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2019年9月23日 (月)

小泉環境相、大物への道

 テーマは、地球温暖化と放射能汚染対策である。いずれも日本の枠を超えた大問題である。

 地球温暖化は、トランプ大統領の否定宣言と、放射能関係は、安倍首相の原発再稼働志向という壁がある。前者はアメリカ共和党内でも公然と批判する勢力があり、後者もあえて正面衝突しなくとも可能なことである。

 この記事を書こうと思ったきっかけは、政府やメーカーなどに、「原発の稼働や輸出をやめると、世界的水準にある技術者の養成ができなくなる」という意見があることである。

 その裏には、アメリカへの配慮から、核兵器禁止条約加盟に調印できないでいる日本の姿があり、核エネルギー先進国の地位を維持しておきたいという下心が働いているが、ここでは触れない。

 試算されたものを見たことはないが、この先、原発新設より、廃炉、放射能対策・処理に関する技術者の需要の方がはるかに高まるのではないか。若者が集まらないと決め込む理由はない。

 7月25日に亡くなった国連IAEAの天野之弥事務局長も、日本の官僚出身だけに政府方針に反することはできなかったが、核拡散防止のために払った公正で真摯な仕事ぶりが、世界各国から高く信頼、評価されていた。

 IAEAの査察にも高度な技術力が要求される。日本の信頼や世界平和に貢献する「技術大国」への道がそこにある。

 韓国の、「汚染水海中投棄」などの非難も、高い技術力に支えられた反論をすれば、客観的に封じることができるだろう。

 これにより進次郎大臣は、前環境庁長官や「郵政民営化」の父を超えることができる。

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コメント

勉強が足りないのと、よき先輩がいないせいですね。安倍首相路線がネックになっているとは思いたくないのですが。

投稿: ましま | 2019年9月24日 (火) 10時40分

同時期に行われている、各国首脳による温暖化問題を考える会議に日本とアメリカの首脳だけが欠席している現実があり、小泉環境大臣の中身の無さがクローズアップされて世界では報道されたようです。

投稿: 玉井人ひろた | 2019年9月24日 (火) 07時54分

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