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2020年4月 4日 (土)

コロナのイタチごっこ

 市川市では、コロナウイルス感染者が発見されたのが早く、小規模ながらクラスターと呼ばれるような事例が発生して、小中学校・公民館などを閉鎖したのが早かった。

 一歩遅れて、東京都内にも同様な事態が発生、市川市の措置を後追いする格好になった。市川の場合、この7日には解除されるはずだった。その後、東京都の方が深刻になり、今度はそれを追う形となって、ついに、すべてが来月連休明けの6日まで延期された。

 本塾がこの感染症に最初に触れたのが2月2日である。そして当市にもそれが及び、施設閉鎖で、塾頭の生活身近に影響を及ぼし始めたことを書いたのが2月27日、それが5月まで続くとは思わなかった。

 この間、遠出は都心を通ることになるので、結婚式出席のキャンセルを含めて、電車・バスに乗ることもなくなった。社会との断絶はいつまで続くことになるのやら。

 コロナのイタチごっこが世界を覆うようになると心配だ。うっとうしい日々が続く。

 イタチの名誉のために一言ことわておくが、イタチはコロナ発生源と無関係。子供の遊びで江戸時代末からある互いに相手の手の甲をつねる遊び。きりがないこと。

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2020年4月 1日 (水)

(続)感染者数の発表

 01日の東京都の新感染者数発表は66人となっている。これは31日に、過去最多の78人の感染者が確認され、それに次ぐものとして騒がれている。塾頭は素人考えでピークが今週末から来週にかけてくる、と思っているのでそれほど驚かない。 

 感染者数の発表で、気になる報道がされている。自衛隊中央病院によるものである。集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から患者百四人の感染者を受け入れているが、発熱やせきといった症状がない患者でも、コンピューター断層撮影(CT)検査で肺に異常が認められる事例を報告している。

 政府・自治体の対応は、もっぱらPCR検査(遺伝子増幅技術を用いDNAを検出する方法)で得られた感染数をベースにしており、検査機器の数量が限られている上結果を出すのに時間がかかっため、当局が数をコントロールしているのではないか、などと疑われてきた。

 これに対して、CTは、他の疾病でも日常使われるレントゲン技術と同じで、患部を即刻目視することができる。感染の有無を調べるPCR検査については「感度はそれほど高くないと考えられ、感覚的には70%程度の感度と思われた」と同病院が見解を示している。

 両検査は全く違う視点・観点から行われているので、どっちが正確かという比較はできないし、利用目的も違ってくる。

 自衛隊検査は、肺を直接見ることにより、重症化しやすい肺炎の発生を自覚症状がなくても早期発見できるとすれば、その点でPCR検査より優れているということができる。

 政策基準としてどの数字を優先的に採用するかなどに、官僚のセクショナリズムが働くとすればこんな愚かなことはない。

 数字は、それぞれの利用目的に応じて使い分け、最も有効利用できるように工夫して使っうことが肝要だ。

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感染者数の発表

 東京都で31日に新たに新型コロナウイルスの感染が確認されたのが78人で、1日の増加数では過去最高になるようだ。そして感染経路不明が40人を超える見通しであるとされている。

 こういった報道で気をつけなくてはならないことがある。感染経路不明は、個々にたどっていくのに時間がかかる。だから、まったく見当がつかないのではなく、憶測では発表できないなどの理由から不明の数もふえるのではないか。

 また、感染者に若い人の数が増えているようだが、報道の中には、小池知事が先週末の外出を控えるように要請したにもかかわらず、効果が表れていないなどとコメントするものもある。その日に外出した人が発症し、検査を受けた結果がもう出るはずがない。

 早くても今週末あるいは来週以降だろう。やはり、気長に観察して好転を待つしかないのだろうか。

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2020年3月26日 (木)

