経済・政治・国際

2018年6月 7日 (木)

架空文書で首相の首をとる

  昨日(6日)、霞ヶ関の憲政記念館で、「オールジャパン平和と共生」主催の安部内閣を糾弾する総決起集会があった。

そこで講演をした鳩山由起夫元首相は、首相を降りるに至った経緯として、米軍マニュアルの存在を示す外務省文書があり、「普天間移転は少なくても県外へ」という公約が果たせなくなったことをあげた。

ところが、その文書を確認できないという状況だといい、ないものをあるとした安部内閣と正反対の官僚操作があったとする趣旨であったことを自らのツイッターに書いている。

このュースは、ほかで全く触れられていないが、官僚がそこまでするというのは由々しい問題だ。しかも外務省とあれば、国民の安全に深く関わり、かつての関東軍と全く同じことをしていることになる。

どうしても徹底糾明されなければならないが、安部内閣ではウミをだすどころか、取り返しのつかないところまで傷口を拡げることしかできないというべきだろう。

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2018年5月31日 (木)

ウソをつく学校

市議会でも県議会でも国会でもどこでもいい。

「公然とウソをついて行政をだますような学校(法人)に、新設の認可を与えたり、税金の中から補助金を支払ってもいいものかどうか」

 是非突っ込んで質問をしてほしい。モリもカケも同じ。

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2018年5月28日 (月)

ウソまみれの国へ

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 6日前の題名は「渡る世間はウソばかり」だったが1週間もたたないうちに、ドラマの題名のような「美しい」表現ですますわけにはいかなくなった。今日も、モリ・カケ疑惑を中心に衆院の集中審議の最中である。

指示があったなかった、言った言わないなど人間関係の基本をなす言葉の信頼性が、根本から崩れる事態が日本を覆い始めた。

「ウソ」という言葉は、こんな弱小ブログでも、公共関連には使わないようにするというという矜持が、半年ほど前まではあった。それが、最近では有力新聞の見出しになり、電波にもあふれ出した。

国会議論の中でも言及されたが、政治の場合首相の「私や妻がかかわっていたら首相も議員も辞める」や「加計学園の申請を知った時期」の発言に始まり、その軽はずみのウソに整合性を持たせるため、部下や官僚などがウソにウソを重ねる連鎖反応を起こした。

その中でどうしても隠匿・矛盾・齟齬が生まれることは、常識のある人なら分かり切っていることだ。だから、ウソの輪を守る立場にいる人でも、否定しきれない真実の一片をより所として、新たな苦し紛れのウソをねつ造する。

その極端な例が、加計学園の理事長と首相が会ったという事実はないが、加計学園関係者がウソの話を作って今治市や愛媛県の担当に説明したという、加計学園側の説明である。その前に、当時の経緯を合理的に示す合理的な公文書やメモが次々に明らかになっており、全体としてウソまみれの様相を呈してきたのが最近の政官界である。

日大アメフト部の場合も、全く似た構図になっている。しかし、この方は純真な学生の存在などがあり、改革の芽が育つという希望も持てる。政官界は、安倍内閣を退陣させるしかない。毎日新聞の世論調査では「加計説明首相を信頼できない」が70%もある。

その一方で内閣支持率が1ポイント上がっている。代わりになる候補が存在しないにしても、「ウソ」蔓延の危機が目前に迫っている。こんなことは、日本の過去になかった。救世主を早く探さなければならない。

 

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2018年5月22日 (火)

渡る世間は「ウソ」ばかり

加計問題で、また愛媛県から新たな文書が30ページも出てきた。それには、出張者の記録として「2月25日に理事長が首相と面談(15分程度)。理事長から、獣医師養成系大学空白地帯の四国の今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明。首相からは『そういう新しい獣医大学の考えはいいね』とのコメントあり」(TBS)とある。

今度は、加瀬首相秘書官の発言でなく、安倍首相本人の発言として具体的に記録されている。国会での追求必至というが、「去年1月に初めて知った」とする総理答弁は、世間常識から見て「ウソ」だということを、すでに国民がよく知っている。

国会では、言った言わない、指示したことはないの水掛論争になるだろう。或いは「計画は知っていたが、申請書の中味を見たのは去年の1月が最初」などと言い逃れるかも知れない。

高慢な政府・自民党筋は、それで乗り切れるだろうと高をくくっている。言った、言わない、指示してはいないは、日大アメフト監督の周辺でも起きている。しかし関西学院側(日大監督はカンセイをカンサイと何度も言い違えるお粗末さ)では、相手を傷つけた事実に違いはなのでこの言い分では納得しない。世間体もあり日大監督は辞任することになった。

世間の常識は、これが本当。

 

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2018年5月13日 (日)

