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2020年1月25日 (土)

防衛庁とオレオレ詐欺

 1/24NHKニュースである

防衛装備品の契約をめぐり、メーカー2社が作業時間などを水増しして、防衛省に対し合わせておよそ58億円を過大に請求していたことが分かり、防衛省は、両社に違約金を含めて合わせておよそ105億円を納めるよう求めました。

過大請求があったのは、油圧機器大手の「KYB」と、機械メーカーの「住友精密工業」です。

防衛省は去年1月、両社から防衛装備品の製造・修理などの契約をめぐり、作業にかかる時間や人員を過大に計算して請求していた可能性があるという申告を受け、特別調査を行いました。(以下略)

 多額の国民の税金がだまし取られたのである。

 ニュースの中には、これで検察が動いたなどのことは、ネット上で調べても一言も書いてない。

 防衛関連の調達は、機密保持とか緊急手配とか専門性などを理由に競争入札を回避したり特注となることが多い。したがって、業者と役人は身内のようなもので、過剰請求はオレオレ詐欺の手口にそっくりだ。

 それでも検察が動かないのはなぜだろう。

 ヨーロッパでは、日本車が排ガス規制にかかわる虚偽のレポートを出している、ということで現地の検察が動いている。それは各紙が報ずるが、この件に関してては、NHK以外に見当たらない。

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2020年1月19日 (日)

温暖化のせい

 オーストラリアの森林火災で、一説によると逃げ場を失い焼死したコアラなど野生動物が5億匹にものぼるという。北極海に発生するオキアミを求めて北上する最大の動物、シロナガスクジラは、餌の激減で骨まで浮かんで見えるほどやせ細っている姿が見られるようになっそうだ。

 いずれも、地球温暖化に基づく現象であることに、疑いを入れる余地がない。生態系の破壊はすでに始まっている。

 ネズミの嗅覚は異常に発達しており、人の唾液から各種ガン・ウイルスを嗅ぎ取ることができるという研究が進んでいる。これで患者の早期発見が可能になり人命の多くが救われる、というニュースがあった。クジラもコアラもそしてネズミも哺乳類の仲間だ。

 パリ協定からの脱退を宣言したアメリカのトランプ大統領は、戦争を挑発するだけでなく、地球上に共棲する生態系のバランスを崩してしまう人類の敵であることを、アメリカ国民はもっと知るべきだ。

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2020年1月18日 (土)

チバニアン

 今日の新聞の1面記事は、活断層や火山爆発への検討が十分とする、伊方原発再開差し止めに関する広島高裁の判決。25年目にあたる阪神大震災の回顧と鎮魂。それに、千葉県市原市で見られる、地磁気逆転の証拠を示す地層を、「チバ二アン」と命名する国際地質科学連合の決定。その3題である。

 すべてが、地学に関連するというのは、ちょっと珍しい。

 そして、千葉県版・地方面ではほぼ全面をチバ二アンで埋め尽くす。地域の誇り、と大書する見出しだ。

 県民である塾頭は、隅から隅まで読み返したが、なにが誇りなのか、よくわからない。

 たしかに、マイナスイメージではない。このところ、風水害下の知事の不可解な行動、相次ぐ凶悪事件発生や犯人の出身に関する報道で、評判を悪くしている「千葉」。

 皮肉にとれば、そうでないところが「誇り」なのだ、と理解しておいた。😵

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2019年12月29日 (日)

警察110消防119、118は?

 昨日、海上保安庁の任務に関連する記事を書いた。

 今日のニュースに、北朝鮮の漁船と見られる難破船が佐渡に漂着、白骨化した遺体を発見というのがあった。

 そういった船を発見したら、近寄らずすぐ118番に電話を――というコメントが続く。

 警察110番消防119番。118番が海上保安庁とは知らなかった。

 3桁の緊急通報先を調べたら、189番・児童虐待というのもあったが、ほとんどの人が知らないのではないか。

 韓国、中国、台湾などは、日本にやや似ているが一致はしない。その他各国はばらばら、通用しないと見ておかなければならない。

 国際化の著しい昨今、国連で決めておけば便利だが、まず無理だろうね。

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2019年12月27日 (金)

