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2016年6月 8日 (水)

味気ない「さん」統一

 行方不明のところを救われた7歳の少年を、毎日新聞で「田野岡大和さん」と表記してあるのを見て「なにかしっくりこないなあ」と思っていた。ここはやはり野球帽をななめにかぶった「大和君」でないと落ち着きが悪い。

 7日の同紙夕刊のコラム「憂楽帳」でこう説明してあった。

(前略)これは4月に実施した「小学校入学前は『ちゃん』、入学以降は『さん』とする。原則として『君』は用いない」という社内の取り決めに基ずく。

 それまでは、9歳以下ををめどに「ちゃん」し書く規定があった。しかし学校では児童・生徒を男女に関係なく「さん」と呼ぶ動きが顕著ということや、「君」には「同等以下の者を呼ぶ時」(新明解国語辞典第7版)のような印象があることから「さん」を原則としたのだ。(後略)

 塾頭は「看護婦」という言葉が追放されて寂しい思いをした。しかし、上の説明に合理的根拠がない。日本語の「キミ」は天皇またはそれに準ずる人への尊称であり聖人君子の「君」である。

 議会における指名は、男女すべて「君」、それを初の女性議長となった土井 たか子さんがすべて「さん」に変えたということはあった。これはわからぬわけではない。女性が女性を「君」と呼ぶことに抵抗があったのだろう。

 同級会では、○○君、○○さんと呼び合う中に親しみの感情が込められている。学校で「さん」がはやってきたのは、先生が名簿を見て初めて名を呼ぶ際、キラキラネーム全盛なった昨今、性別で区別しにくいため全部「さん」にするのが無難だからではないか。

 もしか、男女差をなくするということなら、言葉の文明破壊者というほかない。英語の人称はもとより、フランス語ではすべての名詞に男女の区別があることを忘れないでほしい。それを差別という人はいないだろう。

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マスコミ」カテゴリの記事

コメント

大ヒットしたハリウッドの空手映画「ベスト・キッド」で吹き替え版では分からないが字幕版で見ると、
日本人のミヤギが主人公の高校生のダニエルを呼ぶ時に、
らしさを強調するためでしょうが
「ミスター」ではなくて「さん」を付けるのは、どうも違和感があります。
今回の10歳の少年の『さん』も大いに違和感があるが、今回の置き去り事件ですが、海外でも大きく報道されたが、『しつけ』ではなく『懲罰』だとか虐待と報じられていたようです。

投稿: 宗純 | 2016年6月 8日 (水) 15時27分

コメントありがとうございました。
日本軍のしつけはビンタでしてが、これには愛情など絶対ありません。

自分が上位であることを誇示するだけのものです。「上官の命は陛下の命と心得よ」。天皇こそいい面の皮、よく不敬罪にならなかったものです。

投稿: ましま | 2016年6月 8日 (水) 16時38分

男児にも「さん」づけを奨励したのは、他でもない左より組織、日教組だ。
あの反日組織は、あらゆる性差別に反対するあまり、区別にも反対し、名簿も男女混合名簿にさせ、さらには、男子がいつも先に来るのもおかしいと、「女男混合名簿」というわけのわからない名称も使っている左より先生もいると聞いたことがある。

教科書に出ている子供の絵も女の子も、以前は
「なんでこうなっているのかしら」みたいな女言葉だったのが、今ではそのクソ日教組の影響で男のような言葉遣いになって
「なんでこうなっているんだろう」に変更されている。

