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2019年1月24日 (木)

統計の責任は天皇だった

 朝・毎・読をはじめ今日も各紙は勤労統計不正問題を社説に掲げている。安倍首相のお好きな明治のはじめ、大久保利通はどうしたか。『日本の歴史20』中央公論、から引用しておこう。

 大久保は新設の内務省の充実を急いだ・七年(1874)一月十日公布せられた職制にによれば、「内務省ㇵ国内ノ安寧、人民保障ノ事務ヲ管理スル所」とし、課を勧業寮・警保寮(以上一等寮)・戸籍寮・駅逓寮・土木寮・地理寮(以上二等寮)および測量司(八月三十日廃止)の六寮一司に分かち、内務卿は、「全国人民ノ安寧ヲ謀リ、 戸籍人口ノ調査、人民ノ産業ノ勧奨、地方ノ警備、其他土木・地理・駅逓・測量等」所管の事務について大臣の指示のもとに専決する権利をもち、「而シテ其事務調理スル二於テハ、天皇陛下二対シテ担保ノ責二任ズ」と、諸省卿よりは格段に重い天皇への直接の責任を規定し、いいかえれば諸省卿よりも一段高い権威を与えられ、「特旨解赦恩典ノコト」も内務卿が勅旨を奉じて行うこととした。(アンダーライン、塾頭)

 今は天皇の責任でなくてよかったね、安倍さん……。

 

 

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