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2017年10月12日 (木)

米軍ヘリ炎上

昨日夕方、沖縄で米軍大型ヘリCH53が牧草地で爆発・大炎上している画面がテレビに映った。場所は東村(ひがしそん)だという。ここならば、前に行ったところだ。辺野古のある名護市より南は、那覇市を含め比較的にぎやかに見える。

しかし、北半分は観光客もあまり行かない。沖縄では「やんばる」と言われる地方だ。「やんばる」は「山部」を意味する。「ヤンバルクイナ」といえば、聞き覚えのある人も少なくないだろう。

3~40年前、ここに棲息する野鳥が新種であることがわかり「クイナ」につけられた名だ。辺戸岬まで行った帰り、右は海左は山ばかりで見るところもなさそうだったが、「東村ツツジ祭り」という案内板が見つかったのでかどを曲がった。

それだけの縁だが、このヤンバルが新種の鳥だけでなく、沖縄で最大規模の面積を有する米軍演習地になっていることを知った。ベトナム戦争の頃、ジャングル戦の訓練にはもってこいの場所だったかも知れない。

当時、訓練場だけでなく米軍が常駐すれば、ツツジに頼らなくても収入が増える、ということで基地期待の意見もあるという話もあった。しかし、米軍基地の面積が沖縄だけで日本全体の7割以上を占めるという批判をかわすためか、この訓練場の半分以上を返還することになった。

ただこれには条件がつく。一帯にヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)6カ所を移設、それが実現した。炎上したヘリは海兵隊のものだが、辺野古の増設と関連して飛行訓練が増える可能性もある。住民には何のプラスにもならない。

テレビで現地住民の声も伝わってきたが、「怖い。基地反対」という切実味が伝わってきた。米軍をはじめ、政府・マスコミは、そろって「墜落」とは言わない。普天間基地近くの沖縄国際大学に墜落したのも同じ機種だが、それが普天間返還の大きな理由となったというトラウマがあるのか。

仮に「不時着」であったにしろ、あの爆発・火勢なら場所によって墜落以上の惨禍を招いたはずだ。言葉遊びはいい加減にして、沖縄基地問題を選挙の争点として、もっとまともに扱ってほしい。

 

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