尻尾が振れないアメリカのポチ

 明日、アメリカはイスラエルの大使館をテルアビブからエルサレムに移転する。エルサレムには、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教それぞれの聖地があり、その領有は中東紛争の根幹をなしているので国連が首都と認めていない。

日本大使館は、移転しないことを早々と表明しており、他の国も同様である。8日にトランプ大統領は、イランの核開発凍結について、同国および米・英・仏・独・露・中が合意した協定を破棄し、経済制裁を再開すると言明、これもイスラエルが歓迎しただけで、アメリカは孤立し、日本のポチも尻尾を振らなかった。

安倍首相も、韓国と慰安婦問題を再燃させないという日韓の合意を破棄したことに「国際間の慣例に反する」と抗議している。アメリカならいいよ、とは言えないわけだ。アメリカのポチをやめたのかどうか、もっと先を見なければならない。

地球温暖化のパリ協定破棄がその始まりだった。6月12日にシンガポールで開かれるという、トランプ・金正恩会談もねらいはどこなのか。ゴルフを一緒に回っただけではわからない。もうポチはやめてもいい頃合いなのだ。

 

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2018年5月 9日 (水)

のんきな日本

「連休明けは大波乱」を書いてから1週間たった。前回は国民民主党結党大会で野党の無様さを指摘したが、それがかえって与党内の安倍おろしを刺激することになるかも知れない。

明日10日は、予算委員会に柳瀬元首相秘書官が参考人招致される。「首相案件」発言否定の逃げ道は、周辺証拠からすでに断たれているように見えるが、野党がどこまでこれを追求できるか。麻生財務相も不規則発言頻発で足下が揺らいでいる。

海外は連休明けに書いたレバノンの総選挙が予想通りシーア派優勢になった。これがイラン対アメリカ・イスラエル、そしてイラン対サウジという構図で、新たな紛争を呼び込むことにならないかという心配がある。

トランプが、イランとの核開発凍結協定を他国の反対を押し切って破棄、経済制裁強化を言う点は、北朝鮮への対応との絡みもあってトランプの出方を不透明なものにしている。そんな中、北朝鮮の金正恩は突然2度目の訪中が明らかになった。習近平との話の内容はわからない。

そこへ、中国の李克強首相が昨日来日し、今日安倍首相、文韓国大統領の日中韓首脳会談が予定通り行われる。李首相は公賓として2013年3月の就任以来初めての公式訪問で、天皇とも面会する。

首脳会談では、当然北朝鮮問題が話し合われ、その内容は公式発表されるだろうが、日中関係改善も大きな画期となる。日程と場所がなかなか決まらないトランプ・金正恩会談を前に、なんともあわただしい日々である。

世界と日本がどう変わるのか、「のんきなことは言っていられない瀬戸際にある」という意識が、政府・民間を問わず希薄である。

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2018年5月 8日 (火)

国民民主党、結局泡沫か

去年の9月、衆院選をにらんで小池都知事が旗を振り、安倍一強に対抗できる野党をめざす「希望の党」を設立した。意気の上がらない民進党は、これに便乗することを考え、前原代表は立候補者全員が希望の党公認となるよう提案した。

追いつめられての暴挙だが、果たせるかな「希望」は図に乗ってリベラル系を排除するという障壁を持ち出し、民進党のプライドが大きく傷ついた。有権者はしっかりそこを見ており、都政と二股をかける安易な権力闘争をゆるさず、筋を通して急造した立憲民主党の方に票が流れた。

惨敗したとはいえ、「希望」は54人の議員が在籍したが、昨日、結成からわずか半年で総務省に解散届を提出、受理された。国民民主党結成のためである。同日結党大会が開催され、これに加わったのが36人。13人が無所属か態度を保留。5人は「希望の党」の名にこだわっているので、改めて新党結成が必要ということになる。

国民民主党結成のもう一方の当事者が、参議院議員主体にその名を残している民進党である。ここからは26人が参加、10人は立憲民主党に、17人は無所属というように、支離滅裂状態。政策論争もなく、大義名分もなく、野党第一党にもなれず、国民には何のことかさっぱりわからない。

地方組織は各地各様、とても国政選挙をまともに戦えるような体制ではない。コンマ以下の政党に興味を示すほど主権者は物好きではない。政権を奪うためには、やはり、性根の座った大物政治家の看板が必要ということになりそうだ。

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2018年5月 2日 (水)

連休明けは大波乱

この先、内外でエポックメーキングなニュースが続出する気配だ。国際では、9日に日中韓の首脳会議。米朝首脳会議は、来月初旬が今月末に前倒しになるかも知れない。会議の場所も板門店が有力で、間もなく決まるだろう。

国内は、安倍首相に悪いが、モリ・カケだ。しばらくぶりで加計問題に火がつく。今日の毎日新聞トップで「柳瀬氏面会認める意向」とあり、モリ同様カケも首相のウソが、元首相秘書官・柳瀬氏の国会答弁で露呈するかもしれない。(以下5/2毎日新聞)

