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2019年2月23日 (土)

「断固」の使い方

政府は22日の閣議で、韓国が日本海の呼称をめぐり「東海」の併記や改称を求めている問題に関し、「韓国側の主張に対して断固反ばくする」とした答弁書を決定した。立憲民主党の亀井亜紀子衆院議員の質問主意書に答えた。(時事通信)

ここで気になったのが「断固」という言葉である。最近最も多く目につくのが、中国の公式発表を伝える宣伝部・テレビのお姉さんの発言で、中国語でどういうのかわからないが、アメリカ・台湾などの姿勢を非難する時字幕に出る。

かつて、日本の左翼が「断固粉砕」とか「断固貫徹」などを愛用していたので、一種の左翼用語かと思ったが、中国語を調べると「断然」があっても「断固」はあまり見当たらない。

さて、前段の閣議決定だが、「断固反ばく」するような事柄か?。静かに「同意できません」でいいのではないか。国際組織は各国の対立構造や「くせ」をよく見ている。

かつて、イランとサウジなどとの間で、ペルシャ湾をアラビア湾とするよう争っていたことがあるが、イラン古来の名称、ペルシャがそのまま今でも使われている。「断固」は国内向けであっても、国際的には逆効果だろう。 

 

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