日教組、と言うよりも左よりの人間、組織こそ、今の教育の諸悪の根源である。
一刻も早く潰さないと子供たちがかわいそうだ。

投稿: makoto | 2016年6月 9日 (木) 02時27分

日教組は知りませんが、最高学府の相当偉い先生でも、歴史・民俗・文芸などに全く知識がなく(知ってていうのならもっと悪質)左翼扇動に励んでいたことを知っています。

投稿: ましま | 2016年6月 9日 (木) 09時32分

日教組とましまさんは思想はほとんど同じですよ。

自民党大嫌い
安倍政治を許すな
憲法改正反対
過去の日本は極悪
近隣諸国と仲良く(謝罪要求に応じるべし)
米軍出ていけ
卒業式での国歌国旗反対
などなど

投稿: makoto | 2016年6月10日 (金) 17時43分

上の方で言っていますが、ファーストネームである「ダニエル」にミスターをつけるわけがないでしょうよ。

投稿: makoto | 2016年6月10日 (金) 17時46分

私は日教組の先生にならったこともなく知り合いもいません。気に入らないとみんな「日教組」にしてしまい、思考を停止する。そういう人は大阪にもいました。

歴史に背を向け、戦後レジーム脱却に固執する人とは妥協しませんが、器は大きい方がいいんです。

無理かもしれないがそれを期待します。

あと、本塾記事に関係のない事項でこの場を使い、他を中傷する書き込みがある場合はカットすることにしました。

投稿: ましま | 2016年6月10日 (金) 20時34分

日教組は知らないくせに、日教組のせいにして思考を停止する人を何人か知っているんですか。
変わってますね。
っていうか、そんな人いるんですか?

>最高学府の相当偉い先生でも、歴史・民俗・文芸などに全く知識がなく(知ってていうのならもっと悪質)左翼扇動に励んでいたことを知っています。

GHQが戦後、戦争に加担したという言われなき罪で学長や教授を公職から追放し、その後に左翼の南原繁を東京帝国大学総長にしたんですから。
その彼の後任は天皇制に反対する矢内原忠雄という左翼ですし、京大総長の瀧川幸辰、一橋大学の学長の都留重人などもみんな左翼です。
こうして、日本の最高学府の教育機関は、左翼に占拠されたのです。

投稿: makoto | 2016年6月11日 (土) 04時39分

今度は何でもGHQのせいにして思考停止ですか。

かりにそうだとしましょう。あなたのいう左翼も日本人でしかも圧倒的多数です。それらがあなたの言う「洗脳」をGHQから受けて支持をしたという理屈です。

日本軍を信用しない洗脳は原爆投下前からすでに始まっていたのです。

投稿: ましま | 2016年6月11日 (土) 09時13分

あなたでしょう、過去の日本は最悪ということが前提になり、すべての思考が停止してるのは。

おっしゃるとおり、戦後、圧倒的多数の日本人ががGHQに洗脳されていたのがわかりませんか。
もちろんあなたもその一人であり、いまだに洗脳された状態から抜けられないでいるのです。
自覚がない?
洗脳とはそういうものです。

>日本軍を信用しない洗脳は原爆投下前からすでに始まっていたのです。

「洗脳」という言葉がわかって使ってますか。

投稿: makoto | 2016年6月12日 (日) 08時23分

こちらのブログをよんでいて、ふと思ったのです。
よく使われる敬称というものには「君、様、殿」のように漢字があるのに「さん」には無いのだろうか?・・・と。

そしたら「さん」の漢字は「様」なんですね。

つまり「さん」の言い方は「さま」の撥音便というものらしく、少し親しみを込めた様の転じ読みなんだそうです。

考えるいい機会になったことに感謝です。

投稿: 玉井人ひろた | 2016年6月15日 (水) 15時00分

むかし、取引先の年上の社長からの手紙に「兄(けい)」と呼ばれたことがあります。男性への敬称としては消滅したように思いますが、親しみがあってしかも礼にかなっている。

このブログでも、かつては使ったことがありました。

投稿: ましま | 2016年6月15日 (水) 15時26分

関西の芸人を中心に先輩芸人に対し「にいさん」と敬称がい甘デモよく使われているのを視ますが、私の地域でも先輩の男性に対しては「OOあんちゃ(兄さんのこと)」の言い方が今でも普通に使われています。

ただ、最近は「さん」が圧倒してきています

投稿: 玉井人ひろた | 2016年6月16日 (木) 08時14分

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