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2015年5月19日 (火)

平和!平和!平和ヽ(´▽`)/

 安保関連法案は今月下旬国会で審議入りする雲行きだが、与党は、委員会を我が国および国際社会の平和安全法制に関する特別委員会」と称する特別委員会とし、略称を「平和安全特別委」とするよう提案している。

 福島瑞穂さんいう所の「戦争法案」をペンキで隠し、「平和・安全」に書き換えようという事だ。「頭隠して尻かくさず」でいかにも子供じみている。「これが国会だろうか」と思うと情けなくなる。新法案「国際平和支援法」と10本の現行法改正は、「平和」コールで通ると思っているのだろう。

 ためしに、新法案だけで「平和」がいくつ出てくるか数えてみた。標題などを含め、13条の法案に20回もでてくる。「平和」を言えば戦争もOKというのは、100年も前から使い古された手であることを知らないようだ。

 ウイルソン大統領が第一次大戦に「戦争を無くするための戦争」と位置づけて参戦したり、タフト前大統領が「平和強制連盟」(平和のためなら戦争で強制するとも読める)を提唱したりした。国際連盟や国連発足をリードしたのもアメリカである。

 そのアメリカがこの70年間、全くかかわっていない戦争があっただろうか。ちょっと考えただけではでてこない。「領土問題には介入しない」といって、尖閣についても冷たい反応をしていたアメリカ、それならフォークランド島でイギリスとアルゼンチンが戦った戦争はどうだっただろうと思って調べてみた。

 なんと、イギリスのために軍艦や飛行機まで出して「後方支援」に精だし、日本へもアルゼンチンへの経済封鎖に協力するよう言ってきた。日本は、国連の非難決議には加わったものの経済制裁は断った。時の総理大臣は鈴木善幸である。

 国際平和支援法が通ったならどうなるだろう。アメリカは当然協力を言ってくる。海上給油艦や船舶臨検などだ。
 ――我が国が国際社会の一員としてこれに主体的かつ積極的に寄与する必要があるもの(以下、「国際平和共同対処事態」という。)――
 ならば、まさに地球の裏側でも戦争に参加できるのだ。理屈などいくらでもつけられる。

 安倍首相なら、多分適用第1号にしただろう。

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