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2017年5月 2日 (火)

国名で考えて見る(朝鮮・韓国)

 北朝鮮問題が目下最大の関心事でなくてはならないのに、口で言われるほど世間には緊張感がない。一つは戦争体験を持つ人がすくなくなり、実感がわいてこない、もう一つは、国家が言っていることは、誇張したパフォーマンスであると高をくくっていることだろう。

 

 どうしてそうなるのか、本気なのかがよくわからない。いろいろな角度から考えてみることができるが、お国柄を国名で考えてみるのも手だ。そこで、隣国、韓国・北朝鮮から考えてみよう。

 

  北朝鮮という国名はない。正式には「朝鮮人民民主主義共和国」だ。これを同国民が略すときは「共和国」という。一方の韓国は「大韓民国」で、北朝鮮を言うときは「北韓」といい、北朝鮮からは韓国を「南朝鮮」という。

 

 同じ民族でかつては一つの国が言い方を変えたのはなぜだろう。英語では双方とも「コレア」になるが、これは昔の統一国家「高麗」以来の呼称を残したものだろう。

 

  一番古いのが「朝鮮」である。これは紀元前に主に半島の付け根あたりを支配した氏族に使われた。その後漢が四郡を設けて支配、日本古代と連絡のあった三国時代を経て新羅が統一、高麗となる。

 

  朝鮮の名が復活するのは15世紀、李氏の時代からで日韓併合直前まで続く。明治維新に日本が最初に結んだ条約が、日朝修好条規なのに、併合の時は「日韓併合」となった。

 

  「韓国」の名が存在したのはわずか13年しかなく、戦後独立してそれを復活させたわけだ。「韓」は、古来半島南部で多く使われており、それを半島全体の名称としたのはなぜだろう。

 

 日清戦争で清が負け、宗主国がなくなってしまった。「朝鮮」の名は中国と縁の深い名だからやめるが日本には頼りたくない。接近をねらうロシアを利用するにしても利権などを高く売りつけるためには国名に「大」とか「帝国」をつけた方がいい、ということからか。

 

 強い方について、そこからメリットを得ることを考える一方、プライドは極めて高いのがこの民族の特徴だ。トランプ大統領は、金正恩を「かなり頭の切れるやつ」といったようだ。そんなところを見抜いているのだろうか。

 

 しかし、戦争は道理の働かないところで起きる。油断禁物であることはいうまでもない。韓国でも大新聞に「朝鮮日報」という名を付けている。日本人が考えるような「北朝鮮にくし」で韓国が固まっているわけでないことを知らなければならない。

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