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2020年3月16日 (月)

オリンピック断念の潔さ

 このところ、正しい日本語が今にも消えそうになっている憂慮を書き続けている。特に政治の世界だ。

 昨日、東京に桜開花宣言があったことを書いた。日本の美は、日本語の中にあり、新渡戸稲造の『武士道』や本居宣長で象徴されている桜の美意識にも関連する。

 それは、開花・満開そして散り際の潔さ(いさぎよさ)にまで及ぶ。

 オリンピック開催はだれの目から見ても予定通りの開催に無理があることがはっきりしてきた。国際オリンピック委員会は「WHOの勧告に従う」としているが、小池都知事や安倍首相が当初方針から一歩も動かないとしている以上、口出ししようもない。

 主催地の方で「選手や観客の準備を考えても無理があり延期したい」と言えば、WHOは当然それに賛成するはずだ。

 この「いさぎよさ」は、日本が世界から尊敬を受ける捨てがたい美徳である。それが、小池都知事や安倍首相、そして取り巻きの与党や官僚からも消えてしまった。

 愛国心を売り物にしているはずのご両人である。なぜなのかわからない。

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コメント

玉井人ひろた さま
主催は国際オリンピック委員会で、最終権限を持つのもここだ、と聞いていますが、ウイルスをこわがるのと同様、みんな逃げているような感じです。
東京を「主催地」と書きましたが、正しくは「開催地」と書くべきだったかもしれません

投稿: ましま | 2020年3月16日 (月) 20時53分

「こういう時だからこそ開催してもらいたい」という意見もありますので、決断は主催者にお任せです。

聖火の受け渡しと、来週26日のスタート準備が福島県のJヴィレッジで着々と整っています。

あとは聖火を待つだけの福島県です。

投稿: 玉井人ひろた | 2020年3月16日 (月) 20時16分

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