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2016年7月 1日 (金)

熊を祀る神社

 先月21日は、日本神話でいざなぎ、いざなみ両神の第1子、「ひるこ」が海に流されるという児童虐待まがいの話にはじまり、その後海から拾われ、「えびす1として受けいれられ、各地の神社で人びとに愛されたという話をした。

 昨近多いのが、各地のクマ出没ニュースである。熊は『古事記』に「天熊大人命」などの名で現れるが、やはりこれらに関連する神社が、下記の通り各地にある。(『古事記は本書紀に出てくる謎の神々』新人物文庫)

 出雲国意宇郡、紀伊国牟婁郡、因幡国高草郡、近江国蒲生郡、そして、下の写真が下総国岡田郡(茨城県)の桑原神社である。別に、クマに出会って「くわばら、くわばら」というわけでも、クマに襲われないという御利益があるというわけでもなさそうだ。

200601011

 神の使いとして食料を見つけたり集めたり、また生糸のまゆを作るカイコを持ってきたりする有益の神で、人を襲うことには縁がなさそうである。しかし、桑原神社は何となくクマが出てきそうな雰囲気……。

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コメント

昨近多いのが、各地のクマ出没ニュースである。

ということが問題なのだとするならば、確かにこうした熊に対する言い伝えや神話の話は別としても、餌を探しに、桑原神社に降りてきたり、人里に姿を現すようになったことが、問題の本質的な見立てのように思われるのですが、如何でしょうか?

確かに、熊に限らず、野生動物であれば、人間に対しては、警戒し、その場から逃げていく習性もあるのだとすれば、身を守るために威嚇してくることになれば、近づくのが逆に危険極まりない行為であることは明らかなことだし、これが戦争ともなれば、それこそ、自爆テロに自ら飛び込んでいくのと同じ行為だとしか言ってしまうと言いすぎになるとすれば、ご容赦頂きたいところですが、これとは別にして、熊にしてみれば、人里離れたところでも、過ごせる環境をどのように作り上げていくのか、ということこそが、解決すべき課題としての具体的解決目標に置くことにするならば、そのための手立てとして、どのようなことをすれば良いのか、ということで考えていくきっかけとなれば、良いのかも知れませんね。

投稿: asa | 2016年7月 1日 (金) 20時18分

神代には熊との共生が見事にはかられていたように察せられます。

現に縄文時代にはイノシシをすでに豚として家畜化していたようです。

猪突猛進でも飼いならすことはできるようですね。

投稿: ましま | 2016年7月 1日 (金) 20時48分

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