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2016年7月21日 (木)

ジャーナリズムの矜持

Dscf2859_2 「週刊文春」と「週刊新潮」をジャーナリズムと言えるかどうかは分からない。今日付けの二つ並んだ新聞広告である。まさに目下大激戦展開中の都知事選特定候補のネガティブキャンペーンととられても仕方があるまい。

 この新聞の別のページに鳥越事務所が文春に対して「刑事告発を検討中」というベタ記事があったが、それ以前の問題である。「どこからかの圧力」と疑ぐられのがせいの山である。

 両誌は「出版・言論の自由」をいうであろうが、放送のように権力が法の下で干渉できないからといって、特定候補に影響をもたらすようなことを自由に目玉記事にしていいという理屈は成り立たない。

 一般の人が街角にある選挙ポスターに×印でもつけたら、警察がすっ飛んできて「選挙妨害」で逮捕される。言論の自由は民主主義を守るため、最大限守られなくてはならない。

 選挙中のもっとも肝心な時期である。このような時期こそ言論の自由にもまして、選挙の公正を保つため最大限の配慮をする。これも民主主義を守る上でマスメディアに課せられた任務である。

 両誌は一番売れる週刊誌らしいが、ジャーナリズムの矜持という点では、右派の肩を持つことで売り上げを伸ばしてきたにしても、「週刊サンケイ=SPA!」の方が上であろう。

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マスコミ」カテゴリの記事

コメント

鳥越サイドは、文春に抗議文を送り、名誉毀損で、地検に刑事告訴するそうです。

このゴシップは、官邸主導かもしれません。
リテラによりますと、鳥越出馬が決まったと同時に、内閣情報調査室が、動き出したようです。

http://lite-ra.com/2016/07/post-2415.html

「昨晩あたりから、内調の関係者がテレビや週刊誌関係者に鳥越氏の女性関係を聞いて回っているようなんです。昨日、内調のトップである北村滋内閣情報官が1日に2回も安倍首相と会っていたのも気になります、もしかしたら、鳥越氏のことも相談していたんじゃないか。

まあ、首相が直接指示したかどうかはともかく、強力そうな政敵は内調を使ってスキャンダルを仕掛けてつぶす、というのがこれまでの安倍官邸の常套手段。

今回、官邸は鳥越氏が出てくるのを相当嫌がっていましたから、女性スキャンダルを仕掛けるというのは十分あるでしょう。パイプのある『週刊新潮』か『週刊文春』にこっそりリークするというやり口でしょうね」(週刊誌記者)

この記事通り、文春、新潮に出ましたね。
調べてもたいした煙がないので、でっち上げて、火をつけた?

