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2016年5月30日 (月)

先が見えない

 29日東洋経済ネット版で証券アナリストが書いている。

伊勢志摩サミットが終わった。祖父が長崎で被爆した筆者としては、サミットより、オバマ大統領の広島訪問の方が、個人的には感慨を覚えるが、ほとんどの方が、特に経済政策面では、サミットで大いに成果があったとは感じにくいのではないだろうか。

 新聞論調は、読売の社説が日本経済に危険な要素があるという首相の説明をなぞっただけという例外をのぞくと、G7そのものには成果が見られなかったという説明が、ほとんどマスコミを支配している。

 今日30日、毎日新聞と日経新聞の世論調査が発表された。内閣支持率が3から5ポイント上がっているという結果だが、毎日には面白い数字が上がっている。

 伊勢志摩サミットで首相が議長としてリーダーシップを「発揮したと思う」が52%、「思わない」が34%で、前者の内閣支持率は69%にのぼり、そうは思わないと答えた層の不支持率が59%であったということである。

 リーダーシップがほとんど見られなかったというマスコミ論調と逆の結果だ。しかし、オバマ大統領の広島訪問を良かったと思うが90%にのぼっている点を見ると、世論というのは、映像化されないサミットの議論やそのとりまとめには関心が向かず、繰り返し報道される伊勢や広島への首相の案内だけをリーダーシップととらえているのであろう。

 それがあからさまに、支持率に反映するのである。同じ調査で、参院選に必ず行く60%、多分行くが28%、合計で88%いかない2%――、信じられますか?。世論調査の結果が本当なら安倍内閣が倒れることは絶対にありえない。

 しかし、選挙は水もの。すでに、消費税率や衆参同時選挙をめぐり、安倍、麻生、谷垣そして公明党などの間で、与党間不一致が表面化、これから何がおこるかわからない。こういった先の見えない混とんの時代に、軍隊が存在しないということは救いのひとつである。

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