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2020年3月22日 (日)

北朝鮮ミサイルは民族衣装

 21日、北朝鮮が日本海に向け、短距離弾道ミサイルと推定される飛翔体を2発発射したというニュースがあった。

 北朝鮮による飛翔体の発射は今月9日以来12日ぶり、ここ3週間足らずで3回目になる。いずれも日本の経済水域以外に落下しているが、いったい何のためだろう。

 米韓軍事同盟へのけん制とか、経済制裁に堪えかねての挑発だとか、金正恩独裁体制引き締めとか、中にはコロナウイルス汚染を隠蔽する目的など、いろいろな憶測がある。

 塾頭はいずれも違うと思う。以上のような原因があれば脱北者か増加するとか、リーク情報の一致が見られるとか、もっと周辺情報があっていいはずだ。

 一口で言うと、朝鮮民族全体に向けたアピールである。韓国の文政権は日韓関係をはじめ、失政続きで崩壊は避けられないと見ている。革新だからといって、対等な立場で南北の交渉にあたるメリットは何もないということだ。

 北の体制が盤石である限り、韓国民に今以上の言論統制を強制する理由がないという自信があるのかもしれない。

 日本政府が、冷戦思考から一歩も抜け出せないようでは、韓国民と北朝鮮、それにアメリカが同じ土俵に立った時、日本の出番はなくなるだろう。

 もちろん、中国と同様、北の社会主義的独裁体制が揺らぐことはないだろう。両国ともそのやり方が成功している代表例だからだ。

 中国と北朝鮮はやや異なるが、中国の党独占に対し北朝鮮は金世襲の家父長体制が機能している。軍・労働者・知識階級・議会・政治は対立的存在でなく一体として考える。

 経済制裁による食糧難が云々されるが、食料を自給できるだけの農地はあり、労働力は人民解放軍が充足する。漁業も同様、軍務の中に組み込まれている。

 工業資源は昔から豊富で工業は北で発達した。また、技術水準も出稼ぎ労働などによる移入もあり、低いものではない。高度なミサイル技術がそれを示している。

 また、日本は対敵する相手ではなく、ロシア・中国がそうであるように経済の連携ができれば友好国として共存共栄の道を探ることになるだろう。

 トランプが金正恩を信頼できる相手、としているのは、そのあたりを見極めているということだ。

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