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2016年8月22日 (月)

いい国ランキング

 オリンピックでメダル獲得国別ランキングというのが毎日ニュースにのる。ナショナリズムをくすぐる道具だが、気にならないわけでもない。ちょっと古いデータで申し訳ないが、「いい国ランキング」というのがあったので紹介しておこう。

 2016年1月20日、スイスのダボスで開催された「世界経済フォーラム」で、米週刊誌『USニューズ&ワールド・レポート』が世界の「最高にいい国」ランキング(Best Countries)を発表した。60の国を対象に、1万6200人以上のビジネス・リーダーなどが9つの分野と75の基準で評価し、ランキングを作成したという。

【世界の最高にいい国 トップ10】
第1位:ドイツ
第2位:カナダ
第3位:イギリス
第4位:アメリカ 
第5位:スウェーデン
第6位:オーストラリア
第7位:日本
第8位:フランス 
第9位:オランダ 
第10位:デンマーク

 以上のうち3位イギリスは、EU離脱で先行きが不透明になり、何が起きるかわからないのと、アメリカもトランプ現象や銃乱射事件が後を絶たず、中東処理の方向性に疑問を残すので、塾頭評価ではベストテン落ち確実。

 なお、その判断基準として示されたのは次の9項目である。

◆1:楽しさ、魅力、安定した気候など「刺激・アドベンチャー」。
◆2:人権や男女平等、環境への配慮、宗教の自由など「市民の意識」。
◆3:文化面での流行・洗練度、影響力など「文化的な影響力」。
◆4 :世界市場との繋がり、技術的専門知識、教育を受けた人口割合など「企業精神」。
◆5:身近な文化、豊かな歴史・料理など「歴史的背景」。
◆6:独自性、活性化など「原動力」。
◆7:税、安価な製造コスト、組織の腐敗など「企業への市場開放度」。
◆8:政治面・経済面での影響力、軍事力など「世界での影響力」。
◆9:食料・住居、教育の質、医療福祉、雇用・政治的な安定、個人の自由など「生活の質」。

 フランス、オランダもISなどにテロの標的とされる危険があるので同様。すると、日本はメダルに手が届くかどうかの位置にくる。核廃絶・軍縮、そして人権や平和などに熱心なニュージーランド、スイス、ノルウエー、南アフリカ、アイルランドなどは、ぜひベストテン入りをさせたいものだ。

 以下は塾頭独断。逆に現在戦闘や、それに近い殺戮が繰りひろげられているワースト10。

シリア ウクライナ リビア イエメン マリ 南スーダン アフガン パキスタン トルコ エジプト

 このほかに国内に多くの他民族を擁し、差別や不満がから分裂の危機をかかえ、あるいは他国の政争に介入し、新帝国主義な膨張で危機を醸成して国内の団結をはかるという、ある種の宿命をかかえている国が3巨大国である。

 アメリカは国として独立してから240年。現在のロシア、中国も日本の明治維新後にできた新興国で新しい国だ。そういった意味での洗練された伝統というものが感じられない。大国ではないが、統合の糸口も見とおせない朝鮮民族の南北2国も同様で、危なっかしい行動が多い。

 日本は、これからどういう道をたどるべきか、他国追随ではなく深く考えてみる時期に来ている。

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