学校法人「加計学園」による国家戦略特区を利用した獣医学部新設を巡り、柳瀬唯夫元首相秘書官(現経済産業審議官)は、2015年4月2日に同学園関係者と首相官邸で会ったことを認める意向を固めた。面会をうかがわせる文書が愛媛県や農林水産省などで見つかり、否定し続けるのは難しいと判断した。与野党が国会招致で合意すれば、答弁で説明する。自民党幹部が明らかにした。(後略)

愛媛県や今治市の職員が同席したことは「記憶の限りではお会いしたことはありません」とこれまでと同様、否定を繰り返すだろう。しかし、その後内閣府自体から文科省に宛てたメールも発見されており、それには4月2日柳瀬氏と愛媛県や今治市職員、加計学園幹部らが「面会する予定」とある。 

首相の親友である加計氏自身が、首相秘書と会って私的ゴルフの日程を打ち合わせたとしても不思議はない。だが、会ったのは加計学園事務局長である。その人が柳瀬氏と初対面の人をぞろぞろ連れて、私的な会話をしに来るわけがない。

秘書が加計・事務局長に会って、その内容を首相に報告しないことなどあるだろうか。愛媛県・今治市の両職員が内閣府に行ったのも事実、秘書官が加計幹部に会ったのも事実であれば、すでに退路が断たれている。

首相が、申請に至る経緯を全く知らなかったという詭弁は、もう通らない。野党の攻撃でどうとどめを刺すか、波乱を巻き起こすかに注目が集まる。

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2018年4月26日 (木)

近々解散総選挙?

自民党の森山裕・国会対策委員長は25日朝、記者団に「不信任案が提出されれば衆院を解散するのも内閣の選択肢だ」と発言した。不信任案が提出されても、与党多数で簡単に否決される、ということは「信任」されたということになる。

しかし、与党内に「解散」の声が出始めたということは、モリ・カケからセクハラへと、否定すればするたびにスキャンダルの傷口を拡げ、内閣支持率は下落の一方でついに我慢できなくなったということだ。

解散は首相の専権事項である。首相への人気失墜に歯止めがかからず、解散総選挙で国民の目をスキャンダルから切り離せる。仮に多少議席を減らしても、過半数維持ができれば、9月の総裁選での安倍続投が確実になる……などを考えればその手を使うかも知れない。

議員は与野党を問わず、保身のために解散総選挙を嫌う。前回同様延命のためで大義名分がないという声が野党からも挙がっている。本来なら、政権交代を実現するため大歓迎、受けて立つと言ってほしいものだ。

そうするために必要なのは、野党共闘である。そして首相候補を特定、原発停止・憲法9条護持・強制採決した法案の廃止、世界の潮流に沿った外交などの具体的政策協定をする。それは、安倍自民ではできなかった国民の多数意見に合致するものでいい。

さきに市川市長選のハプニングを書いたが、市長選は一人を選ぶ小選挙区と同じ構造だ。勝機はあるのである。

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2018年4月25日 (水)

麻生財務相の傲慢さ

麻生財務相は、連日のように部下の不始末でマスコミの矢面に立たされ、本人の辞任がとりざたされているが、これまでにこんな発言があった。(毎日新聞による)

◇(女性社員に)はめられて訴えられているんじゃないか、世の中にご意見がある。=24日、閣議後記者会見で

◇(セクハラが嫌なら)次官担当者を男にすればいい=週刊新潮が報道

◇(セクハラだと)言われている福田の人権はなしってことですか。第三者の弁護士を入れて(被害者が)言いやすい状況にしてやっている=17日、報道陣に

◇(週刊誌報道が)事実ならアウトだが本人の実績などを踏まえれば能力に欠けると判断していない=13日、閣議後会見で

さらにこんな場面を今日のテレビで見た(録音していないので不正確)
財務相=(牽制口調で)それがテレビ朝日の質問?
別の記者=朝日新聞の○○ですが……
財務相=あっ、ご同業?
朝日新聞記者=違います。先ほどの質問は、NHKの記者です

次官発言(セクハラ)への処罰はそちのけで、記者の所属によってまともな回答を拒否しようとする。そこには公器である報道機関の取材に誇りを持ち、公正な報道を心がけようとする記者の人格を無視する傲慢さがある。

つまり、それは福田次官と同レベルにあるということを現している。記者を虫けら扱いにした昔の官僚の姿そのものと言えよう。祖父・吉田茂が好んだ白足袋姿とマフィアまがいの帽子を愛用する財務相はそっくりだ。コップの水を質問者に投げたり馬鹿野郎解散をやってのけた心情とも、共通する。

もはや、部下に責任を負わせる域をこえている。尊大で資質にも疑義のある大臣自身の辞職を考える時にきている。

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