官僚のサボタージュ犯罪

 ハンセン病元患者家族への補償が1か月で400人余り認定された、という報道があった。

 ハンセン病隔離政策で差別を受けた元患者家族に対し、最大180万円を支給する補償法と名誉回復を図る改正ハンセン病問題基本法が、15日の参院本会議で全会一致で可決、成立。22日までに施行された。

 厚生労働省は施行と同時に補償金の請求受け付けを始める。補償金は最短で来年1月末には支給される見通しだ。

 ハンセンといっても本塾の「反戦」とは無関係😃。 1873年にらい菌を発見したノルウェーの医師、アルマウェル・ハンセンに由来する。

 思い出したのは、子供のころ近くに患者収容施設があったことだ。通称を避病院といった。「らい病患者」がいるとされ、道からは遠く離れていたが、空気伝染をするからといって息を止めて通り過ごしたことを覚えている。

 ハンセン病隔離政策で差別を受けた元患者家族に対し、最大180万円を支給する補償法と名誉回復を図る改正ハンセン病問題基本法が、15日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。22日までに施行され、厚生労働省は施行と同時に補償金の請求受け付けを始める。補償金は最短で来年1月末には支給される見通しだ。

 前回、韓国の一連の対日政策に関連し、刑罰不遡及の原則について書いた。

 塾頭の子供のころに体験したことが、政府の不法行為であったとは思えない。

 こういった隔離は外国でも実施されていた。伝染する確率は他の伝染病より低く、簡単な措置で容易に治癒することが分かったのは最近のことである。

 それまでは、顔面に症状が現れる不治の皮膚病でひたすら隔離をするという差別政策が優先された。

 「らい()予防法」は1907(明治40)に制定されてから、日本では世界的な動向と逆行するかのように、1931(昭和6)に強制隔離政策(感染の拡大を防ぐため全患者を療養所に強制的に入所させる政策)が開始された。

 全面廃止となったのは89年後の平成8年になってからである。ハンセン病患者は、ようやく一般の病院や診療所において健康保険で診療できるようになった。

 世界的には、1956年(昭和31年)にローマ宣言が採択され、らい患者の救済と社会復帰の推進がうたわれたり、1958年(昭和33年)には東京で開かれた第7回国際ハンセン病学会で強制隔離政策をとる政策を全面的に破棄するよう批判されたが、国は全く聞き入れようとしなかった。「らい予防法」に対する抗議のため、菊池恵楓園の患者が作業放棄闘争を起こした。各園でも次々に、作業放棄を行う事件が起こった。

 これが今回の保証金支払いにつながっている。補償金は国民の税金から支払われるのだ。

 政府の犯罪行為は、こういった官僚のサボタージュ行為から発生したものという判断になったのだろう。

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2019年11月30日 (土)

中曽根元首相逝去

 今月6日に「知性と感性」と題する1文を書いた。大統領とか首相と言われる人には、知性と感性が求められるが、今の日米宰相にはそれがない。改憲や軍備などの主張で塾頭と意見に違いがあったが、元・中曽根康弘首相にはそれがあった、という内容である。

 その中曽根氏がなくなり、マスメディアが大々的に報ずる。それも戦後稀に見る傑出した政治家という誉め言葉にあふれている、

 塾頭は、それほどではない?――と思うのだが、やはり現今のトップ像との比較で、その差が大きいからだろう。

 昨日の第一報はテレビで知った。その中でアナウンサーが何度も繰り返し「白寿で……」という。だから99歳だったのか、と思ったら正しくは101歳だった。

 誤報だったのか、アナウンサーの無知だったのかはわからない。ついでに、年齢で一般的に使われる別称を列記しておこう。

・還暦(60)、古希(70)、喜寿(77)、傘寿(80)、米寿(88)、卒寿(90)、白寿(99)

 還暦、古希以外は文字の形(米種と白寿以外は略字)から来ており「白」は、上に一をつけると百になるというわけ。

 いずれも「後期高齢者」のように役人が決めたわけではない。自然発生したお祝いだろう。

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2019年11月 4日 (月)

