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2019年5月17日 (金)

『日本国紀』批判

 ネトウヨが好みそうな大見出しをつけて、毎号大きな新聞広告を出すマイナーな雑誌がいくつかある。その常連筆者3,4人のひとりに作家・百田尚樹氏という人がいる。同氏の『日本国紀』という本は、最近書店店頭に大きく平積みにされており、いわば売れっ子だ。

 その本に対して同業の作家・津原泰水氏がツイッターで批判したところ、出版社から圧力を受けたということが毎日新聞の記事(05/17)になっていた。

 批判の内容は、歴史書であるのに、出典が明かされていない、内容にウイキペディアそっくりの所が多くコピペの集大成ではないか、ということで、出版社内部でももめているということだ。

 よりくわしい記事を本塾でまとめたいと思ったが、それには本を買うか図書館へ行かなければ(出典を確かめなければ)ならない。ブログであっても本塾のような性格を持ち、サイトを公開するからには、最小限度守られるべきルールである。

 このブログもウイキペディアはよく利用するが、人名、日付、場所などに間違いがないかなどを確かめるようなことが多く、コピペの量が多くなれば新聞記事引用同様、出典として明記することにしている。

 純粋な小説ならばその必要はないが、ドキュメンタリーの位置づけをすれば必要になってくる。そういったことは、学者はもとより文筆を志すものなら常識として持ち合わせていなければならないものだ。

 それをチェックし校閲するのが出版社の編集者の責任であり、権限でもある。今回、それがないがしろにされていたのであれば、出版元・幻冬舎の信頼にも大きく関わってくる。

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コメント

自著を引用した場合でも、「拙著『〇〇〇』参照」などと出典を明記するのがルールですが、wikiの場合「拙著」とは書けないので、必要により「ウイキペディア・参照」とし、記載されている原典までチェックするのが良心的でしょうね。

投稿: ましま | 2019年5月18日 (土) 21時10分

ウイキペディアに投稿した本人が、本を出せば同じ内容になるのは当然ですが、それとは違うんでしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2019年5月18日 (土) 19時23分

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