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2021年3月 4日 (木)

台湾産パイナップルの禁輸

 中国が対日・対米政策でことさら強硬姿勢を見せるのは、香港対策もあるが、その先にある台湾の独立を政策として掲げる民主進歩党(民進党)が、現在の政権の与党となっていることがある。

 中国主権を脅かす存在として、台湾に交易上の利益をもたらす国へのにらみを利かす意味が大きい。

 中国は害虫検出を理由にこの1日から台湾産パイナップルの輸入を停止した。

 朝日新聞・03/03によると、台湾人が対抗措置としてパインの「爆買い」を続けており、中国の禁輸発表から4日間で昨年1年間の対中輸出量に迫る約4万トン余りの注文が殺到。台北の日本台湾交流協会(大使館に相当)なども2日、SNSにパインの写真を投稿し、台湾支援の姿勢を示している。

 海外を含めたこれまでの購入見込み総量は4万1687トンに上るという。昨年の対中輸出量4万トン余りに匹敵する量だ。東日本大震災でカンパを受けたことを忘れてはいけない、という個人・団体の友情購入も加わっており、さらに増加の勢いだ。

 日本の店頭に並ぶパインは、圧倒的に輸入物のパイナップルが多い。販売している主な産地はフィリピンが約9割以上、他には台湾、タイ等東南アジアや南米物が中心になっている。国産の沖縄・鹿児島産も4%ほどだが存在する。

 世界で生産量が1位はコスタリカ、2位ブラジル続いてフィリピン、タイ、インドネシアなどが続く。

 つまり、中国のパイナップル禁輸措置は、台湾貿易の死命を左右するといった問題から遠いようだ。

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コメント

玉井人ひろた さま
日本撤退前は日本官僚・日本企業がほとんど支配していました。したがって中国系台湾人も日常日本語を使い、中国を蔑視するようなところがあったので「日本軍の残党に見えた」ということです。言葉足らずでした

投稿: ましま | 2021年3月 5日 (金) 20時49分

残党という意味がよくわかりません。

これが始まったとき蒋介石は大陸に居て、国民党軍は日本に替わって台湾統治の為に派遣されたものです。

しかし、蒋介石が送り込んだ軍隊は、近代化が進んだ台湾に驚き、ひたすら略奪を繰り返したそうです。

台湾の人はこの時に「犬(日本)が去って、豚(中国」が来た」と揶揄したそうです。

あるとき、台湾の女性が撃ち殺されたことをきっかけに、抗議運動が巻き起こり、そのデモ隊に軍が乱射するということがこの事件の始まりです。

今のミャンマーの様子がよく似ている気がします

投稿: 玉井人ひろた | 2021年3月 5日 (金) 19時59分

その事件は知りませんでした。ありがとうございました。
日本軍の残党として、大陸から追い出された腹いせ、それらが入り混じったジェノサイドと見るのが適当かも知れません。

投稿: ましま | 2021年3月 4日 (木) 16時19分

台湾で1947年(昭和22)に起こった「二・二八事件」、蒋介石の国民党軍による大量虐殺がそこから始まりました。
その時、台湾人たちは日本語を合言葉としました。
その人々が今の民進党を結成しているわけですから、中国というものへの反発は根強いでしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2021年3月 4日 (木) 16時01分

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