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2019年9月19日 (木)

お辞儀からハグまで

 江戸時代まで日本人の挨拶の動作は「お辞儀」しかなかった。身分が違えば「平伏低頭」、神仏へは「柏手」「合掌」。明治に入ると軍隊中心に帽子のふちに手をやる「敬礼」や、外国人とのつきあいのために「握手」も出現する。

 高温多湿の日本では、身体を接触させる挨拶は、日本人同士の間で、あまり一般化しなかった。手に汗を握るのもテンション民族の体質である。

 「ハグ」は冷戦時代、共産圏の首脳同士がよくしているのを目にした。スラブなど寒い方の国では、お互いに温めあうという伝統があるのかも知れないと思った。

 それがこのところ、安倍さんなんかも国際会議などで当たり前のようにハグをかわすようになってきた。

 ハイタッチやハグはスポーツなどで、ともに勝利を喜びあう所作である。

 しかし安倍さんのは、なにかを「ハグ」らかしているようにしか見えない。やはりどこかしら不自然になるのはやむを得ないようだ。

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エッセイ」カテゴリの記事

コメント

文化の逆流現象ですね。日本の若い人の感覚はどうなんでしょう

投稿: ましま | 2019年9月20日 (金) 12時58分

ハグ=抱き合う、これは難しいですよね。

それが異性になると、特に日本人の男性は腰が引けて変なハグになる傾向があります。

それに顔の位置がどうしていいかわからない。聞くところによれば右のほほを合わせるようにするのが一般的に様です。

ただ、欧米では日本のお辞儀は体に接触しないということで、そちらを好む人が急増しているそうです

投稿: 玉井人ひろた | 2019年9月20日 (金) 08時21分

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