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2017年1月31日 (火)

トランプが破綻する日②

 このところ、明けても暮れてもトランプ、トランプ――。前回と同じ書き出しとは情けない。しかし「世界が破綻する日」でないことは、ひたすら信じている塾頭である。

 

トランプは、中東・アフリカ7か国からの入国を一時禁止した。イラン・イラク・シリア・イエメン・ソマリア・スーダン・リビアである。この7か国出身者がアメリカで大規模テロを起こしたなどは聞いたことがない。

 

強いて一致点を求めるとイランを除いて国内治安が定着せず反米過激派がいるということか。イランはイスラエルと妥協しないそれなりの強国だということと、米国大使館占拠事件以来の宿敵である。

 

9.11事件の首魁とされたウサマビンラディンは、サウジアラビア人でかくまわれていた場所はパキスタン国内であるがいずれも7か国に入っていない。そのほかのメンバーもUAE、エジプト、レバノン出身なのに7か国からは外されている。

 

 なぜか、タリバンの抵抗で米軍が撤兵できないでいるアフガンも入っていない。7か国に入っていないことを不満に思っている国は、北朝鮮か?。あれほどICBMで脅かしても歯牙にもかけない。いや、正恩は「脅しが利いているから入れられない」というかもしれないが……。

 

大統領令がそれほどいい加減な思い付きで、実行する上でも一部修正を施さなければならないというお粗末さだ。ヨーロッパでも、英・独の政界をはじめ公然と反対・疑問の声が上がっている。

 

これに対して、安倍首相は30日の参院予算委員会で7か国の入国規制措置について「米国政府の考え方を示したもので、コメントする立場にない」というお粗末答弁。追及する民進党は「思考停止」だと追及するが、質問をする前に反対の声明を出したということも聞いていない。

 

楽天の三木谷社長が「米国で起こっていることは寂しすぎる。特定の宗教、特定の国だけを差別的に一律排他することがあって良いのか? 許されないと思う」とツイッターで批判。その他の大手商社なども軒並み疑問視している。

 

 トランプ離れは、日本でも政界抜きで進んでいるようだ。

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コメント

トランプに言わせると「テロ支援国家」と言うことですが、完全にアメリカは三権が争う形になってきた感がありますね

投稿: 玉井人ひろた | 2017年1月31日 (火) 11時34分

そのほかに州ごとの独立意識も高くそれぞれの法律もあります。

しかしそれを一本にまとめる象徴が「星条旗」であり「自由の女神」だったと思いますが、もう後戻りができない寸前。

目が離せません。

投稿: ましま | 2017年1月31日 (火) 13時03分

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