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2020年5月 3日 (日)

コロナは歴史に残らない

 くる日もくる日もコロナで大騒ぎ。こんな騒ぎを過去の歴史に照らしてみて、どう書き残されるのだろうと思った。

 第一次大戦最後の年(1918)に日本を襲ったスペイン風邪は、それから3年にわたって猛威を振るった。当時、庶民、政府、経済は、これにどう立ち向かったのかを調べてみたいとも思った。

 家にある現近代歴史書、辞典、年表など、いずれの索引をあたっても「スペイン風邪」「インフルエンザ」等の文字はでてこない。つまり、歴史記述はひとこともないということだ。その点、さすがはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』だ。その甚大な被害が書かれている。

・流行1918(大正7)年8-19197

 患者 21168398

 死者 257363

 致死率 1.22%

・流行1919(大正8)年8-19207

 患者 2412097

 死者 127666

 致死率 5.29%

・流行1920(大正9)年8-19217

 患者 224178

 死者 3698

 致死率 1.65%

数字の扱う期間が、コロナは3分の1に満たないし、とりかたも違うので単純比較はできないが、コロナは5月3日現在、

 累計感染者数 14893

 死亡者数 492

となっていて、それに比べると何桁も低い水準にあることがわかる。

 社会現象は、重要な歴史構成要素だと思うが、伝染病はなぜ「歴史」にならないのか、「その筋に詳しい人」の解説がほしいところだ。

 

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