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2019年2月22日 (金)

国会言論の甘さ

今日の毎日新聞のトップ記事3本見出しは、「厚生労働省・秘書官面会当日書き換え・因果関係は否定」である。

面会当事者は、厚労省の姉崎統計情報部長(当時)と中江首相秘書官(当時)の二人である。国会で長時間かけ議論が続いているが、野党攻勢が一向に効果をあげていない。もり・かけ議論同様、マスコミにも「忖度」という結論に持ち込まれそうな気配である。

首相秘書官というのは、首相と一心同体で仕事をしなければならない人である。政府・官僚は一体でなければならないというのも、近代国家の基本原則である。だから厚労省・統計責任者という官僚の立場は、首相に直接会うのと同じということになる。

会うこと自体は、首相がきびしい国会答弁を乗り切るためには欠かせず、悪いことではない。そして、肝心な部分について、官僚は「忘れた・覚えていない」首相側は「聞いていない・記録がない」で逃げる。

「忖度」は、そういった「ひと(他人)」を介するところで生まれてくる。「首相」秘書官と会うというだけで、首相の指示を受けたと官僚が理解すべきだろう。文書データや録音という証拠がなければならないということではない。

わかっている事実だけで相手を論破する、それが言論というものだ。昨今の議会ではそれが見えてこない。。

 

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