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2020年5月25日 (月)

宇宙作戦隊

「宇宙作戦隊」、うかつながらこれまで本塾はこの言葉に気がつかなかった。コロナとは違う宇宙の話が、今日の毎日新聞社説に説明抜きで突然出てきてびっりしたのだ。

2020年(令和2年)123日に防衛省は、「宇宙作戦隊」編成を盛り込んだ防衛省設置法改正案を自民党国防部会などに提示して了承され、第201回通常国会に提出して417日に可決、成立させたのだ。部隊名は202058日に正式に「宇宙作戦隊」と決定された。

 言葉自体は防衛省内部にあったらしいが、今年はじめ、定員変更などを盛り込んだ防衛省設置法改正案を自民党国防部会などに提示して了承された頃から、この名称が使われ始められたようだ。

 法案は、第201回通常国会に提出、417日に可決成立した。部隊名は、202058日に正式に「宇宙作戦隊」と決定された。「宇宙作戦隊」は2020年(令和2年)518日、府中基地に約20人で始動し、将来は100人規模にする方針だ。

 コロナさわぎの真っ最中で、立憲民主党をはじめ主な野党が賛成して、大きな議論にならなかった。また、マスコミでもあまり見かけなかった。

 自衛隊の活動範囲が、領土・領海内に限られている限り合憲であるとするのが本塾の立場である。邦船を守るための公海派遣もいいとしょう。しかし宇宙は別だ。

 日本は、『月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約』という、やたら長い名の条約を批准している。

 宇宙条約と略称されるが、短く言えば、国境のない宇宙は、人類はだれでも自由に利用できるが、核ミサイルなどを含め軍事利用は軍事利用はだめ、という国連をベースにした条約で「宇宙戦争」は一切できない。というものだ。そこへ、自衛隊の「宇宙作戦」を持ってくるのはなんとも異様である。

 サイバー攻撃や監視衛星など、防衛上衛星が受け持つ高度な技術に依存しなければならないことは理解できるし研究も必要だ。そこへ「作戦」という軍事を思わす名称をもってくる神経は、どこから出てくるのだろうか。

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コメント

玉井人ひろた さま

「宇宙研究班」ぐらいにしておけば、可愛いと思われたのに。

投稿: ましま | 2020年5月25日 (月) 20時32分

わたしは、かなり前から知っていました。

昨年、トランプ大統領がアメリカ軍にほぼ同名の部隊を組織しました。

中国でも似た部隊が存在し、国際的に現在人工衛星を使った攻撃が国防にとって重要になっていますので、日本も当然に自衛のためにも設置は不可欠だと、わたしは思っています。

投稿: 玉井人ひろた | 2020年5月25日 (月) 19時57分

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