巨木の運命
拙宅の近所には巨木が多い。それが最近なぜかどんどん伐られている。根こそぎ、株だけ残して、途中から上と様々だ。そもそも当地は、斜面緑地保全などの配慮から、私有地では固定資産税の減免措置もあった。
伐採の理由は、近接住宅の日陰が増え、土地価格に影響してくる、最近多い傾斜地崩壊や突風による倒壊を防ぐため、伐採費用に見合う販売先がでてきた、落ち葉対策、カラスの巣になりやすい、景観の邪魔、いろいろ言われるがどれもありそうで本当のことはわからない。
写真のU字形に切り取られた庚申塚のブナの木。かつてここには松の大木がありランドマークになっていた。近所に住む文士とともに文春のグラビアに載ったこともあったが松食い虫全盛時代に枯死。かわったのがこのブナである。
どんな銘木でも寿命はある。ここは延命措置なのかも知れない。
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コメント
流行なのでしょうかね?私の周囲の宅地でも、巨木が次々と伐採されています。
殆どがケヤキです
投稿: 玉井人ひろた | 2017年9月28日 (木) 17時16分
写真、ブナでなく幹からしてケヤキのようです(-_-;)。樅の木は残った、というのはドラマでしたが、このあたりイチョウの大木は残っています。
投稿: ましま | 2017年9月28日 (木) 20時40分