投稿: 金木犀 | 2016年7月21日 (木) 15時19分

金木犀 さま
コメントありがとうございました。

この種のゴシップは裏付けがとりにくい。選挙妨害でどこまで迫れるか。天皇退位のNHKリーク同様、後追いが利かなくなる恐れ十分です。

疑問はどんどんぶつける、それしか抵抗のしようがありません。

投稿: ましま | 2016年7月21日 (木) 20時26分

「『ゴシップと言うのは、徹底的にやり切るのがジャーナリズムであり報道の自由だ』と、いうのが持論だった鳥越氏が、自分がやられると訴えるというのはどうなのだろう?」

というような疑問が、あちこちで起こっていますが、
立場変ると考えも替わるというのが人間らしいとも言えますね

投稿: 玉井人ひろた | 2016年7月21日 (木) 21時24分

玉井人ひろた さま
「噂の真相」という雑誌がかつてありました。この題名が鳥越氏のジャーナリズム論の中身で、噂だけでなく真相追及が告訴の真意だと思います。

もう一つ、この題に「矜持」という難しい言葉を使ったのは、選挙妨害になりかねない時期にあえて、キャンペーンではないかという疑いをもたれる2誌の広告が出たことです。

ジャーナリズムはタイムリーであることを求められますが、タイミングを選ぶこともジャーナリズムとしての「矜持」として大切ではないか、というのが論旨です。

投稿: ましま | 2016年7月22日 (金) 10時01分

なるほど、そう言う考えも理解できますが、まったくでないのも、異様ではないでしょうか?(happy01

それはともかく、一般的に

「週刊文春」は左派系、
「週刊新潮」は右派系、

とされているようですが、私個人としては、どちらも嫌いな雑誌ではないですね。

ただ、買うのは年に2冊ぐらいですね(coldsweats01

投稿: 玉井人ひろた | 2016年7月22日 (金) 17時36分

鳥越、ほんとにやっちゃったんじゃないの?
記者を相手にだんまり決め込んでるし。
自分がジャーナリストだったのに、自分のこととなったら、さっそくそれかよ。

なんか、アメリカでも一定期間住めば市民権をもらえるから、日本でも10年住めば選挙権、ってハチャメチャな理論をまき散らしていますが、これで、捕まってくれるといいですね。

投稿: makoto | 2016年7月22日 (金) 18時14分

文春を買って読んでないけど、何と14年前の話らしい。鳥越氏が女子大生にキスをして、ラブホテルに行こうと誘ったという筋だが、実際、ホテルには行ってないとか……。しかも、体験談は本人でなく、その女性の夫が怒っているという話。

回りくどくてスキャンダルともいえないが、今のタイミングのために冷蔵庫へ入れておいたのですかねえ。


投稿: ましま | 2016年7月22日 (金) 19時01分

まさか
週刊誌の会社なんか金儲けしか考えていないでしょう。
女性の夫もそう。
金儲けのために、以前の話を売ったんでしょう。
文春の節操のなさは、ちょっと前に、参議院に立候補した改憲論者の青山氏の金銭に関する暴露記事みたいに、周知の事実を書いて、刑事告発されてます。

ところで、鳥越に関してこんなことを仰っている人もいます。
(以下引用)

小池百合子が街頭演説で鳥越俊太郎のことを「病み上がりの人」と言ったらしい。正しい見解だ。
ところが鳥越はテレビ番組で小池の発言に噛みついたらしい。
「これはがんサバイバ―に対する偏見だ、差別だ」と糾弾したのだ。アホかいな。

がんサバイバ―がその後、活躍している例はいくらでも知っている。
だが、その人たちは「東京都民の安心・安全な暮らし、そして関東大震災のときの人命を守る仕事を自分に任せてくれ」とは決して言っていないではないか!

リスクを抱えて、自分の人生を謳歌するのは、個人としての生き方で自由だ。
だが公人は違う。東京都知事は圧倒的な公人の長だ。
街頭演説の回数だって他の候補より少ないという事実にも、当然、都民は疑惑の目を向ける。

「偏見」とか「差別」とか、都民の命を託される公人を志願している者が、甘えたことを言うな!
政策論争ができないから、くだらん被害者意識を炸裂させて、小池に勝とうとしている。

小池百合子は謝る必要などない!
何度でも「病み上がりの人」を連発して、「万が一のときは、また都知事選をやる羽目になって、また50億円の無駄づかいですよ」と追い込めばいい。
舛添の使った金額とは、桁が違うのだぞ!

投稿: makoto | 2016年7月23日 (土) 01時28分

 言われてみると「新聞雑誌は”公器”でジャーナリズム」、ネットは「私的発言」のスデージという区別がだんだんあいまいになってきましたね。

 何を言っても自由、相手を信用するかしないかは自己責任。すべてそれでいくという「言論新自由主義」も一つの考えです。

 それで世の中うまくゆくかどうか。「弱い者いじめ」は禁止するにしても、公安当局は被害届で忙しくなることでしょう。

投稿: ましま | 2016年7月23日 (土) 09時47分

小池の『病み上がり』発言で一番問題なのは、
発言自体ではなくて、『覚へていない』と白々しい嘘をついたことでしょう。
あの升添とか、号泣県議とかと同類項ですね。

選挙の自由妨害は民主主義にとって危険なので、懲役四年の重罪なのですが、
今回、断定しているように見えるのは新聞広告だけで、実は記事では『・・・・という』と悪賢く、徹頭徹尾、逃げを打っている。
一見すると断定しているようで、実は少しも断定していないのです。

投稿: 宗純 | 2016年7月23日 (土) 13時26分

出版社は「記事には自信がある」とよくコメントするが、そういう悪賢さには自信がある、ということなんでしょうね。
どう見ても食い物にされているのは読者です。

投稿: ましま | 2016年7月23日 (土) 21時14分

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