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2018年1月15日 (月)

相撲・多国籍の利点

相撲不祥事関連のニュースが手を換え品を換えテレビをにぎわしていたが、そのまま昨日から初場所が始まった。その取組実況の前、民放で見たことのある大柄な外国人力士が映し出された。

バルト、もう懐かしいしこ名になったが、大関まで張った「把瑠都」である。何で彼が?と思ったら、今安倍首相がバルト3国を訪問しているからだという。3国の名はエストニア、ラトビア、リトアニアである。いずれもバルト海に面した小国である。

それぞれ、歴史も民族も言語もそれぞれ独特なものがあり、最近まではソ連圏の西北端として欧州に対峙していた。今はNATO、そしてEU加盟国である。最近は日本人観光者も多くなったが、把瑠都を例に引かないとなじみのない地方かも知れない。

首相は今日ブルガリアに移った。ここは、琴欧州親方、十両に落ちたが碧山もいる。彼らは、ロシアに多いスラブ系と思われるが、ドナウ川が流れその名の通り欧州だ。黒海に面し、対岸は、ジョージア(旧名・グルジア)である。ここには黒海がいて活躍した。あとを臥牙丸がついでいる。

アフリカ大陸、米州大陸からも1人来ているが、旧ソ連圏の勢力にはとてもかなわない。日本のマスコミは、クリミア半島をいうとき「ウクライナからロシアが不法に占拠した」という前置詞を置くことになっているようだが、ロシア発祥の地はウクライナの中心・キエフだったのだ。

スラブ、タタール、フン、アーリア、モンゴルその他様々な民族がでたり入ったりで、どうも境界がはっきりしない。そういった癖のあるのがロシアだ。日本ももともと先祖のはっきりしない他民族が先祖らしいが、海で隔離されていることもあって、まれに見る単一民族になっている。

首相漫遊の目的は、対北朝鮮対抗政策らしいが、もっと広い目で相撲取りの出身地をきっかけに、他の国・地域・民族・歴史を勉強してみることはいいことだ。

 

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