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2015年11月 7日 (土)

『古事記』に見る基礎工事

 『古事記』の天孫降臨は、なにしろ天から「八重たな雲を押し分けて」筑紫の日向の高千穂の嶺に天下りするわけだから、受け入れる宮も空に届く高層建築で、しっかりしたものを作らなければならない。

 つまり、高層マンションにふさわしいような立地と頑丈さが要求されるのだ。見晴らしがいいこと、日当たりがいいことも必須条件だ。杭が地盤に届かないような建築では、とても天孫が降りてこれない。

 「此地は韓国に向かひ、笠沙の御前(みさき)を真来通りて、朝日の直刺す国、夕日の日照る国なり。故、此地は甚吉き地。」と詔りたまひて、底つ石根に宮柱ふとしり、高天の原に氷掾たかしりて坐しき。(岩波文庫)

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コメント

福島県の山との中で有名な山は、我が村にある高村光太郎の詩に出てくる「安達太良山」など複数ありますが、福島県の山として最も有名なのは「会津磐梯山(ばんだいさん)」でしょうね。

磐梯とはそ名の通り天の国へ石段・岩の梯子と言う意味です。
天下りの場所はこう言う場所ではなかったかと思いたいです

投稿: 玉井人ひろた | 2015年11月 9日 (月) 07時55分

磐梯の「盤」は岩盤の「盤」だったのですね!。
♪宝の山、だけではなかった。

投稿: ましま | 2015年11月 9日 (月) 08時31分

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