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2020年5月20日 (水)

ひとごとではない台湾

 前々回に続きWHO総会関連のことを書く。

 コロナウイルスとは別に、台湾のオブザーバー参加のことが米中間の角逐の種になっている。前々回は、題を「コロナを外交のチャンスに」としだが、安倍首相の親善訪問を中心とした「無難外交」だけで乗り切れるかどうか、不安のあることにも触れた。

 WHOではないが、国連総会でオブザーバーとしての資格を有する国が2か国ある。

 バチカン市国 とパレスチナ国で、その背景は全く違うが前者は193か国中178か国、後者は137か国が承認している。全会一致でなければオブザーバーになれないというわけでもない。

 中国は、台湾をオブザーバーであっも、国と同様に扱うことに反対しているのだ。日本の非常宣言適用地域設定のように、細分化したエリアに対する指導にとどめるなど、話し合いの余地がないとは思えない。

 しかし、中国共産党の人民解放軍と、蒋介石を首班とする中華民国軍の内戦が、台湾海峡をはさんで解決していないことや、中国・日本の両属関係にあった琉球王国の時代、さらに日本の領土となった台湾の歴史などに思いが至らないようでは、仲介する資格がないということだ。

 言いかえると、沖縄の米軍基地、尖閣問題解決の糸口さえ見えないようでは、中国も仲介に関心を示さないだろうと言いたいのだ。

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コメント

蔡英文総統
すご腕ですね。ウーマンパワーとして、ニュージーランド同様アジアの誇り。
でない、ウルトラマンもいますが……

投稿: ましま | 2020年5月21日 (木) 10時14分

台湾は世界一の親日国家であることは、震災の時に最も多くの支援を日本に送ったことで証明されていますが、意外に日本国内では知られていないのが残念です。

バチカン市国は数少ない、台湾を明確に独立国家として承認している国家でもあります。

大国に負けないでほしいです。

投稿: 玉井人ひろた | 2020年5月21日 (木) 07時59分

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