどもアジアに入る可能性。日米政府は
1997年9月に新ガイドライン合意

☆1998「ACSA(日米物品役務相互援助協定)」改定調印
☆1998年8月北朝鮮テポドン打ち上げ
☆1999年3月能登沖不審船事件
☆1999年5月周辺事態法
☆2000年11月船舶検査活動法、以上安保特例法2件成立小渕

☆2001年「9.11」米国同時多発テロ小泉
☆2001年10月7日米英軍、アフガン空爆開始
☆2001年11月1日「テロ特措法」(インド洋給油活動)
☆2002年12月米軍再編協議開始合意
☆2002年8月アメリカ「国防報告」で先制攻撃を明言

☆2003年3月イラク戦争突入
☆2003年6月「イラク特措法」「武力攻撃事態法」
☆2004年1月 自衛隊、イラク・サマワに派遣(6年7月撤退・空輸活動は継続)
☆2004年12月「防衛計画の大綱」改定
☆2003年6月武力攻撃事態法
☆2004年6月国民保護法、以上有事法制2件成立

☆2005年4月中国反日デモ発生(背景に安保理入りや靖国参拝など?)
☆2005年10月郵政選挙で小泉与党3/2を占める圧勝
☆2005年10月在日米軍基地再編合意
☆2005年11月自民党改憲案党大会で決議

☆2006年5月基地再編最終合意(ロードマップ)、2005年2月日米共通戦略目標、10月中間報告、06年5月最終報告
●米軍との一体化=米陸軍第1軍団司令部前方司令部をキャンプ座間に置き陸自と連携。沖縄キャンプ・ハンセンで陸自が訓練。航空自衛隊の航空総司令部は府中から横田基地内に移転。そこに、有事の際ハワイの作戦司令部との連絡窓口となる「共同統合運用調整所」設置、航空情報の日米共有化。海自はすでに共同運用が進んでいる。

☆2006年10月北朝鮮核実験安倍
☆2007年1月防衛省発足、参院選で自民総裁が改憲を争点に
☆2007年4月集団的自衛権解禁に向けた柳井(俊二)懇談会発足。9月、安倍辞任により事実上瓦解
☆2007年5月基地再編促進法、国民投票法

☆2007年7月参院選で与党が過半数を割り、9月福田康夫内閣発足

(参考)2007年3月現在在日米軍基地
●13都道府県85施設、総面積約308平方キロ。沖縄県33施設、約229平方キロ
☆2007年5月成立在日米軍再編促進特別措置法。
●民社は日本側負担の根拠や使途が不明ということだけで反対。共産党は「米軍の先制攻撃戦略に組み込まれる」として反対。社民党は辺野古新基地の環境破壊で反対。☆08年4月:日米地位協定、民主、社民、国民新で統一改定案。
●08年度防衛予算のうち米軍のために支払う負担金 ( )は特別協定による負担=思いやり予算 4193億円 うち(1438億円)
1.在日米軍の駐留に関連する経費 3822億円
施設の借料910億円+周辺対策547億円+提供施設整備362億円+(日本人従業員の基本給1158億円)+(光熱水費253億円)+(夜間発着訓練5億円)
2.沖縄の基地縮小のSACO合意関連 180億円
土地返還事業133億円+騒音軽減事業2億円+(射撃訓練などの沖縄から本土への訓練移転13億円)
3.米軍再編 191億円
海兵隊グアム移転4億円+米軍司令部移転3億円+沖縄の再編事業50億円+(戦闘機などの訓練移転9億円)

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2008年7月18日 (金)

クラスターと民主党 2

 同じ題名のエントリーを5月23日にあげたが、別にその続きではない。
 日本は、クラスター禁止条約にまがりなりにも賛成したし、条約交渉に参加しないアメリカも、今後10年間は使い続け、また輸出もするが、その後は小爆弾の不発率10%以下の爆弾だけにする、という国防総省の政策を発表した。不完全だがこれまでよりは前進である。

 毎日・社説(7/18)を見ると、アメリカ議会調査局が6月に議会に提出した報告には「将来の米国の軍事作戦でクラスター爆弾の有効性はほとんどないだろう」と指摘しているという。当ブログでも過去さんざん取り上げてきた(カテゴリ=データ・年表)が、これで日本の外交や防衛省は、北朝鮮問題同様アメリカからコケにされ、二階に上げてはしごをはずされのと同様と言っていい結果だ。

 日米同盟があるから、共同作戦上クラスター爆弾の保有は欠かせないものだったのではないか。沿岸の長い日本に敵が上陸してきた場合、その地点を制圧する有効な兵器ではなかったのか。平和憲法を持ちながら、かつ他の参加国から批判され続けても、条約作成の足を引っぱり続けたのは、何故か。誰のためなのか。

 過去のことだからといっても、国民はそんなに忘れっぽくない。安全保障は真剣な話なのだ。禁止条約賛成だった民主党をはじめ野党ははっきりとした当局の釈明を引き出してほしい。その民主党だが、同じ新聞にコラム「結党10年の民主4」が載っていた。その中から引用する。

 「小沢さんの『国連決議さえあれば自衛隊を出していい』は原則論。違憲ではない」「小沢さんはリベラルだが、世間が見る目はそうではないことを明確にするためにも代表選が必要だ」
 集団的自衛権行使に慎重な「リベラルの会」が15日に開いた北海道千歳市での合宿で、代表選を戦うべきかで激論が戦わされた。

 同会は結局独自の候補擁立を見送り、小沢氏の提唱する「国連中心主義」に矛盾しないよう、「国際協力隊」を新設し、平和維持や人道支援活動に派遣するとの政策提言を発表。代表世話人の平岡秀夫衆院議員は「次の衆院選は小沢代表の下で戦うことが前提」と明言した。

 リベラルの会の発起人で、今は落選中の生方幸夫・元衆院議員が主催する講演会があった。その時、横路孝弘衆院副議長が「今は離党中で自由が利かないが、時が来れば(9条堅持のため)じっとしていませんよ」と発言したことが今でも耳に残っている。

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