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2017年11月14日 (火)

押しつけ憲法&押しつけ兵器

安倍流の改憲意欲は、現憲法がGHQから押しつけられたものという一点からきている。敗戦後憲法改正が急がれていた。GHQは起案を近衛文麿に一任する。しかしその後、近衛が戦犯指名され自殺したこともあって、あとを特務大臣の松本烝治が受けた。

その試案を、終戦の年明け早々毎日新聞がスクープした。天皇の大権が明治憲法そのもののような案だったため、占領政策に支障をきたし、国民も到底受け入れないだろう見たGHQが案を示してきたことは事実だ。

それを日本の法制に合うよう、法制局長官が手を入れて翻訳調から補正した。さらに日本の政治家・学者・民間有志の意見を採用し国会に提出されたものだ。当時、NHKラジオが塾頭の住む田舎の町までやってきて、天皇制の是非など街頭録音を収録していたことを思い出す。

占領下とはいえ、東京裁判を含めアメリカ流民主主義による手続きで行われたことを安倍さんたちは知らない。戦争指導者階層をのぞく一般国民は、戦時下の圧政よりどんなにいいかを体感していた。

その安倍さんが、北朝鮮の脅威を盛んにトランプ大統領に吹聴したため、それなら「アメリカ製兵器を買え」と押しつけられたことには抗議ができなかった。本来、武器は可能な限り輸入に頼ってはいけない。

新鋭兵器なら共同開発である。武器輸入は輸出国の都合でいつでもストップできるし、不具合な点が発見されても改良型供給をしないという意地悪もできる。つまり、国防の選択肢まで握られてしまうかも知れないのだ。

憲法と兵器のダブルスタンダード。安倍さんなら平気らしい。

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