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2019年6月12日 (水)

氏・名の順序、日本の勝手

 「氏名の英語表記は名字を先に」という政府方針が明らかになったのは先月21日ころである。この件について、日本より中国の「人民網」などの方が大きく扱っている。

 それは、朝鮮・ベトナム・中国などは以前からそうしており、日本独特の特異な例であったということだ。全世界を調べていないが、維新で西欧文明取り込みに急なあまり、氏名表記まで、それにあやかろうという気があったのではないか。

 言い出したのは、柴山文部科学大臣で、20年も前の国語審議会の「言語や文化の多様性を生かすため名字を先にするのが望ましい」とする答申に基づいている。

 中国などの論調に特段批判めいたものはないが、アジアで伝統的な風習を軽視、西欧化・近代化に先んじて近隣国の上に立とうとしたことを、暗に揶揄しているようにも見える。

 河野外務大臣は、記者会見で「各国報道機関に要請したい」と言明したが、欧米報道機関では、これまで続けてきたSinzo Abeなどを変えることの混乱を予見しない、勝手な要請だと、冷ややかな反応もあるという。

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