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2017年6月16日 (金)

日本では考えられないビル火災

日本では耐用年数の過ぎた、つまり60年以上たった鉄筋ビルがどんどん解体されている。高度制限があってデパートや事務所なら8階建だった。そんなビルでも、火災報知器はもとよりスプリンクラー、防火扉設置、消火器配置は当然で、年に1度の全員参加による避難訓練があり、消防署の抜き打ち査察もあった。

要所には、ビルの防火管理者とか火元責任者の名が掲示され、防炎カーテンの採用、避難階段に物が置いてないかなどもチェックを受けた。室内で調理などの火気を使用したり、溶接機を使う工事なども消防署への事前届け出が必要だった。

ロンドンの高層アパート火災は、省エネ目的で外壁にポリスチレンを貼る追加工事をしたという。ポリスチレンは日本でも冷凍食品容器などに使うが可燃物である。火がついたら始末に負えない。日本は建物に使う断熱材は、グラスウールで燃えない。

かつて、FRP(強化プラスチック)製の灯油タンクを家庭用地下タンクとして認可するよう自治省消防庁に陳情したことがある。鉄より丈夫で腐食による漏洩事故も防げ、引火のおそれもない。

しかし、頑として受け入れられなかった。消防法でプラスチックは石油類・危険物に分類される、危険物を指定数量以上危険物の容器に入れるとはもってのほか。説明はわかるが特に東京消防庁や議会が承認しない。というものだった。

岩盤規制である。今ならどうだろう。安倍首相のお友達でないから、やっぱりだめだろう。

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