コロナの東京都対策

 昨夕、都知事がコロナウイルス感染者が都内で二日連続で10人台だったのが昨日1日で40人台に増えたとして記者会見を開いた。

 メディアの前宣伝もあり、よほど劇的・効果的な対策でも発表するのかと思った。

その内容

・今の状況を一言でいうと『感染爆発の重大局面』である

・感染拡大を防ぐには、都民の協力が重要

・都民に対し、今週末は不要不急の外出を自粛するよう強く要請

感染拡大を防ぐための具体的な行動として、

・屋内屋外問わずイベント参加は控える

・平日はできるだけ自宅で仕事を行う

・週末は急ぎではない外出を控える

・夜間外出は控える。

 具体的とはうらはらに、すぺての項目に、「できるだけ」とか「控える」という文言の入る協力要請で、全国向けのニュースで聞き飽きるほどくり返されたことがらばかりだ。

 その程度のことは、全国民の心がけとなっている。テレビは閑散とした繁華街の模様を写す。その一方、渋谷のスクランブル交差点など、マスクをしていない若者があふれているような光景もある。

 都知事発言は、そういった警戒心のない若者に向けたものなのだろうか。彼ら彼女らは学校が休みになっていることを知らないわけがない。それなのに傍若無人の振る舞いをしているように見えたのだろうか。都知事は、彼ら彼女らの意見を聞いてみたことはあるのだろうか。

 状況を無視した振る舞い行動が繰り返されていることに危機感を抱くのであれば、都知事の権限ででできる警官や職員などの利用、必要があれば都条例新設を検討するなど、頭をひねって具体的な方法を都民に提示し、都民に深刻さを認識させる手はあるはずだ。アメリカやヨーロッパではすで具体案が進行している。

 知事を茶化すつもりはないが、テレビ出演の機会を増やしたかっただけではないか 

 

 

 

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2020年3月23日 (月)

大相撲の正常な姿

 大相撲が終わった。戦績は、久々の横綱同士の同点決勝で白鵬が44回目の優勝を果たした。朝之山が11勝をあげ、大関昇進が確実となり、一人大関は解消する。

 横綱という地位は勝つのが当然。負が込むようなら引退と背中合わせになる。そして美しくなくてはならない。

 大関は横綱と並ぶ最高位で貫禄があり、東西に二人いることでバランスが取れる。

 関脇は大関・横綱をねらえる地位だが、陥落大関の受け皿と化し、小結も上を狙う跳躍台にはなっていなかった。

 このような異常な番付は昭和・平成を通じてあまりなかったように思う。それが来場所から正常になるのなら結構なことだ。

 ただし、今場所の無観客での取り組み、表彰式は異常であった。

 この異常は5月の夏場所に続く可能性がある。それどころか7月の名古屋場所でさえ、オリンピックとの関連でどうなるのかわからない。大相撲だけ完全解禁といくかどうか。

 コロナがもたらす影響は果てしなく大きい。

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2020年3月18日 (水)

コロナとサリン

 韓国でキリスト系新宗教団体が、信者に「コロナ消毒のため」と称して信者に塩水を噴射、それに伴いむしろ汚染者が余計に増えているという。

 この報道の団体は、さきに教会での集団礼拝で、患者を爆発的にふやした韓国の教団とは別の組織である。

 それで思い出すのが、オウム真理教による地下鉄サリン事件。明後日20日で、発生してから25年目になる。

 そこから、日本は特段に進歩していると言い切る自信はあるだろうか。

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2020年3月16日 (月)

オリンピック断念の潔さ

 このところ、正しい日本語が今にも消えそうになっている憂慮を書き続けている。特に政治の世界だ。

 昨日、東京に桜開花宣言があったことを書いた。日本の美は、日本語の中にあり、新渡戸稲造の『武士道』や本居宣長で象徴されている桜の美意識にも関連する。

 それは、開花・満開そして散り際の潔さ(いさぎよさ)にまで及ぶ。

 オリンピック開催はだれの目から見ても予定通りの開催に無理があることがはっきりしてきた。国際オリンピック委員会は「WHOの勧告に従う」としているが、小池都知事や安倍首相が当初方針から一歩も動かないとしている以上、口出ししようもない。

 主催地の方で「選手や観客の準備を考えても無理があり延期したい」と言えば、WHOは当然それに賛成するはずだ。

 この「いさぎよさ」は、日本が世界から尊敬を受ける捨てがたい美徳である。それが、小池都知事や安倍首相、そして取り巻きの与党や官僚からも消えてしまった。

 愛国心を売り物にしているはずのご両人である。なぜなのかわからない。

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2020年3月 4日 (水)

