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2018年12月30日 (日)

何が「大変」か

 前回に続きこの一年を振り返る。

 昭和1011年頃の吉川英治の随筆『草思堂随筆』(講談社内吉川英治国民文化振興会)、からの引用である。

 非常時だの、挙国一致だの、何だのと、政府もジャアナリストも、そういえばちと大変大変を使いすぎるようである。今の政府の肚などということを、こう考え合わせてみると、過去の教養の中に養った一老母の肚にさえ及ばない気がして心ぼそい。

ちなみにこの時期は、満州国を立ち上げてから盧溝橋事件で支那事変が起きるまでの間に挟まれた2年であった。似てなければいいのだが。

 

 

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コメント

似ている、と書きたいのをずいぶん抑えました。

投稿: ましま | 2018年12月30日 (日) 19時20分

同じく、似てなければいいのですが。

投稿: 玉井人ひろた | 2018年12月30日 (日) 18時02分

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