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2019年5月10日 (金)

移民・難民・流民

 民族の移動には、移民・難民・流民の3種類がある。ほかに権力による強制移動もあるが、これはここからのぞいておく。

 世界のほとんどの国では、民族問題が大きな議論となり揺れ動いている。その象徴的な例がEUにある。毎日新聞の報道によると、EUが実施した先月の世論調査では、EU加盟が自国の利益になっているとする回答が68%を占め、過去35年で最高水準を示した。これは、利益になっていないの23%の3倍近くになる。

 ところが、この23日に実施される5年に1回の欧州議会選挙国民投票(EU脱退を決めたものの迷い続けているイギリスも、投票にはとりあえず参加する)の見通しでは、反移民を唱える右派勢力が35%弱と僅かながら増える予想がたてられており、EUが一体どちらに向くのか、混とんとしていて見当がつかない。

 ヨーロッパは、そもそも、民族の大移動の中から生まれた国が多い。言語が違っても日本語のように孤立した言葉ではない。日本は、島国といっても大陸と隣接しており、その影響を受けながら独特の文化を育んできた。

 そのことから、移民・難民・流民の違いを追及する機会もなく、固有の観念を持ち合わせていない。この先の国際環境を考えると、外交手腕を育むためには、ちゃんとした理念を打ち立てておく必要がある。

 

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

人不足解消など、その場限りのご都合主義しかありません。ドイツ・フランス・イタリーなどそれぞれに違う悩みを抱えていることを丹念に勉強すべきです。

投稿: ましま | 2019年5月10日 (金) 20時18分

移住は認めているが、難民や亡命者は原則的に受け入れないのが日本ですね。
難しい問題です

投稿: 玉井人ひろた | 2019年5月10日 (金) 17時44分

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