イングランドの銀メダル

 イングランドのラグビーチーム選手が、ワールド戦の表彰式で受けた銀メダルを首にかけなかったり、かけたものを外したりした行為が報じられた。お国ではEU脱退問題……、どうもいさぎよくないね。

 WRがかつてない大会成功は、日本の観客や選手による公平・公正な支援でもたらされた、と最大限の賛辞を呈した。

 新渡戸稲造の「武士道」が、久方ぶりに花開いた感じである。その神髄に日本人の「潔さ・いさぎよさ」があると見た。

 ちょっと待て。その反対の人がいるんだよな。日本を代表する安倍首相と小池都知事のふたり。

 一覧表にしなければならないほど、辞任せざるを得ない大臣を量産しておきながら、責任は口先だけの首相。

 オリンピック・マラソンの札幌開催を「同意できないが、IOCの決定を妨げることはしない。合意なき決定」と変な言い回しをする小池知事。

 いさぎよくないこと、イングランドに決してひけは取らないようです。

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2019年10月23日 (水)

警察犬投入

 テレビを見てたたら、水害被災地のがれきの山の周辺を駆けめぐる犬。

 字幕に「警察犬投入」と出た。

 人命捜査にかかわる犬なのに、「投げ入れ」と同じ漢字表現では失礼だ。

 せめて「登入」と変更できないか。

 

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2019年10月19日 (土)

「恩赦」の不透明

 政府は、天皇の即位礼に合わせて55万人の恩赦実施を閣議決定した。

 ずいぶん人数が多いなと思ったら、戦後の恩赦についての一覧表(1997年犯罪白書などで作成)が毎日新聞に載っていた。

 13回の恩赦があって、その総人数は約4千万強にのぼり、1回につき平均300万人あまりというのは、日本の人口から見てもちょっと信じられない数字だ。

 1回の恩赦で1000万人を超すのが明治100年記念と昭和天皇大喪の礼の2回あった。

 その基準は至ってあいまいで、同紙の法務省への取材では、「検討に制約を受ける」として詳細を明かさない一方、政府関係者は「やはり先例が大きく、あうんの呼吸で決まった感じはある」と話したと伝える。

 それにしても、明治100年に前例などはないし、「天皇、皇后両陛下のご結婚」の1277人と1千万を超える数の差の説明はつかない。

 不透明さを突く野党の意見も聞いたことがないが、慶弔にかかわることであれば、おおよその基準を作っておくのが世間の常識ではないか。

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2019年10月17日 (木)

竜巻避難情報

 台風19号が上陸してから5日目になるが、被害情報が依然としてトップクラスにある。

 千葉県は死者1名であるが、気象庁はその原因を竜巻によるものと断定した。

 死亡した男性は横転して破壊された車の中から発見されている。当日、竜巻注意報は朝から県内一円に出ぱなしであった。

 当日マスコミで繰り返されたことは、「注意報・警報等に留意し、自分の身は自分で守る……」であった。

 気象庁のホームページには

竜巻注意情報 が発表された場合には、まず簡単にできる対応として、周囲の空の様子に注意してください。そのとき、空が急に真っ暗になる、大粒の雨が降り出す、雷鳴が聞こえるなど、積乱雲が近づく兆候が確認された場合には、頑丈な建物に避難するなど身の安全を確保する行動をとってください。

とある。「頑丈な建物に避難する」タイミングとしてはすでに遅いのではないか。

 車の中でなくなった男性は「頑丈な建物」に行こうとしていたのかも知れない。徒歩で出ても落雷の直撃を受ける可能性がある。

 第一、「頑丈な建物」とは何を指すのだろう。普通なら避雷針のついた鉄骨鉄筋造建築を想像する。

 近所になければ車での移動となる。この現場近くでは、木造家屋の多くが屋根を飛ばされるなどの被害を受けている。けが人は出たが、死んだ人はいない。被害者は、多分頑丈な家だと思ってはいなかっただろう。

 戦時中、空襲警報が出て爆撃機の音が聞こえたら、防空壕のない家庭では、押し入れの下の段を開け、布団をかぶるようにした。

 竜巻注意報は「危険を感じたら家から出ないでください」が正解だと思うが、現在の気象庁情報提示は、いかにもお役所仕事的ではないか。

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