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2017年7月20日 (木)

菅直人の役割

新聞の投書欄には、早くも「解散総選挙を」という声が出始めたが、取って代われる政党が一つもない。民進党には、古参幹部にも「本来は自民党の候補になりたかったが席がないので……」という手合いがすくなくない。

そうではない「反自民」を志した古参幹部は、落選中議員を含め解党的出直し、つまり「新党結成」を計るべきだ。それには、自民党と対立する改憲案、米依存外交脱却、原発全廃、辺野古基地移転凍結、自民党御用組合化した連合見切り、共謀罪など強行採決した法律の廃止など、新鮮な対抗策がなくてはならない。共産党との共闘ではのりきれない。

以上は、2日前の本塾の記事「解散総選挙はまだ早い」の一節だ。これを書いたのは1日前の17日だった。ところが翌18日、民進党の菅直人元首相の公式ブログを見たらこうある。

次期国政選挙では「原発ゼロ」を明確に公約に掲げる政党が議員を国会に送れるようにしなくてはならない。そのためには民進党が少なくとも「2030年までに原発ゼロを実現する」と明確に公約に掲げることができるかどうかだ。それができないとすれば5人以上の国会議員が参加する脱原発党=緑の党を全国規模で再結成し、当選者を出せるようにすることだ。

これをすぐ取り上げようと思ったが、いまひとつ他人事のようなのでそこまで行かなかった。

するとさらに19日付で菅ブログに「民進党の正念場」と題して、「昨日の私のブログにいち早く産経ネットニュースが反応。紹介記事はおおむね正確だった」と書かれている。

塾頭はそれ以外の他紙で見かけたが、「やはり本気で考えているかな」ともとれる反応だ。しかし、まだ手探り状態で自身が旗振りする覚悟までは見えない。

彼自身が総理大臣から身を引いた理由は、消費税アップの必要性に触れたことなどで支持率が低落していたこともあるが、菅おろしといって、党旗揚げの同志だった小沢一郎や鳩山由紀夫などから足を引っ張られたことが大きい。

そのほかには、大きな失政といったような原因が見あたらないのだ。つまり、お友達どころか周りを見れば敵ばかりの首相だった。そんなトラウマは捨てなさい。今ならお友達はたくさんできる。

場合によれば自民党にもお友達ができるかも知れない。また、先頭に立つのは本人でなくてもいい。「5人以上」などとはいわず、お友達と相談して第2の日本新党を再現する起爆剤になってほしいのだ。

 

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コメント

獅子身中の虫っていうのがいるから、いくら執行部が旗を振っても、民進党がいいのか悪いのか、わからなくなってしまいます。

私も、昨日菅直人ブログを読んで、ましまさんと同じように思いました。
菅さんの脱原発の思いは、本物です。
菅さんにもう一度、脱原発のリベラルな政党をやってもらいたい。
でも、自民党だけでなく、連合や経済界マスコミ、小沢支持の人たちからも、ばかみたいに叩かれ続けた過去がありますから、思い出すと気が重くなります。

>先頭に立つのは本人でなくてもいい。

そうですね、菅さんは参謀の方がいいです。
枝野さんや福山さんなら、通じるものがありそうですが…。
原発事故をリアルに描いた映画「太陽の蓋」を、より多くの国民が見て、事実を知ることができたなら、流れは変わると思います。

投稿: 金木犀 | 2017年7月20日 (木) 12時33分

反原発、アメリカ支配脱却、核廃絶、世界流動化の今、日本の新しい姿を示すいいタイミングに来ていると思うが、日本の政治は共産党を含め、総保守化してます。

投稿: ましま | 2017年7月20日 (木) 17時59分

新党憲法9条の出番が来たことをきっかけとするならば、元外務官僚だった天木さんに置かれましては、核発電推進原理主義組織にまんまと騙された外務省からして自ら招いたものであることを、逆手に取れば、中国外務省に置かれましては、核発電推進原理主義組織にまんまと騙された外務省から、表紙を差し替えただけの偽物でも構わないから、核開発計画書でも持って来い、と言って、この日本国を揺さぶって貰いましょうか。

生活習慣というものを、このきっかけとするならば、読み終わった新聞はまとめて廃品回収に出せば、トイレットペーパーと交換するという生活習慣はもう、この日本社会では、誰だってやっていることだし、これを外交カードに利用することで、中国外務省にしてみれば、このような偽物の核開発計画書の見返りに、トイレットペーパーをお土産に持たせてやり、尻尾を巻いて帰国させてやることで、偽物の核開発計画書については、そのままアメリカに直接差し出して貰うことで、アメリカ自らが、日米合同委員会で、日本政府に対して、本物の核開発計画書を差し出せ、最後には、韓国がフランスをロールモデルとすれば、オーストラリアがオランダやイタリアをロールモデルとして、日豪亜同盟そのものを、韓国と共に、カナダやメキシコ、チリ、ロシアと共に、米韓安全保障条約そのものを、北太平洋安全保障条約にそっくりそのまま移行させることで、北朝鮮自らが、涙を流しながら核廃絶することで、この北太平洋安全保障条約により担保が取れた状態となることで、幸せに暮らすことが出来る道を選択することにより、韓国もまた、涙を流しながらも深く感謝して、これに応えて頂くことにすれば、最後に、アメリカ自らが、このまま日米安全保障条約にしがみつくのか、この北太平洋安全保障条約にそっくりそのまま移行させるのか、どちらかを選択せよ、ということで自ら全面対決させてやることに利用してもらうことで、日本国民全体としては、この北太平洋安全保障条約にそっくりそのまま移行させる道を選択することに成れば、名誉ある孤立化をして、全人類が共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来る様な日本社会に、どんどん変えて行くことで、誇りを持って、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守りながら、国際社会の表舞台で、誇りを持って、どんどん輝いて参りましょう、ということで応えて行くことにすれば、このまま日米安全保障条約にしがみつこうとする魂胆と、「お国のため、天皇陛下のため」などと言っておきながら、これをごまかそうとする魂胆が見え見えの全体主義にしがみつこうとする魂胆にまんまと騙されてしがみついているだけの一部の日本人だけを道連れにして、「感謝!感激!雨あられ‼天皇陛下有難うございます」ということを誇りとして、アメリカの言いなりになって、国際社会の表舞台で、どんどん輝かされるか、「大日本帝国の大馬鹿野郎!」とでも、どんどん勝手に叫び続けながら、アメリカの言いなりになって、どんどん涙を流しながら、どんどん大泣きさせられ、どんどん全てを喪失し、泣き疲れて狂い死となって、そのまま多極化の捨て石となって、ひっそりと泣き寝入りをしながら見捨てられてしまうか、どちらかを選択して下されば、このまま、そっと静かに暖かく見守りながら、最後を見届けて参りますから、どうぞご安心下さい、ということで、国際社会全体にどんどんアピールしていくというのは如何でしょうか。

投稿: asa | 2017年8月 6日 (日) 10時08分

金日成大将軍閣下は東アジア非核地帯宣言に大賛成でした。冷静に考えればそれが一番いいのです。

投稿: ましま | 2017年8月 6日 (日) 18時24分

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