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2016年11月 3日 (木)

安倍安保、空中分解寸前

 先月末に「安倍から逃げるなら、今」を2編連続で掲載した。去年強行採決した新安保法案の危険性が表面化し、内閣が決断を下さなければならない日が近づいている。それは、「駆け付け警護」の新任務を自衛隊に付与する閣議決定を、11日にも行う方向で検討していることだ。

 これまでの報道では、安倍ペースに乗せて、新任務付与の予定路線を稲田防衛相とともに突っ走る方向だった。対象になっている南スーダンの現状について、次々に明らかになる現地の混乱ぶりは、稲田現地報告とは全く逆で遂に、司令官が解任され国連PKO解体の危機(下記・記事)に直面している。

 このまま推移すれば「駆け付け警護」どころか、直ちに撤退措置を取らないと、PKO派遣5原則違反に加え、憲法違反の派遣ということにもなりかねない。閣議決定では、公明党閣僚もサインしなければ通らない。

 そういった状況のもと強行突破ができるのか。まさに安倍安保路線が通用するかどうかの瀬戸際だ。野党、特に民進党の存在価値も問われる。各マスコミも、韓国朴槿恵大統領の支持率だとか、アウンサン・スーチーさん来日、そんなことにうつつを抜かしている時ではない。

時事通信 11/3(木) 6:12配信

ケニア、南スーダンPKO撤退=国連総長の司令官解任に反発
 【ロンドン時事】AFP通信によると、ケニア外務省は2日、国連平和維持活動(PKO)の国連南スーダン派遣団(UNMISS)に参加しているケニア軍部隊を即時引き揚げると発表した。

 国連の潘基文事務総長が、UNMISSのケニア人司令官を解任したことに反発した。

 国連は1日、南スーダンの首都ジュバで7月に起きた政府軍とマシャール前副大統領派の衝突の際、UNMISSが適切な対応を怠ったことで、多数の民間人被害につながったと非難する報告書を発表。司令官を解任した。

 ケニア外務省の声明は、国連がUNMISSの弱点に対応せず「不当にも一個人にその責任を押しつけた」と、解任を激しく非難。「ケニア軍の南スーダン展開はもはや維持できない」と断じた。 

 また、日本国際ボランティアセンタースーダン現地代表・今井高樹氏は、現地情勢を次のように語ってい(毎日新聞11/3東京・朝刊

もし自衛隊がNGOを保護するため駆け付ける場合には政府軍と対峙(たいじ)することも想定されます。自衛隊の任務を「当事者との合意」の上で実施するという枠組みそのものが今の状況では非現実的になっていると思います。それに、そもそも相手国の政府軍と交戦したら明らかに憲法違反です。

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反戦塾の「安倍安保、空中分解寸前」を興味深く読ませていただいた。これでも安倍政権は、「駆け付け警護」の新任務を自衛隊に付与する閣議決定をするのだろうか?(以下引用)安 ... [続きを読む]

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