« 金持ち喧嘩せず…が | トップページ | 反原発にうねりが »

2018年1月10日 (水)

韓国の外交べた

2018_01100001前回に続いて新聞大記事のツーショット。今度は韓国で、相手が日本と北朝鮮である。1面トップだけでなく2面と3面、8,9面はほとんど全面、社説と社会面にも現れる。

南北対話は、平昌オリンピックまで時間がなく、核の問題など「それはアメリカと話し合うこと」などと北から軽くあしらわれ、完全に北朝鮮ペースで進んでいる。

一方、従軍慰安婦問題は、何が言いたいのか、あれほど騒ぎ立てたのに意味不明、日本政府から政策合意を見直すことは一切ない、という強硬な反応を得ただけである。

アメリカのポチに位置づけられる日本の外交は、ほめられたものではない。しかし最近は、イスラエルの首都問題など国連で良識的な決議に票を投ずるなど、評価されたものもでてきた。

ところが、軒を接した一番近い隣国、韓国の外交下手には、全く手が焼ける。日本にとって明治の昔から悩みの種、あえてこう決めつけたいのだ。北朝鮮は共産圏として独立を遂げたが、中国やソ連との間で理論闘争をはじめ、したたかに鍛え上げられた。

ここで、旧朝鮮時代の「事大主義」(強大な者に仕える)を克服した。いい悪いは別として、金日成の「主体性理論」が身につき、今に至っている。ところが、韓国はなにか日韓併合前の李王朝を彷彿とさせるものがある。

最初は、日朝修好条規で独立国として対等の約束をしたのに、ある時は清にお伺いを立てある時は派兵を依頼する。日清戦争が終わって、日本の占領地遼東半島をロシアなどによる三国干渉で放棄させられたと見るや、日本弱しと見てロシアにつく。はげ鷹西欧列強の利権あさりには為すすべがない。

見かねた日本がアメリカ人の外交顧問を紹介すると、これをクビにする。すべて王室内や取り巻きの権勢争いが絡んでいる。日本が同国の外交権を取り上げたことが、日韓併合への第一歩となる。諸外国も不安定のまま推移するより、日本の保護領の方がマシ、という考えか大きな異論はなかった。

歴史認識の教訓は、すべて日韓関係の推移の中に埋もれている。これにどう真剣に取り組むか、それが今後の東アジア平和の鍵となる。

|

« 金持ち喧嘩せず…が | トップページ | 反原発にうねりが »

東アジア共同体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/468248/72657530

この記事へのトラックバック一覧です: 韓国の外交べた:

« 金持ち喧嘩せず…が | トップページ | 反原発にうねりが »