トイレットペーパーと群集心理

 トイレットペーパ買いあさり騒動は、1973年(昭和48年)に、オイルショックが起きた際、全く同じ現象がおきていた。

 47年前である。だから60歳以上の人なら、「ははーん、またデマか、似たようなことが起きるものだ」とひややかに見ていたはずだ。

 当時は、水洗便所が普及し始めた頃で、トイレットペーパーが買えなくなれば大変だという意識は、たしかに強かった。自家用車は今ほど普及しておらず、石油コンロなどは炭火という代替がまだきいていた。

 東海道本線に乗ると静岡県の清水あたりの海側で製紙工場の巨大煙突からもうもうたる白煙が上がるのを見て、膨大な石油エネルギーが必要なのではないか、ということを想像する人もいただろう。

 だから、OPECの強硬姿勢を報ずるマスコミの勢いの方に目が向いて、デマだと最初から決めつけるような報道ではなかった。

 ただ、戦中・戦後を知る世代。根も葉もない群集心理に警戒心が強かったということだけは言える。これは大切なことなのだ。

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2020年3月 3日 (火)

「高齢者は歩かない」

 この国会ヤジには驚いた。

 安倍首相の出まかせヤジではない。東大法学部出身で外交官の経験もある、自民党・女性参議院議員のものである。

 2日、立憲民主党の蓮舫氏が小中高校への休校要請に関連し高齢者施設を対象にしなかった理由を政府にただしたことに対し、同議員は「高齢者は歩かない」とやじを飛ばした。

 議員のご両親はどういう暮らしをされているのだろうか。高齢者にとって、小中高校生にとってもっとも重要なことが学習と体力・健康であるのと同様、適正な運動と孤立しがちな社会との接触が、生活の根幹をなす。

 本塾は開設当時から「散策」というカテゴリを設けているが、永井荷風の「日和下駄」にヒントを得たものだ。

 歩くことはよほどの悪天候でない限り、生活と切り離せない日課であるがウイルス感染の危険はない。

 高齢者施設でも、社会との接触が健康に次ぐ重要課題とされていることを、近所にある各種の施設の動向からもうかがい知ることができる。

 議員は、自らのブログに長文にわたる弁明をしているが、納得できる説明はない。できの悪い官僚答弁を超えるものではない内容にいささかがっかりした。

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2020年3月 1日 (日)

感染者数の操作がこわい

 新型コロナウイルスに感染しているかどうかの判定は「PCR」検査と呼ばれる方法で行われる。

 これはDNAから検体を増殖させ、コロナの特徴の有無で陽性であるかどうかを査定するもので、これまで検査希望者に政府がとってきた方法は、最寄りの保健所などに設置される「帰国者・接触者相談センター」にお問い合わせください、というだけ。

 症状のある人が、感染の有無を早く知りたいのは当然である。これまで、「何度電話してもかからない」とか、医療機関に申し入れても断られるなどの混乱があることが報じられていた。

 政府は、民間の検査機関の窓口開放、検査に要する期間の短縮、新検査方法の開発、検査費用の保険適用など様々な改善策に言及し、批判をかわそうとしている。

 日本が中国や韓国などに比べて感染者数が少なめなのは、検査が追い付いていないせいで、この障害がなくなれば「こんなものではなくなるだろう」という意見のあることを知った。

 検査機関がふえれば陽性者、陰性者ともにふえるのは当然である。政府はこれまで保健所などの報告をもとに実数をつかみ、対策を練ってきたはずだ。

 それが、検査体制の変更で感染者数を大幅に見直さなければならなくようにならないか。仮に見直しの必要がない程度であれば、実態に近い数値として新数値を採用すべきであろう。

 しかし、統計の時系列を維持するためこれまでどおり、保健所報告の数値だけを採用するということになると、危険が生じる。政治の都合で数字が操られるという不安があるからだ。

 安倍政権下でたびたび経験していることである。

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