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2015年5月21日 (木)

日本への誤解を放置するな

. 追い込み漁のイルカ調達を動物虐待に加担するものとして、WAZA(世界動物園水族館協会)から資格停止措置などの圧力を受け、これに屈した日本動物園水族館協会(JAZA)が調達停止を受け入れることにした。

 これについて、同協会は記者会見で見解を述べている。(時事通信

 「いったい、追い込み漁のどの部分が残酷なのか」。日本動物園水族館協会(JAZA)の荒井一利会長は20日夕、追い込み漁によるイルカ調達禁止を発表する一方、国際社会からの批判に疑問を呈し、「協会が追い込み漁や捕鯨文化を批判しているわけでは決してない」と強調した。
 東京・霞が関の環境省で午後6時から開かれた記者会見。海外メディアを含む60人以上の報道陣が詰め掛け、関心の高さをうかがわせた。
 
  荒井会長は「追い込み漁は残酷な手法ではないと一貫して主張してきたが、残念ながら理解してもらえなかった」と納得がいかない様子。世界動物園水族館協会(WAZA)に対し、「どこが残酷なのか具体的に指摘してほしいと何度も申し上げたが、回答はなかった」と無念さをにじませた。

海外メディアから「今回の問題で日本が失ったもの、得たものは」と問われると、「イルカの入手が困難になり、日本の水族館にとって極めて不利になった。一方で国民の関心が非常に高いことも分かったので期待に応えたい」と話した。

 納得がいかなくても大勢に順応する。従軍慰安婦をイルカと一緒にするわけではないが、同協会は、除名されても実情を曲げずに主張し続けてほしかった。文化の違いとかという事とは別に、日本人の残虐性を自認してしまうことになる。

 それが先方の文化なのだ。イルカショーは何度も見たが、飼育員、訓練員が日本人独特の動物に対する細やかな愛情が、完璧な演技や美しさを醸し出しているのだと思う。ライフルで狩猟をすることがハイソサエティ の趣味で、馬に鞭を当てて駆けっこをさせるのが国技の国とは違う。

 従軍慰安婦の方はもっと複雑だ。日本人男性には、あたかも「性奴隷」といった女性虐待の属性があるような海外認識が定着してもやむを得ない、というような、日本からの発信力の弱さがあることだ。

 その点は、西欧と異なる誇るべき文化がある。女性を保護したり高めたりしてきた長い歴史、その中ですべて証明できることなのに、それができずにいる。発信力ゼロの塾頭としては、歯がゆいばかりだ。

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