中国にしか通用しない海警法
かいけいほう、我が家のパソコンでは漢字転換しても「海警法」は出てこない。このところニュースの頻度が高いのになぜだろう。
マスコミでは、中国が作ったこの法律が「国際法違反」だ、というニュースであふれている。
「国際法」という「法律」はない。ただし、2か国語以上にわたる正式な取り決めは「条約」とも云われる国際法である。
さらに、国連で採択された憲章、協定、合意文書などのほか、古来守られ続けてきた航海ルールや外交慣習・礼儀なども「国際法」に加わる。
「海警法」は、自国の領海やその周辺海域で定められた線引きを越え、国際法を無視して他国の領域に踏み込んだ権限をうたう点で、国際法無視の暴挙とされるのである。
こんなことが続けば、香港や台湾に対する中国の主張に理解がなくなり、国際社会のはじかれものとなる覚悟が必要だ。
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コメント
BBCの権威にかけて見え透いた虚報を流すとは思えません。朝鮮人に対する日本語教育は当然視されていました。
人種差別は今も昔も変わらぬ国家犯罪です。
投稿: ましま | 2021年2月17日 (水) 17時18分
きょう、中国共産党による中国内のウイグル地区住民への「共産教育の学校」を謳った収容所で、毎日行われる強制教育や職員によるレイプの実態が、イギリスBBC放送を通じ全世界に発表されたことが紹介されました。
もちろん中国は収容所(学校と言っている)は認めていますが、虐待の事実は全否定ですが、私は事実だと思います。
投稿: 玉井人ひろた | 2021年2月16日 (火) 16時35分
へこきあねさ さま
許してきたのは正統?マルクスレーニン主義しかないでしょう。中国がかつて、「米ソ帝国主義」と称していたものです
投稿: ましま | 2021年2月15日 (月) 19時53分
そうですよねぇ。
最近の中国の目に余りすぎる行動。
これを許してきたものはなんだったのだろう、と考えちゃいます。
投稿: へこきあねさ | 2021年2月15日 (月) 18時12分