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2016年9月10日 (土)

北・抜き6か国協議

 ネット渉猟の中、時事ドットコムで次のニュースが飛び込んだ。

【ベルリン時事】AFP通信によると、ケリー米国務長官とロシアのラブロフ外相は9日、シリア内戦の停戦計画と対過激派軍事行動での連携で合意した。(2016/09/10-07:33)

 これは大ニュースだ。ほかには見当たらない。NHKオンラインが早いので見たらやはりあつた。いつもNHKをクサしているが、この点は評価する。

9月10日 7時54分
内戦が続くシリアをめぐって、アメリカのケリー国務長官とロシアのラブロフ外相は、アサド政権と反政府勢力が今月12日の日没からシリア全土で停戦することで合意したと発表しました。そのうえで、12日から1週間停戦が守られた場合、アメリカとロシアとの間で過激派組織IS=イスラミックステートなどに対して協力して対処するということで、シリアの内戦の終結につながるか注目されます。

 確定した話ではないが、アメリカがアサド政権を認めず、シリア対策で米ロがなくぎくしゃくして、協調を欠いていた間柄だ。米・アサド政権間で対立のあったクルド族との関係をどう処理するのかの言及はないが、ロシアが仲介に立てば停戦可能だろう。

 アメリカは、イスラエルと対敵するアサド政権を認めたくない一貫した立場があった。しかし、シリア内戦に関与するためには、一時的であろうと合法政権であったアサド政権の合意が必要だ。そうしておいて、シリア国内の秩序を回復すれば、あとを国連にゆだねるにしろシリア住民の選択に任せるしかない。

 米・ロの合意がその方向を目指しているのであれば、冷戦時代とは違う新・2強時代が来るのかも知れない。

 今日の海外報道は、北朝鮮の過去最大とされる核実験のニュースで埋め尽くされている。日本は、すでに種が切れている「制裁強化」をわめいているだけで打つ手がない。

 そこで、北朝鮮を除いた6か国(5か国)協議を提案したらどうだろう。それが孤立を印象付ける北への最大の政治的「制裁」になるのではなかろうか。経済制裁は、過去何度も戦争や難民を生む原因となった。

 シリアのことを考えれば、北抜きの6か国協議が不可能だとは思えないのだが、アメリカの尻馬に乗ることだけしか能のない国では無理か?。

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コメント

せっかく合意したのに日本大使館前の少女像を撤去しない。
韓国政府が今まで散々煽った関係で支援団体が強硬に反対しいて、ある意味では自業自得というか因果応報というか。
困った話ですが元慰安婦たちは高齢の40人だけ。これで国家間の身動きが出来ない暗礁に乗り上げているなど算盤が合いません。
似た話では日本人十数人の拉致事件で日本側が強硬に全員返還を主張して、核問題を話ある6カ国協議でも話をぶち壊していたのです。
今回の『北抜きの6か国協議』のアイデアですが、以前から日本(安倍晋三)抜きの6か国協議が関係者では密かに囁かれていた。

それにしても今回の核実験ですが、今まででの4回の核実験の報道とは違っているのが不気味。

投稿: 宗純 | 2016年9月10日 (土) 16時04分

拉致問題は安倍抜きでないと一歩も進みません。ルートが付きそうになると、その都度ぶち壊すことしかしないのですから。アジア外交では、与党内でもはずされかけているんじゃないですか。

投稿: ましま | 2016年9月10日 (土) 18時16分

拉致問題こそ、別の問題として、そっと静かに切り離すことで、韓国がフランスをロールモデルとするならば、今度は日本がドイツをロールモデルとすれば、戦前の日本による前科そのものについては、ナチスドイツと同様に、当時の日本国民もまた、昭和天皇と共に、まんまと騙されてしまったことにより、自ら招き入れてしまったものであることにこそ、責任を被りますので、北朝鮮の核問題につきましては、それこそ、かつてのビスマルク外交を教訓に活かして、38度線をベルリンの壁に置き換えれば、これが結果的に南北統一の実現に繋がることで、朝鮮半島全体の非核化に繋がることが出来る様になって、共に幸せに暮らすことが出来る様に、ロシアと共に、そっと静かに暖かく見守って参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。ということで構わないのでは?

中国外務省にしてみれば、「安倍総理は嘘つきだ」ということも外交カードに利用するならば、これに対しては、日本国民全体が、まんまと騙されたふりをして、「このような嘘つきを総理にしてしまったことにつきましては、こちらもまた、まんまと騙されてしまい、自ら招き入れてしまったことですので、どうぞ容赦なく、安倍総理を馬鹿にして頂く分には、構いませんが、韓国や北朝鮮のみならず、アメリカやロシアをはじめ、国際社会全体にたいしては、この安倍総理にだけは、絶対に騙されることがございませんように、ご留意の程、よろしくお願い申し上げます。とどんどん働きかけて頂ければ、天皇陛下と共に、そっと静かに暖かく見守りながら、無視して参りたく存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます」ということで応えて行くことにすれば良いのでは?

これが結果的に、中国にとっての核心的利益に繋がるばかりでなく、アメリカにとってのメリットにも繋がり、ロシアにとってのメリットにも繋がり、韓国や北朝鮮にとってのメリットにも繋がり、日本全体にとってのメリットにも繋がることになるのだとするならば、これこそが国内社会では、「公共の利益」として、誰もが共に分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来る様になるとするならば、「健康で文化的な最低限度を営む権利を保障するための、核心的利益とするならば、最低賃金水準を、どんどん底上げすることで、例えば、厚生労働省にしてみれば、年収1075万円を超える労働者を対象とした残業手当カットする法案にこそ、財界が自ら、これに賛成することで、カットした残業手当相当分を、他の労働者の基本賃金に回すことにすれば、生活保護受給額をはじめ、最低補償年金や、農家への個別所得補償制度などの公的給付については、この底上げされた最低賃金水準を上限の目安とすることにするならば、この上限を下回らなければ、どんどん公的給付を遠慮することなく支給することで、これを上回った場合には、自らの意思で、例えば生活保護受給額を減額することで、減額した分につきましては、どうぞほかの受給者の皆様をはじめ、最低補償年金や農家への個別所得補償制度などに廻して頂きます様、よろしくお願い申し上げます、ということで応えて行くことにすれば良いのでは?

年収1075万を超える労働者については、これ以上に収入が減ることさえなければ、「失うものの何もない」のだということにこそ、誇りを持って、どんどん労働時間を減らすことを誇りとして、これが結果的に、この最低賃金水準を上回り、年収1075万円までの範囲の中で、税金や社会保険料を、収入に応じて負担をしながら、いざとなったときに備えての、必要最低限の医療や福祉サービスについては遠慮することなく、受けることが出来ることにより、必要な人に回すことも出来る様になって、家族と共に、そっと静かに幸せに暮らすことが出来る様になることを、自己実現に繋がる目標として共有することで、これを国際社会に良いロールモデルとして、どんどん見せつけていくことになれば、全人類からのご褒美として、「憲法9条にノーベル平和賞のお墨付きを賜る」という発想の転換こそが、日本の運命を大きく変えるきっかけに繋がっていくことになるのだとしたら?

投稿: asa | 2016年9月11日 (日) 08時37分

民主党が政権を取った当初、東アジア非核地帯宣言という構想がありました。

しかし。安倍首相では日韓併合の「大日本帝国」の再現ととられるので絶対に不可能でしょう。

6か国協議でも北が核保有国になったため、放棄を前提にするなら参加しません。それなら、永久に会議を続けて抑止力にすればいいのです。

投稿: ましま | 2016年9月11日 (日) 10時25分

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