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2018年5月28日 (月)

ウソまみれの国へ

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 6日前の題名は「渡る世間はウソばかり」だったが1週間もたたないうちに、ドラマの題名のような「美しい」表現ですますわけにはいかなくなった。今日も、モリ・カケ疑惑を中心に衆院の集中審議の最中である。

指示があったなかった、言った言わないなど人間関係の基本をなす言葉の信頼性が、根本から崩れる事態が日本を覆い始めた。

「ウソ」という言葉は、こんな弱小ブログでも、公共関連には使わないようにするというという矜持が、半年ほど前まではあった。それが、最近では有力新聞の見出しになり、電波にもあふれ出した。

国会議論の中でも言及されたが、政治の場合首相の「私や妻がかかわっていたら首相も議員も辞める」や「加計学園の申請を知った時期」の発言に始まり、その軽はずみのウソに整合性を持たせるため、部下や官僚などがウソにウソを重ねる連鎖反応を起こした。

その中でどうしても隠匿・矛盾・齟齬が生まれることは、常識のある人なら分かり切っていることだ。だから、ウソの輪を守る立場にいる人でも、否定しきれない真実の一片をより所として、新たな苦し紛れのウソをねつ造する。

その極端な例が、加計学園の理事長と首相が会ったという事実はないが、加計学園関係者がウソの話を作って今治市や愛媛県の担当に説明したという、加計学園側の説明である。その前に、当時の経緯を合理的に示す合理的な公文書やメモが次々に明らかになっており、全体としてウソまみれの様相を呈してきたのが最近の政官界である。

日大アメフト部の場合も、全く似た構図になっている。しかし、この方は純真な学生の存在などがあり、改革の芽が育つという希望も持てる。政官界は、安倍内閣を退陣させるしかない。毎日新聞の世論調査では「加計説明首相を信頼できない」が70%もある。

その一方で内閣支持率が1ポイント上がっている。代わりになる候補が存在しないにしても、「ウソ」蔓延の危機が目前に迫っている。こんなことは、日本の過去になかった。救世主を早く探さなければならない。

 

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