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2016年4月28日 (木)

This is a pen

 前回、前々回と続けて「ワル餓鬼」時代の戯れ言葉を紹介した。直接の関係はないが、言葉に関して『週刊エコノミスト(5/3・10)』にこんな記事があった。

 アメリカの大統領候補の英語力ということで、カリフォルニアの大学院生が演説などから分析している。

 それによると、評価はクルーズ氏が一番高く、高校1年生レベル。クリントン氏、サンダース氏、ルビオ氏などは、おおむね中学2年生レベル。対してトランプ氏は飛び抜けて低く、小学4年生レベルだとする。

 その理由は、発言のひとつことつの文章が非常に短く、しかも使っている単語の音節が少ないことだとする。日本人なら"This is a pen"の類だ。

 頻発するのは"unbelievable"(信じられない)や"tremendous"(ものすごい)などの単語、そしてwinでありlose、あるいはgoodbadなど子供でも分かる短い基本単語が多いという。

 そうか、善悪二元論や人身攻撃の悪態をつくのは、このところのアメリカが元祖かも知れない。トランプは正直にそれを演じてみせただけだ。この傾向はアラブでもヨーロッパでも流行し、紛争の種を作っている。

 日本の政治家は何年生レベルなのだろう。トランプの真似さえしなければ、「世界に冠たる」超高学歴社会ニッポン、と称賛されるのになあ。

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コメント

その学生さんは学校などでの講義や、講演会、そして普段の語学力の観点からの評価で考えたのでしょうね。

現在、彼らが行っているのは「選挙演説」です。

小泉前総理の選挙での演説がそうだったように、選挙演説はいかに短い言葉で、解りやすい言葉で訴え、有権者に印象付けるかが優先されます。

ですから、その観点から行けばトランプ氏の
言葉の使い方が最も優れている選挙言葉と言うことになりましょう。

クルーズ氏の結果は、それを物語っていると思います

投稿: 玉井人ひろた | 2016年4月28日 (木) 17時26分

昔の政治家は、演説の上手下手で評価が決まり、早稲田など大学の弁論部はその養成機関だった。

今は、小学中学年の坊ちゃん嬢ちゃん相手に練習をした方がよさそうですね。

投稿: ましま | 2016年4月28日 (木) 18時05分

これでは、国政選挙そのものが、AKBの総選挙の足元にも及ばない、どこかの野生の猿の群れの中のボス猿の総選挙に成り下がってしまうのではないかということを想定すれば、もう怒りを通り越して、ただただ聞いて呆れるばかりとしか言いようがないのですが?

投稿: asa | 2016年4月29日 (金) 11時47分

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