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2016年1月 9日 (土)

危機の日常化

 ウクライナの危機、ISの跳梁、法律無視の日本政権、中国南シナ海制圧へ、トルコ、ロシア機撃墜、それは去年のことだ。年が明けて10日もたたないのに、イラン・サウジの国交断絶、シーア派・スンニ派、ムスリム同士の正面衝突。北朝鮮が無警告水爆実験――。

 一触即発で、大戦争になりかねない武力ひけらかしゲームが続く。緊張の朝鮮半島38度線も何事もなかったように日が明けた。事が起きない方がいいに決まっている。大戦が去って71年、平和をことほぐ気分とは言えない白けた気分の日々が続く。

 差別あり、抑圧あり、虐殺あり、難民あり、恒常化した貧困、地球温暖化や大気汚染におののく庶民。その裏で何兆もかけたゲームをもてあそぶ「国家」の存在。そうではない「国と組もう」という、当塾の看板も色あせた。

 そこから抜け出せる日は、いつかくるだろう。それまで塾の門はいつもあけておく。

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コメント

「そうでない国と組もう」
って、具体的にどんな国のことですか?

どの国のことですか?

投稿: makoto | 2016年1月 9日 (土) 18時57分

アジェンダ―諸国という言葉があります。しかし、言葉としては曖昧で定義がありません。生物兵器、化学兵器、地雷、クラスター爆弾、これら非人道兵器は、国際的に使用が禁止されている条約があります。

 これらは、国連の常任理事国ではない、非同盟諸国や中小国家が多いのですが国連で人道的立場に立ち、共同して平和に寄与する諸提案をし、場合によると100カ国以上の賛成で採択されています。

 国としては、ニュージーランド、アイルランド、ノルウェー、スイスなどが提案国となることが多く、日本もそのいくつかに賛成していますが、アメリカが反対しているようなものには賛成していません。

 常任理事国の拒否権で機能不全になった国連で、これらの国々の国際世論がだんだん無視できなくなりつつあります。

投稿: ましま | 2016年1月 9日 (土) 20時43分

よく分かりませんが、ありがとうございました。

確かにこの塾の看板に、「戦争したい国よりしない国と組もう」とありますね。
でも、戦争って、こっちが拒否していても、向こうから勝手にやってくる場合もありますよ。
台風と同じでしょ。
誰かが「憲法9条に『台風反対』と書いておけばいい」と言っていましたが名言ですよね。

あなたは中国の国内問題として、中国の侵略を認めていないが、チベットのように何もしていないのに侵略され同化政策を取られているところもあるし。

そう言えば、昨日、読売新聞にこんな記事がありました。
これを読んもまだ国内問題と言いますかね。

「読売新聞」
中国当局に抗議、チベット族の焼身自殺140人

 インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府のロブサン・センゲ首相(47)が9日、東京都内で読売新聞の取材に応じた。

 センゲ氏は、中国国内で少数民族とされるチベット族のうち、中国当局の抑圧的な統治への抗議として焼身自殺を図った人が2009年以降これまでに約140人に上り、うち約120人が死亡したとした上で、「あらゆるチベット族が圧力を感じている」と語った。

投稿: makoto | 2016年1月10日 (日) 14時36分

あなたはきっと、日本が中国と不可侵条約や、軍事同盟を結んだら、大喜びするのでしょうね。
アメリカと同じく、「戦争する国」なのに。

投稿: makoto | 2016年1月10日 (日) 14時39分

makotoさまは人の意見を勝手に作る。中国と組もうなど、1度も言ったことがありません。

ただ、中国とチベットの歴史的関係らなら、唐の時代からさかのぼって調べると、中国というより共産党の間違いをより詳しく知ることができるでしょう。お勧めします。

投稿: ましま | 2016年1月10日 (日) 19時09分

いつも人の言葉を微妙に変えて攻撃したり、人の意見を作るのはあなたでしょう。

あなたが「中国と組もう」と1度も言っていないのはわかっています。
だから、私は、「・・・でしょうね」と言って推測しているのです。
そしておそらくその通りになるでしょうね。

中国の歴史は結構好きで本を何冊も読んでます。
あなた以上に詳しいと思いますよ。
小説「十八史略」は、私の大好きな本の一つです。

あなたは、歴史から見てチベットが中国の一部だとおっしゃる。
だったら、モンゴルも中国の一部ではないですか?

それにしても、いきなりチベットに軍隊を投入し、住民を虐殺し、今でも浄化政策と同化政策を行っている中国には一切憤りを感じず、上に挙げたようなチベットの悲惨さに対しては特に何も感じないあなたは、私から見たら異常としか思えませんが、あなたから見たら私の方が異常なんでしょうね。

投稿: makoto | 2016年1月11日 (月) 07時32分

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