« 交通事故死者数 | トップページ | 脱原発に政党乗り遅れ »

2019年1月 6日 (日)

「慣れ」

  寒さ慣れしてきたこの時期、「慣れ」について考えた。

使い慣れた道具。大工のかんな、板前の包丁、使い終わったら自分で研ぐ。 

通い慣れたすずかけの道。友情をはぐくむ学び舎の路。

住み慣れた街。顔見知りだけの安心。故郷の原型。

「慣れ」なくして生活は成り立たない。

ところが慣れられると困る企業がたくさんある。「ライフサイクル」といって生活・習慣に変化を求め、それを企業存続の根幹に置く企業である。かつては典型的な産業が「家電」、といわれた。

厳しい競争のもとで、目覚ましい技術革新が進んだ。しかし耐久消費財といわれるように、まったく使えなくなるということはなかった。それが「慣れ」は「罪悪」であるかのような変化が生じてる。

ハードではテープ、ディスクなど記憶装置である。ソフトも頼みもしない「自動更新」が毎日のように入る。パソコンは「使い慣れた道具」には決してなりえない。ユーザーから見ると買い替えを迫られているように見える。事実そうだろう。

これに紛れ、スパムが横行する状況を作っている。今や国境を越えた「慣れ破壊戦争」の時代に入った。

言論の自由、経済の健全発展を守る上からも、何らかの形で政治的コントロールを考えなければならない時期に来ている。だがこれには時間がかかるか、または、できないか。

 

|

« 交通事故死者数 | トップページ | 脱原発に政党乗り遅れ »

エッセイ」カテゴリの記事

コメント

なるほど!
その方が言葉の厚みがありますね

投稿: ましま | 2019年1月10日 (木) 18時22分

反対する意思は全くありませんが、多くの刃物・鉈、鎌、ナイフ、鋸、鍬などを使う私としては、研いだりやすりをかけたりする鉋や包丁は‘使い慣れた道具’という言葉より「使い込んだ道具」という言い方がしっくりきます(

投稿: 玉井人ひろた | 2019年1月 9日 (水) 07時59分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「慣れ」:

« 交通事故死者数 | トップページ | 脱原発に政党乗り遅れ »