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2015年8月17日 (月)

「平和安全法制」という不真面目

 「アメリカの戦争にも付き合おう」という安保法制化を、安倍内閣は「平和安全法制」という。「なんと不真面目な」と思うのだが、まだ、政府の言い分をもっともだ、と感じている人が少数ながらいることも事実だ。

 アメリカのウイルソン大統領は「戦争を終わらせるため、なくするためのやむを得ない措置として参戦する」といって第一次大戦参加を平和目的とした。第二次大戦について、昭和天皇は「東亞ノ安定ヲ確保シ以テ世界ノ平和ニ寄與スル」という詔勅を発している。

 逆に言うと「平和」という言葉こそ胡散臭いものはないと心得たほうがよさそうだ。もう一つ付け加えておこう。アメリカと集団的自衛権を深化させれば戦争になっても勝てるし思っている人達だ。

 戦後、朝鮮戦争、ベトナム戦争、そしていまだに後を引いているアフガンやイラクでの戦争。大勢の人命を失い戦費を費やしているが、結果として戦後70年間、勝ったと結論付けられそうな戦争は、ほとんど見当たらない。

 その失敗の後始末をどうつけるかに迷っている最中だということに、政府も気が付いていないか、またはそのふりをしているだけだ。まあ、安倍体制をそのまままかしておける政権でない、ということだけは、日本国民として自覚しておく必要がある。

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コメント

批判が多いため、いつからか安倍総理は頭に「平和・・」をつけて呼ぶようになりましたね。
姑息なことをやりだしたのは、不安の表れでしょう

投稿: 玉井人ひろた | 2015年8月18日 (火) 12時11分

そうです。内閣府が使っている正式名称もそうしてます。

70うん年前、♪東洋平和のためならば……という歌で出征兵士を送り出しました・

新ニックネームは「姑息チャン」にしようかな。

投稿: ましま | 2015年8月18日 (火) 13時21分

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