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2016年7月23日 (土)

ユダヤのロビー活動

 最近アメリカのユダヤ社会やロビー活動などについて知りたく、関係する本を読んだりしている。そんな中から、ちょっとメモ書き。

 米国の人口は約3億人、その何でユダヤ人は2%台。米議会のユダヤ系議員は全議席の約5%。昨年の米誌長者番付、トップ50人のうちユダヤ系2割。多いと思いますか、少ないと思いますか?。

 支持政党は伝統的に民主党のようだ。そのネオコン的性格から、テッキリ共和党だと思っていた。政治献金には、個人、団体それぞれに上限があるが、ユダヤ関係では、88年の選挙時477人の候補者あてに総額540万ドルの献金をしたとされる。

 誰に献金するのかは、AIPAC(アメリカ・イスラエル広報委員会)というのがあって、日頃の言動やイスラエル関連議案への投票行動などを綿密かつ厳しくチェックしており、それによって多大な選挙資金が充足できるかどうかの分かれ目になる。

 そういったチェックの中に、「反イスラエル」とか「親イスラエル」という区分けの言葉が盛んに使われ、イスラエル占領地区における行き過ぎた行動を懸念する向きは、「反ユダヤ」で「自己嫌悪」であると烙印を押す。

 そして、イスラエルへの資金・武器援助など、「力の信奉」政策を実現させるために声をそろえる。どこか似ているところが――、と思ったのが日本の右翼語・「反日」と「自虐史観」である。

  しかし、2008年には、イスラエルに批判的な新しいロビー組織「Jストリート」が登場し、若者の支持を得るようになった。 世界的・歴史的伝統を持つ「ユダヤ人の団結」はどこへ行くのだろう。

  アメリカの大統領選同様、さっぱり先が見えない。

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