« 原発関連4題 | トップページ | 丸山和也発言擁護 »

2016年2月18日 (木)

中国ゴーマニズムの危険

 下記ロイター電の内容は、本日付各紙で一斉に報道された。

[ワシントン 16日 ロイター] - 米ニュース放送局FOXニュースは16日、中国軍が南シナ海の島に地対空ミサイルを配備したと報じた。民間の衛星画像で確認したという。衛星画像はイメージサット・インターナショナルが撮影した。

中国が南シナ海で地対空ミサイル配備、米国と台湾が確認

南シナ海・パラセル諸島のウッディー島(永興島)に地対空ミサイルの発射装置やレーダーシステムが配備されているのが写っている。

ウッディー島は、中国、台湾、ベトナムが領有権を主張している。

米国防総省のアーバン報道官は「機密事項に関わる問題にはコメントできないが、われわれはこれらの問題を注視している」としている。

  FOXニュースは、ミサイルはこの1週間ほどの間に配備された可能性があると報じている。画像によると、ウッディー島の浜辺には今月3日には何もなかったが、14日にはミサイルが写っているという。

 中国は、これまで南シナ海の軍事基地化を否定していたが、今回は「防衛上」の理由を上げて正当化しようとする当局の反応が見られる。

  北朝鮮の核武装化に対して高高度防衛ミサイル(THAAD)」防衛で対処しようとする韓国の計画に抗議はしても、多数国の海上交通に脅威を与える国際法無視の既成事実を積みあげていくというやりかたは、中国特有の「傲慢さ」を表面化させたように見える。

 これまでにフィリピンを小国扱いする発言もあったという。漢民族特有の”中華思想”が表面化したのか。もっとも、日本敗戦まで続いた、かつての日本の傲慢さから見ると大きなことは言えない。

 この南シナ海の各岩礁も、日本が南方原油輸送などの安全を目指して内海化を意図し、当時日本の一部だった台湾省に所属させたことがある。

 その台湾を中華民国→中華人民共和国と引き継いだのだから「中国領だ」、という理屈も成り立つ。しかし、中国もさすがにはそれは言いだせないだろう。旧日本は、基地化まではしなかったというよりできなかったのだ。

 周恩来らが平和5原則をとなえ、大国の横暴を押さえようとしたバンドン会議の精神や、いまいずこ……、である。中国に傲慢さがはびこる限り、世界のリーダーどころか、自国の発展すら足踏みや後退から免れないだろう。

|

« 原発関連4題 | トップページ | 丸山和也発言擁護 »

東アジア共同体」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/468248/64018841

この記事へのトラックバック一覧です: 中国ゴーマニズムの危険:

« 原発関連4題 | トップページ | 丸山和也発言擁護 »