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2015年7月21日 (火)

アベ生出演の怪奇

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 前回記事のコメント欄で、首相のフジテレビ生出演を予告。みんなで見ましょうとおすすめした。

 参議院での討論を前に「国民にわかりやすく説明する」ためという。「わかりました。それじゃあ集団的自衛権解釈変更の安保法案に賛成しましょう」という内容を期待していた。

 冒頭、「法律論に偏り過ぎて政策論がない」とおっしゃる。「その通り!」

世界の安保環境が変わった、などサッパリ議論がない。
「どこがどう変わったの?」と聞くと「それは企業秘密」と答えるくせに。

 そもそも、歴代法制局が堅持してきて「集団的自衛権の権利はあるが憲法解釈上行使はできない」という方針を、局長官の首をすげ替えてまでして変更したのは誰だったっけ。10ある法案を1本にまとめ、砂川判決があるから合憲などと言いだしたのも忘れているよう。

 そんなことはどうでもいいとばかり深入りせず持ち出したのが、絵ときならぬアクションフィギュアばりの玩具。

 隣の家の離れが火事になったら自衛隊が消火に当たります。ただし家には近づかず道から放水。消火器は後方支援ですから危なくないところで渡します。本家の方へは行きません。

 たしかにわかりやすい。それなら「賛成しようか」ではなく「やはり反対だね」となること必定。国民はなめられたものだ。こんなハチャメチャ論理で納得すると思われている。

 一体誰が企画したのだろう。局?、代理店?、効果に重きを置くプロの仕事ではなさそうだ。党かアベ自身か?。局には、一党一派に偏した企画はしないよう文書がきている。また、自民党議員の番組出演は禁止され断られたりしている。

 首相自らの出演だから、なにも文句をいう筋合いがない。矛盾だらけでつっこみどころ満載だ。これを通してしまうような与野党参院議員なら、存在価値なしと言われても仕方ない。

 塾頭は、我慢しきれず、大相撲名古屋場所の方に切り替えてしまった。今日は、昨日の産経系フジテレビに続き読売系のBSテレビに出演するとか。もう見る気はしない。 最後に大阪府のある町でのできごと。

 地元俳句会が選んだ、

 梅雨空に『九条守れ』の女性デモ

これを、市の公民館月報は「世論を二分するテーマ」だからという理由で掲載を拒否、言論の自由侵害で選者たちが提訴したという投書(毎日新聞7/21・東京)があった。

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コメント

ましまさんに推薦されたので、時間を調整して見ましたが、心底疲れた。
『また、つまらぬものを切ってしまった』がアニメ、ルパン三世の五右衛門の決め台詞ですが、
これ、志位和夫とか辻元清美に厳しく質問された安倍晋三の子供染みた御粗末な言い訳に終始する国会答弁を、もっと劣化させたもの。

『また、気持ち悪いものを見てしまった。』ですね。
前々からの傾向なのですが、
今回の『平和法案』では、最早、名人芸の域にまで達しているが、質問と回答が無関係。
少しも噛み合っていないのです。
しかもだらだらと長い。
ところが妙に自信たっぷりで、本人は自分では質問との齟齬を認識していないらしいのですよ。
この不思議ですが、木霊の宿る町のオノマさんは、
『2015.07.06 Monday
資料 安倍首相は「取り繕い反応」ではなかろうか』
で、初期のアルツハイマー病患者さんの特徴として、理由をつけて、上手くその場を切り抜けるため、
「取り繕い」が上手いことがあげられます。

たしかに、アルツハイマー病患者さんだと思えば、全てがピッタリ当て嵌まります。

投稿: 宗純 | 2015年7月21日 (火) 15時29分

宗純 さま
心底疲れさせてしまい、ごめんなさい。塾頭もこれほどではないと思っていた。国会質疑と違って局に入ってからも1時間以上の準備時間ががあったのに、あの程度しは。

外野席だけでなく、ベンチでもなにか怪しい動きがでてきたようです。

投稿: ましま | 2015年7月21日 (火) 18時00分

宗純 さまには悪いことをしてしまったが、「みんなで見ましょう」呼びかけは大成功のようです。

マスコミでも政界でもネットの上でも悪評紛々。塾頭でさえ目を覆いたくなるほど。

さあ、参議院ではどうする?。高村さんや菅さんは平気を装っているが、内心はtyphoon

投稿: ましま | 2015年7月22日 (水) 08時53分

今日の毎日新聞『記者の目』では、
『戦後70年夏 反知性主義を考える』と題して、今回問題の安倍晋三『平和法案』を側面から取上げているのですが、
前々から言われていることですが、落ちこぼれ3流大学卒のコンプレックスからか、自分より賢い人材を登用せず、安倍晋三の周りを作家の百田のようなお友達ばかりで固めているので、安倍周辺には人材が不足するし、外部のまともの有識者の意見を一切聞かない。
この反知性主義の鉄のガードですが、
『立憲主義』を『聞いたことが無い』と言い切った安倍首相の最側近である磯崎補佐官は東大法学部卒。
『憲法学者は字面に拘る』と言い放ったのは弁護士資格がある町村自民党副総裁。弁護士が法律の文言を無視したら100%アウトですよ。
反知性主義と言うよりも、小心者の高偏差値バカですね。
安倍晋三はアメリカの顔色だけを伺い、
自民党や官邸は安倍の顔色だけを見ていて、それ以外は一切無視して暴走しているのです。

投稿: 宗純 | 2015年7月22日 (水) 08時54分

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