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2018年4月 6日 (金)

日本の改ざん文化

文書改ざん、秘匿問題がいつまでも尾を引いている。加計が文科省、森友は財務省、自衛隊海外派遣防衛省。防衛省は稲田大臣失脚で収まったかと思ったら残り火でさらに火勢が強まった。

防衛省の場合は2度目となると、「お友達や妻が……」ではなく、文民統制の原則がないがしろにされているのではないかということで与党からも火の手が上がっている。

安倍首相は、改憲案で自衛隊の最高指揮官を首相にしたいと考えている。文書が隠匿され真相がわからぬまま指揮をとる度胸があるのか、一省庁の問題ではない。

さらにここへ来て、国会議事録改ざん?ではないかという議論が起きている。

参院予算委員会で、自民党の和田政宗議員が、財務省の太田充理財局長に質問した内容が議事録から部分的に削除されることになった。削除部分は下の<>で囲む部分である、

和田議員「まさかとは思いますけれども、太田理財局長は、<民主党政権時代の野田佳彦前首相の秘書官も務めておりまして、>増税派だからアベノミクスをつぶすために、<安倍政権をおとしめるために、>意図的に変な答弁をしてるんじゃないですか?」

太田理財局長「お答えを申し上げます。私は公務員としてお仕えした方に、一生懸命お仕えするのが仕事なんで。それをやられると、さすがにいくら何でも。そんなつもりは全くありません。それはいくら何でも、それはいくら何でも、ご容赦ください」

と、してしまった。都合の悪い人名などを部分的に消したので、全体の文意があいまいになるなど、森友学園関連の改ざんと全く同じ手口である。

塾頭は、この場面をTVで見ていたが、自民党議員のレベルの低さを露呈したという以上に考えていなかった。和田議員の質問は国民なら聞いてみたいような内容であり質問の筋は通っている。

むしろ局長の答弁が役人にあるまじき絶叫的な感情答弁で、異様に聞こえた。ここは、筋を通した冷静な答弁をするべきではないか。削除するなら太田局長の絶叫の方だ。公務に沿った落ち着いた答弁をすれば、和田議員の方が恥をかくことになっただろう。

いずれにしても、こういった改ざんは、日本文化そのものになってしまったかのようだ。これを回復させる手は、総辞職、解散で新たな指導者を求めるしかない。

 

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コメント

第一次安倍内閣において、東日本大震災が起る数年前に高さ10m以上の津波に対する福島原発の脆弱さ・欠陥の質問がなされたことがありました。

しかし、安倍総理は「そんな議事録は無い」という答弁がなされました。

どこへ行ったのでしょうね。

投稿: 玉井人ひろた | 2018年4月 7日 (土) 07時52分

国会の議事録なら永久保存ものです。例によって質問の表現がちょっと違っただけで「無い」と答えたのかも知れません。
いずれにしても徹底追及してほしいですね。ウソはすぐバレるのが昨今のはやりです。

投稿: ましま | 2018年4月19日 (木) 18時09分

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