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2016年8月28日 (日)

刺青流行の可能性

 ”オリンピックは終わった”という感じの日本だが、これからパラリンピックがあるのでまだ途中である。そこで感じたことに、刺青を施した選手が日本人以外で多いことがある。聞くところによると、欧米人は成人の10~20%が刺青をしているということである。

 日本では、温泉の「刺青おことわり」など、「ヤクザ」という連想があるのか、あまりいい印象を持たれていない。しかしそのうち、「グローバリズム」の波にさらされ、日本でも過去のものとなるかもしれない。

 塾頭は、これまでも書いてきているように「♪パーマネントは止めましょう」のはやりうたで育った年代だ。子供でも、「身体髪膚これを父母に受く。あえて毀傷せざるは孝の始めなり」の孝経の訓えは知っていた。

 だから、整髪と爪を切ること以外は身体に手を加えることをタブー視する習慣から抜け切れない。せっかくの「黒髪」を茶パツにするのは、サッカーの本田など、試合中いる場所がすぐわかるのでいいが、それ以外は反対である。

 シンクロナイズドスイミングや体操床運動の選手が刺青をしても、ドーピングでないからいい、と言うことになるのだろうか。そのうち刺青の入れ方まで採点基準になるとか……。

 オリンピックのギリシャ彫刻は生まれたままの姿。それがいいとも言えないが、120億円もかけて首相がマリオの扮装で出現するのと同様、あまり見たくないもののひとつである。

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コメント

「刺青おことわり」ですが、これは1970年代からですよ。それ以前の日本では無かったと思います。あったとしても例外的。
この70年代とはNHKの朝ドラの雑誌が100万部のベストセラーになっていた時期でもあった。
日本自体が根本的に大きく変化していたのです。

今年の夏に日本最西端の離島に移住した友人と1年ぶりに再会したら、なんと腕に入れ墨が、・・・
以前からあったが長袖だったので隠れていたのか、それとも最近彫ったのかは不明だが、本人が何も言わないので、私を含め集まった他のメンバーも何も言わない。
もちろん本人の好き嫌いはあるが、基本的にプライバシーに属する話で、
フランスで問題となっている公共の場所でのイスラムの衣装と同じで、これは禁止するのは矢張り筋違い。
これは昔の1970年代以前の日本のように、何も言わないのが良いと思います。

投稿: 宗純 | 2016年8月29日 (月) 08時47分

禁止はよくないが、「何も言わないのがいい」は宗純さまらしくない。

それを見たら黙ってしまうというのは、最悪です。

投稿: ましま | 2016年8月29日 (月) 09時00分

「刺青おことわり」が無かった1970年代以前ですが、
欧米とは大違いで日本の場合には比率として1%以下の低い数字なのです。
増えたから「刺青おことわり」になったのではなくて話は逆。
以前より少なくなったので1970年代から余計に過敏に対応するようになったが、
これは交通事故死が減ったら以前よりもトンデモナク罰則が強化されたのと同じ現象です。
大阪の橋下徹が、この風潮に便乗して職員の入れ墨調査を行ったが、これは概ね違法と判断されています。
他人のプライバシーに対しては、たとえ善意であったとしても、あれこれと口出しするべきではないのです。

投稿: 宗純 | 2016年8月29日 (月) 14時33分

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