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2017年11月28日 (火)

日本語が無くなった政治

国会で委員会審議が始まった。期待はしていないものの「それでも何か飛び出すのではないか」と、一応はテレビをつけてみる。ただし、延々と続く与党質問は、時間の無駄だから別のことをする。

昨日、つくづく感じたのだが、審議は「委員会用語」で占領され、討論のための日本語になっていない。昔の代議士は、演説で磨いた寸鉄人を射る名言で政治に緊張をもたらした。

野党の質問にしても、相手の首相を意識してか日本語としてこなれていない敬語の使い過ぎである。主権者である国民が、公務員である為政者にただすという立場からの会話、議論になっていない。

森友学園問題で、国有地売り渡し価格算定で、会計検査院から合理性を欠くという報告書が出て、政府・首相のこれまでの「適正に処理」という答弁を繰り返したことについて「謝罪はないのか」という質問に、首相は「省庁の報告に従って答弁した」と言い逃れた。

一般庶民なら、役所の言うことならまちがいはないだろう、と思う。しかし、おかしいと思えば、納得のゆくように説明を求める。

首相は国民から付託を受けて官僚を管理監督する最高責任者だ。その不正報告をたださず、上記のようにいいのがれたことで矛を収める。首相の早口で的をそらした答弁と、野党の、通常人が交わすような日本語ではない質問、そして委員会用語によるセレモニー消化では、安倍一強を崩すことができない。

与野党を問わず、このままの政治が続けば、本当に日本はだめになる。

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コメント

昨日の答弁でついに安倍総理の本音が出ましたね
過去の適正だという答弁に対する指摘を受け

「私が(契約内容を)調べたわけじゃない・・・」

確かに担当閣僚は、自分自身が直接に調べるわけじゃないですが、管理者である立場ではとんでもない答弁です。

ほぼ、やけくそ状態ですね

投稿: 玉井人ひろた | 2017年11月29日 (水) 09時04分

生徒が万引きをした。先生「私が教えたわけではない」

こんな言い分が通りますかね。

世間の通念では通らない話。それを追及できない野党もまたどうかと。

投稿: ましま | 2017年11月29日 (水) 15時05分

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