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2019年8月 7日 (水)

核兵器禁止条約敬遠の首相と政務官

 昨日74回目の広島原爆忌。例年、広島市長の宣言と首相挨拶だけをマークしているが特に例年と変わらなければ記事にしない。市長の姿勢が2017年に成立した核兵器禁止条約への署名・批准を求めたことに対し、安倍首相は3年連続で無視し続けている点も流れは同じ。

 その点について、今日の毎日新聞の特集「論点」で、自民党衆議院議員で外務政務官・辻清人氏が、次のように結論付けている。

(前略)日本は毎年国連総会に核廃絶決議を提出したり、岸田文雄外相時代に核兵器国と非核兵器国の有識者による「賢人会議」を始めたりして、核廃絶に取り組んできた。だが、この七十数年で軍縮が進んだのかと言われれば、これに取り組んできた方々はちょっと言葉に詰まると思う。私もその一人だ。

 テロや飢饉(ききん)、難民問題など、世界は常にさまざまな課題を抱え、不安定化している。人としての営み、幸せ、人権などを考えず、核だけをどうにかしようとしても軍縮は進まない。核廃絶にはNPTや国連での議論だけではなく、文化交流なども含め複合的で多面的な取り組みが必要だ。【聞き手・樋口直樹】

 唱えているお経と行動が一致せず、最後の「文化交流」など筋違いの弁明で理解できる人はいないだろう。

 「ちょっと言葉に詰まる」という辻氏の本音が垣間見えた一文である。

 結論は、いつもの通り、野党の不がい無さに行き着いてしまう。

 

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反戦・軍縮」カテゴリの記事

コメント

その軍縮がアメリカが先に立って協定から脱退するので辻氏が言葉につまるのも無理ありません。
野党まで「忖度」になぜかお付き合いしている。それがわからないのです。

投稿: ましま | 2019年8月 7日 (水) 19時47分

私の記憶では、日本政府(自民党)の考えは、「核廃絶より軍縮のほうが重要」といった理由で拒否していると説明があったような、無いような記憶です。

その考えはある意味で分かるような気もしますが、どう考えてもアメリカに忖度しているとみるのが一般的でしょうね。

投稿: 玉井人ひろた | 2019年8月 7日 (水) 17時49分

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